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表題作恋愛感情論(2)

青山和
大学3年生
東雲涼真
26歳,レンタル彼氏

その他の収録作品

  • 第12.5話(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

君の「好き」が見たくてたまらない

特殊体質の涼真は、他人の感情が記号になって見える。
大学生の青山と恋人になり、感情の見えづらかった青山から
熱烈な(好き)を浴びる甘い日々。
でも突然、感情が見えなくなって――

人の気持ちがわからないって、こんなに怖いんだ

恋は人を臆病にするけど、君がいるから強くなれる。
新感覚じれキュンBL、溺愛最高潮の恋人編!

作品情報

作品名
恋愛感情論(2)
著者
相葉キョウコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスデラックス
シリーズ
恋愛感情論
発売日
電子発売日
ISBN
9784799753729
4.1

(78)

(25)

萌々

(39)

(12)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
319
評価数
78
平均
4.1 / 5
神率
32.1%

レビュー投稿数10

ちょっといろいろモヤったけど、名言の数々!

告白ー?!まだしてなかったっけ?とまずそこにビックリw
そもそも もう付き合ってるも同然なのに、その儀式がそんなに重要?!とは思いました。

そうか、「ハート=loveとは限らない、likeかもしれない」という設定かぁ~面白い。
攻め→教授への憧憬も同じ形に見えてしまう。
さらに「急に人の心が見えなくなった!」案件。
正直、「見えなくなったんだよ~」ってちゃんと話せばいいのに…と思ったけど、この "見える設定" で今まで生きづらかったろうなぁ…と感情移入できた瞬間、言えなかった理由も謎行動も少しは納得できました。
「利用しようとした」のも、黒いモヤの正体を突き止めて、結果として自分を知るためですしね。
数々の名言・格言も出てきましたが、特に教授の「未来も現在に影響を与える」「今この瞬間から」が個人的に刺さりました。
力が戻ったのも私は好きな展開だったし、本当に面白い作品でした。
大満足です。

<良かった点>
・ついに攻めが!前髪を!上げます!
・お姫様抱っこ!
・朝起きて「いい?」ってすぐヤるやつ!
・後ろの準備に関して、やっぱりリアリティある!
・能力を生かしたお仕事きた!

<その他 モヤった点>
受けがなんか上から目線で告白をずっと「待ってあげてた」こと
なんでこのCPはこんなに対等じゃないんでしょう…ちょっと男女の恋愛にも見えてしまいました。
もう自分からすればいいのに…でもその後「みっともない」と少しだけ考えを改めるので安心しました。

<注意点>
・大勢の大学生の前で攻めが受けにいきなりキスします
(女性たちがキャー2言うので、嫌な人はいるかも)
・1巻冒頭の(受けと寝たがってる)女性に受けが相談します

0

心理学BL

恋から生まれる感情が素敵です。
相手の感情が記号化しているのがとってもかわいいというか、こういうエスパーな感じ好みです。
秀逸作品だったので、熱量を語りにきました。感情表現、心理描写が巧みでキャラ設定がしっかりしていて、表情の書き分けの作画が良いです。
青山くんの恋によりスパダリになる様子がなんともお見事!もともとお育ちが良い方なので、ダイヤモンドの原石でしたが、どんどん色気がダダ漏れで、これはヤバいわ〜と天を仰ぎました。対する特異体質の涼真も、いままで余裕で自分も相手の感情もコントロール出来ていたスパダリはどこへやら?で感情も表情もジェットコースーターに!2人の科学反応が最高でした。感情が記号で見えるまでいかないにしても誰だって自分は人とは違うって悩みはありますよ。その部分を青山君はしっかり受け止めてくれて、そりゃあ、好きになっちゃうって。BがLしてる部分の心理描写がしっかりしています。こういったところがしっかり描かれている作品が神作品だと思います。恋で人は生まれ変われる!起承転結が完璧です!

