アシメトリー

アシメトリー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×23
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
4
得点
27
評価数
8
平均
3.5 / 5
神率
12.5%
著者
水原とほる 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
高緒拾 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
ISBN
9784773003352

あらすじ

ジュエリーデザイナーの香津美の楽しみは、週末にクラブで談笑すること。
華奢な香津美は大学院生の一樹を始め、いつも3人の男達に口説かれていたが、体に秘密を持っていたため、誰とも深く関わらないようにしていた。
そんな香津美が密かに憧れていたのは、年上の相場師・北条だった。
ところが、焦れた3人は香津美を罠に陥れ、襲いかかってきた。
そこに、呼び出された北条が現れて―。

表題作アシメトリー

北条 相場師
香津美 ジュエリーデザイナー

その他の収録作品

  • 傷痕

レビュー投稿数4

トラウマ持ちの受け

表題作「アシメトリー」と続編「傷跡」の中編2本立てです。
どちらも香津美(受け)の視点で進みます。

「アシメトリー」は香津美が辛い経験を経て、北条(攻め)と恋人同士になる話、「傷跡」はその続編です。

「アシメトリー」では香津美が北条以外の男に抱かれるシーンが複数ありますし、「傷跡」は人前でのセックスがあります。ページをとってしっかり書かれていますので、苦手な方はご注意ください。

私は基本的に痛い話って苦手なので、「アシメトリー」の3人によるレイプ場面は読んでいてキツかったです。フォークでは痛い痛いって思わず声が出そうになりました。北条に酷い姿を見られて笑いだす香津美に胸が痛かったです。本人に非があるとはいえ辛すぎます。

ただ、その後も誤解なんかで北条からも手酷い目に遭う展開になるのではと冷や冷やしていたのですが、すんなり両想いになりましたし、多少の嫉妬はありましたが、レイプ以降は最後まで甘い内容でほっとしました。後半に甘さが入っているので読後が悪くないです。

高緒先生のイラストは素敵でしたが、香津美が笑顔の絵が一枚もなかったのは残念でした。攻められてばかりでなく北条と幸せそうな表情が欲しかったです。

過去にトラウマのある受け、年上で大人な攻め、自立した社会人カップルがお好きな方にお勧めだと思います。

3

水原さん&高緒さんだー!

水原とほるさんと高緒拾さんのコンビ再び!って感じで喜びいさんで読みましたー。

木原さん作品にも登場しますが陰嚢が1つしかないという所謂片玉です。
どうもこの設定を見ると有名芸人コンビの片方の方を連想してしまってイマイチ深刻度が…。
うーん女性には分からないけど実際は凄いコンプレックスなんだろうなあ、きっと。

まあともかく学生時代に心を許した先輩に裏切られたショックもあって香津美は己の身体に強烈なコンプレックスを持っています。
それは精神面でも影響を及ぼしていて、彼の作るアクセサリーは全てがアシメトリーのデザインです。
彼は行きつけのゲイバーへと通い、そこで常連の3人達と恋愛めいた駆け引きの会話を楽しみながら飲んだり、時に遊びに出掛けたりという生活をおくっています。
それなりに平穏に暮らしていた筈なのに、呼び出された3人に香津美は突然暴力的にレイプされ、今まで隠していた身体の秘密も知られてしまいショックで呆然としていた彼を助けてくれたのは、同じ店にいた常連客、北条。
北条は今までも、香津美が気になっていて内心心配していたと言われ、更にずっと見ていたとまで告白されます。
何という王子様、北条!!
レイプで傷付いた身体と心を彼がおもいっきり癒してくれちゃいます。

「傷痕」はレイプ連中の1人、一樹が香津美の目の前に現れます。
香津美よりも年下でサデスティックな性癖を持つ彼ですが、彼なりにそんな自分に悩み苦しんでおり、その相談相手として香津美にすがります。
元々弟分の様に可愛がってきたので酷い目にあっても、目の前で真面目に悩みを打ち明けられると放っておけない香津美。
ここでそう見せかけておいて実は!!とかあるかも~とか思ってたんですがそんな事はなく普通に一樹は根はいい子でした。
3人がかりでのレイプシーンは痛いですが、そのシーン以外は割と甘め。愛あるエロシーンも沢山入ってます。
もうちょい何かこう突き抜けても良かった気もしますが楽しめました。

高緒さんの挿絵はモロ好みなので言う事無しです、眼福。

4

コンプレックスの昇華

2006年刊、電子書籍にて購入、挿絵なし。
今回の主人公・香津美(かつみ)は子供の頃より睾丸が片方しかないというコンプレックスを抱えている。
やむを得ない事情で摘出せざるを得なかったとはいえ、この手のコンプレックスは若いうち程根深いと思う。
香津美は17歳の頃に初体験の相手にその事をバラされたせいで、人間不信レベルのトラウマを負ってしまった。

そんな香津美だが、通いのクラブの飲み仲間の北条に密かに好意を持つようになる。
しかし、誰とも深い関係を持たないようにと注意していた為に、他の飲み仲間達にレイプされるといった結構キツい展開もある。
そのシーンを除けば、水原さん作品にしては比較的穏やか目、になるのだろうか…
(えーーーーっっ(;´Д`))
辛い目に遇いつつも、やっと自らをさらけ出せる相手を見付けた香津美だった。

ちなみに攻め・北条は堅気の男で、相場師として稼いでいる(*何か今時の投資家とはちょっと違うみたい?)
もし彼が経済ヤクザだったら、香津美をレイプした3人に容赦なく制裁を加えてほしいものだと思っていたのだけどな…

更に畳み掛けるような痛い展開がなく無事くっついたなとほっとしていたら、後日談『傷痕』では香津美をレイプした一人、一樹の更生を見届ける展開になってしまった。
最初は香津美のお人好しな性格を利用されてしまうのでは?とおっかなかったが、ま、無事でなにより。

はっきりと北条が「甘やかされてきた結果だ」って断言してくれただけでパンチがあったけれどね。
水原さん作品で、受けを酷い目に遇わせたモブキャラが救済されるってのが意外だったな。

0

甘めの水原とほる

水原とほるさんにしては甘いお話でした。
一応痛いシーンもあるんですが、甘々のラブラブイチャイチャが大半で、水原さんらしくなくてびっくりしましたw

主人公はカタタマ男です。タマが一つしかない。それがコンプレックスで、セックスできないでいる。
ぶっちゃけしょーもないトラウマだなァと思ってしまいましたw
タイトルのアシメトリーというのは、非対称という意味です。
でまあ、ひどいレイプされたあと、そこから救ってくれた相手と結ばれる、みたいな話です。
恥ずかしいぐらいのラブラブイチャイチャです。残虐なレイプシーンより読むのが辛かったw

水原とほるさんには痛い作品が似合ってるなァと思った私です。

3

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