愛ってそういうものなんだって、腑に落ちてしまった――

コミック

  • 寄宿舎の黒猫は夜をしらない(下)

寄宿舎の黒猫は夜をしらない(下)

kishukusha no kuroneko wa yoru wo shiranai

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表題作寄宿舎の黒猫は夜をしらない(下)

ジーン・ミィシェーレ
ブラン・カレッジハイスクールの2年生
ユキ・ハセガワ
ブラン・カレッジハイスクールの1年生

同時収録作品寄宿舎の黒猫は夜をしらない(下)

パベル
アウラ

その他の収録作品

  • たとえばこんな未来(描き下ろし)
  • おもてのうらばなし。(カバー下)
  • あとがき(カバー下)

あらすじ

アウラを襲った犯人が見つかったらしい!?
ジーンに首筋を噛まれ、学園の吸血鬼の秘密を知ってしまったユキ。
それは、吸血人類との間に課せられた、あまりに切なく愛おしい恋の顛末だった。
俺たち人間は、愛さないということでしか彼らを幸せにできないのか――
ユキは、己の中に芽生え始めていたジーンへの気持ちに蓋をしようと決意して…!?

肌に喰いこむ牙の感触が、言葉よりも雄弁に愛を囁く――人間と吸血人類の、種族を超えた真実の愛の物語!!

作品情報

作品名
寄宿舎の黒猫は夜をしらない(下)
著者
鯛野ニッケ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199608759
4.6

(324)

(244)

萌々

(54)

(13)

中立

(5)

趣味じゃない

(8)

レビュー数
34
得点
1480
評価数
324
平均
4.6 / 5
神率
75.3%

レビュー投稿数34

ミステリー系BLの傑作(下)

◎伏線回収がありつつ謎が解かれていく
◎納得できるキャラの背景と行動
◎カラーのイラストも素敵
◎えっちなシーンへの導入が丁寧
◎下巻にぴったりな美しく切ない展開
◎上下構成のBLのお手本

上巻読んでる方は、すでに雰囲気を把握されていると思いますが
上巻の勢いのままで下巻ではさらに加速された展開が待ってます。

他に言いたいことは上巻のレビューで書いたので
ネタバレを読まず新鮮な状態で読むことをおすすめしておきます。
集中して読める環境と涙を拭くティッシュやらハンカチやらを
ご用意ください。

個人的に殿堂入りの作品で、何回読んでも泣くし感動します。
記憶を消して読みたいくらいです。
ストーリー重視のBLが好きな方は絶対に読んでください!

0

何度も読み返したくなる作品に出会えました!

お互い好き同士でも人間と吸血鬼、人種の違いで待っているのは苦しい未来…真実を知りそれでも惹かれ合う4人の葛藤に涙が止まりませんでした…噂を鵜呑みにせず自分の考えを持ち自分で見て聞いたことを信じて物事を考えられるユキくんの言動には私も惹かれ救われました。ユキくんがいたからこそのジーンの決意だよなと…愛について深く考えさせられる作品でした。それぞれの幸せを願わずにいられません。!何度も読み返したくなる作品に出会えました。

0

何て切ない告白なんだ…( ;∀;)‼

「愛してしまって ごめんなさい」
何て不条理で矛盾していて、、、そして精一杯の告白なのでしょうか

ただ愛してるという想いを告げたいだけなのに、、、
それが相手の負担になってしまう
その上確実に両思いなのに、、、。゚(゚´Д`゚)゚。

まさに吸血人類という種と人間との違いが弊害となっている切ないラブストーリー
ファンタジー設定を活かしきったこのドラマティックな世界に心が震えます

ジーンに立ち向かい切り開く勇気を与えたユキの愛
種を超え、ただその美しさと慈愛に触れ側に居たいと思わせたジーンの一途な愛

とてもドラマティックな「物語」に浸かれました
世界観を創り上げる先生の情感溢れるキャラ達のお顔の描写がまたグッと来ます
切なさや愛おしさに、そして快楽に溺れる表情、そして過ごした月日を感じさせる穏やかな表情に大きな愛を感じます

ジーンとユキ、パベルとアウラの事を想えばもうこれ以上ない良くできた上下巻!
だけどやっぱりどこか心がチクっとしてしまうのはウェクスラー先生にも救済があって欲しかったな。。。って思ってしまう
カバー下「おもてのうらばなし。」にてチラッと先生の構想がありましたが、、、そもそもの先生の相手が逃げたままだったという終わりが哀しさと苦みを私に残していました。。。

そしてそんな所もこの作品の持つ雰囲気のひとつなんだと思い、また先生の唯一無二の忘れられない世界に魅せられました

修正|絡みはありますが性器の描き込みはなくぼかしというか無な感じなので修正自体はナシで作画を邪魔しません

1

2CP楽しめる

メインカプ以外にも話の中心となるCPがいて、
そちらの話も良きです。
パベルとアウラ。
パベルのキバには忘却の力が。
好きあっているのに、先に待つのは忘却。
それでも諦めずに向き合った結果、
少しずつアウラも「慣れ」、記憶をひっぱり出せるようになります。
最後の結婚式のブーケのくだりもよかった♡

ジーンには照れ隠しでツンツンしちゃうユキだけど、星の鱗粉を撒き散らしてしまうからモロバレ♡
描き下ろしも甘々ハッピーであったかい気持ちになれます^_^

1

No Title

寄宿舎の黒猫は夜を知らない とても好きだった…なんて切ないんだ。まるで映画のようなお話でした…。余韻がすごい…。ネタバレというか、何がテーマか知らない方が楽しめると思うので書かないけど世界観が好きだなぁ、何度も再読したくなる作品ですね。特にユキのキャラクター大好き。

1

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