1

人の心理の描き方がおもしろい

人の気持ちが見えなくなり混乱して怖くてぐるぐるしている涼真へ、今度は和が向き合って受け止めてあげるところがよかったです。

涼真が見えなくなったことを肯定的に考えるようになっていくのも共感できました。

ユカの「人間愛だからそーゆーの気にしないし」もさばけていてツボでしたw

和が指輪に彫った言葉がこれまたステキでした。
"人が恋に落ちるのは重力のせいではない"
人が恋に落ちる原因はアインシュタインでもわからなかった…というのが好きです。
恋に落ちるのに理由はない、ですよね。

和がぽこぽこ出す♡がかわいらしくて好きだったのですが、ラストに大量に出てきてうれしいやらおもしろいやら、最高のハッピーエンドでした。


完全に好みですが(5☆満点)
すごい ☆☆☆
面白い ☆☆☆☆
内容が好き ☆☆☆☆
絵が好き ☆☆☆
キャラが好き ☆☆☆
萌える ☆☆☆☆

1

上手くまとまってはいるが…

一巻よりはかなり読み易くなっていたように思いました。
それというのも和の蘊蓄が前巻より控えめだったのが理由だと思います。今巻はより一層恋愛面に焦点が当たってて、面白くなってました。
でもなんというかこちらの作品はキャラにいまひとつ魅力が感じられないんです。
和にしても涼真にしてもです。

新感覚じれキュンBLとあらすじにありますが、萌に必要な切なさが圧倒的に少ないんです。

確かに涼真の特異な力を持つ弊害とか、その力を失った時の焦燥とかは伝わって来ました。でもだからって思ってしまうんです。
好みの問題なんだと思います。

最終的に上手くまとまってたとは思います。
イギリスから帰国した和に暗示を解いて貰って、ハートで顔が見えないくらいに好意を表す和も可愛かったです。

でも、えっ!力を戻しちゃうの?って思ってしまったのも確かでした。



2

見えなくても伝わる想い

今回は心理学を学ぶ大学生と
人の感情が可視化できるレンタル彼氏のお話です。 

両片思い状態で付き合っている2人が晴れて恋人なるまでと
本編後の後日談短編を収録。

受様は人の感情が記号化して見える特殊体質の持ち主です。

ひょんなきっかけで心理学を学ぶ大学生で
幼いころから感情を抑えて育った結果
受様にも感情が見えない攻様と知り合い、
受様は攻様の心理実験に付き合う事になります。

そうして過ごしていく中で
2人はお互いに惹かれあっていきますが
現在の2人は攻様の告白待ちという
恋人未満な関係にありました♪

攻様は何事も心理学の先達の本を指南書にしていて
受様は攻様の部屋に増えていく恋愛指南書と
検索履歴を見ないふりをして過ごす毎日です。

受様は恋愛経験豊富な年上らしく
マニュアル通りの告白は許さないぞと思いつつも
デート中ハートを散らす攻様にドキドキしっぱなしで
読者もニマニマが止まりません(笑)

イイ感じでデートが進むのですが
向かったアクアリウムの展示施設で偶然、
攻様がファンの心理学者と出会ったら
攻様ったらぽこぽこハートマークを発生させるのです♪

それを見た受様は自分に向かっていたハートも
もしかして恋愛感情じゃないのでは!?
と疑いを持ってしまうのですよ Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

しかも受様の特殊体質については
その心理学者の方が詳しいと研究室を訪ねるのですが
その帰り道で受様は今まで見えていた攻様の感情が
見えなくなっている事に気付く事になります。

受様の特殊能力は消えてしまったの!?

相葉先生の既刊「恋愛感情論」の続編は
受様の能力が消えてしまって右往左往するお話です♪

受様は見える事を厭うていましたが
実際に見えなくなると「当たり前だ」と思っても
見えない「怖さ」に苛まれる事になります。

その不安定さにぐるぐるする受様と
そんな受様の変化さえ受け止めて受様に寄り添おうとする
攻様がものすっごく良かったです。

くんくんワンコだった攻様が
すっかりスパダリ化している展開に激萌えでした♡

2

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