花のオメガと溺愛王子 ~いとし子と運命のつがい~

hana no omeg to dekiai ouji

花のオメガと溺愛王子 ~いとし子と運命のつがい~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×28
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
72
評価数
20
平均
3.7 / 5
神率
15%
著者
葵居ゆゆ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
篁ふみ 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784866574806

あらすじ

きみを愛せるだけで幸せだ
オメガの夏芽は、イギリス留学中に参加した卒業パーティで
異国の王子でアルファのハリードと出会う。
恋を避けて生きてきた夏芽だったが、
抗えない衝動と突然の発情期によって求められるまま
初めての身体を甘く抱かれてしまう。
想いを真っ直ぐ伝えてくれるハリードに強く惹かれるも、
夏芽には彼を受け入れられない事情があった。
しかし、一人帰国した夏芽のおなかにはハリードの子が宿っており…。

表題作花のオメガと溺愛王子 ~いとし子と運命のつがい~

ハリード・ハイル・サ―リヤ,20歳,留学生でジャシャール国王の弟
上善夏芽,25歳,イギリスの大学に通う大学生

同時収録作品花のオメガと溺愛王子 ~いとし子と運命のつがい~

上善正徳,上善家の当主で夏芽の母親の再婚相手
夏芽,8歳,オメガ

同時収録作品花のオメガと溺愛王子 ~いとし子と運命のつがい~

上善幸徳,38歳,夏芽の恩人で夫
上善夏芽,29歳,幸徳の妻でオメガ

その他の収録作品

  • 幸せの庭
  • あとがき

レビュー投稿数6

オメガバを存分に味わえる作品

葵居先生のオメガバ大好きです。今作は惹かれ合ったものの別れ、その後に子供が生まれ〜って大好きな設定だったので期待してましたが、期待以上でした。親に恵まれず幸徳に恩を感じたり詩利を守る為に気持ちを抑える夏芽は辛かった。ハリードの一途さや夏芽を気遣いながらも想いが溢れる様子が健気で切なかった。手紙の場面は泣きました。幸徳も優しすぎる、事情を理解した上で夏芽や詩利を守ってたんだと思う。家族愛が素敵だった。詩利もハリードと通じ合うものがあったんだろうな〜本当の家族になれて良かった。すごく良かったです✧*

3

誰よりも大切な貴方だから

今回は中東の王国の王弟と母に売られた青年のお話です。 

攻様が留学先で結ばれた攻様と時を経て幸せを掴むまでと
本編後の3人を描いた続編短編を収録。

世界には男女の性の他に
アルファ、ベータ、オメガという第ニ性が存在します。

アルファは男女どちらをも妊娠される事が可能で
オメガは妊娠可能というのが最もわかりやすい差異です。

受様の母親は二度の離婚をしながらも
オメガの受様を育ててくれていましたが
子育てに疲れ、新しい恋を見つけると
金持ちの男に受様を売り払います。

その男は困窮した母子を救う名目で
オメガを買い取り、もて遊んできていた為
彼の息子に糾弾されて当主を追われます。

当主となった息子は受様を
本来の意味での保護下においてくれ
受様は当主への感謝と恩返しのために
彼のために生きる事を決意します。

当主が勧めたイギリス留学も学費以外の援助は遠慮し
貯めた給金で無駄使いせず、人付き合いすらも最低限に留めて
過ごした為、親しい友人もできないままに4年を過ごし、
学生生活を終えようとしていました。

しかし友人との思い出話を聞きたいと願う当主のため
あるフェアウェル・パーテイに参加することにします。

雰囲気は味わったと受様が帰ろうとした時、
1人のアルファが広間に入ってきたのを見かけた受様は
強い電流が駆け抜けたような痛みと熱を感じます。
このアルファこそが今回の攻めになります♪

攻様は中東の王国の王弟で
受様は話したことすらない人でしたが
攻様から目を晒せずにいると
受様に気付いた攻様がなぜか眉を顰めます。

その瞬間、受様は彼から逃げだすように
庭へと駆け出してしまうのです。

「話をしたい」
「このまま別れたくないんだ」という攻様と
言い合ううちに熱に当てられた受様が発情、

攻様から離れられなくなった受様は
彼に助けを求めてしまうのです!!

一夜を共に過ごした攻様は翌朝、
受様を"天明のつがい"だと言い出して!?

薄幸な受様と中東の王国の王弟である攻様との
身分差オメガバースになります♪

攻様は兄王を支えて生きる事を当然と思い
帰国後は縁談を受けるつもりでしましたが

それを断って受様と共に日本に移り住んでも良い
というほど受様との未来を望むのです。

受様も攻様を運命の相手かと思いつつね
恩人のために生きる決意を違えてまでも
攻様に寄り添う未来を選ぶことはできません。

攻様と娘の婚姻を望む親族、
恩人の役に立つために彼の元に留まる受様、
受様を忘れられず探し続ける攻様、
受様の幸せな未来を望む当主、
そして受様が授かった小さな命。

何もかもが違い過ぎる攻様と受様が
どうやったら幸せになるのかドキドキ&ワクワク、
とても楽しく読ませて頂きました (^-^)/

王族に見初められ伴侶になるシンデレラストーリーでは
強引に受様を攫っちゃう攻様が多いと思いますが
本作の攻様はどこまも受様の思いを優先しようとし
けっこうキュ~ンとさせられました♡

出会って結ばれるまでかなり急展開ですが
離れてもまた巡り合って結ばれるシチュが大好物なので
個人的には運命の番設定ならそれも有りかなと
あまり気にならなかったです。

3

頑なすぎる主人公

なんとも主人公夏芽がもどかしい。
母に売られトラウマもあったでしょうが、きっと何年も幸徳から言い聞かされていただろうに。いつまでも自分は幸徳に恩返しをしなければ、そのためだけに生きてきたみたいに思い詰めて。恋愛とか人付き合いとか極力避けて。なぜそこまで?というくらい頑なで。
誰もそんなこと頼んでないし、自由に生きて自分の可能性を見つけて幸せになってほしいのに。
オメガということで必要以上に警戒していたのもあるんでしょうが…。

その夏芽の頑なさが、素直に幸徳やハリードの好意や善意を受け取れず、振り回し何年も遠回りして…。

ハリードが気の毒で。彼のボディーガードや叔父のしたことは酷いですが、素直にハリードに伝えていれば…。
四年間も夏芽を探して、やっと再会できたら他の男との結婚披露宴で、記憶も無くして忘れられて、でも自分との子供がいて。
まあ記憶喪失はバレバレだったと思いますが。

ハリードがしのばせた手紙も泣けます。
想いが叶わなくても出会えて良かった。いつまでもどこにいても愛してるって(泣)
幸徳の説得も、なんて良い人なんだ!

夏芽が頑なだからいっぱいすれ違って、今更無理だよ…みたいになって。あんなにハリードに冷たくあたって。

まあ確かに四年は必要な時間だったのかもしれませんが。

花のオメガ、溺愛王子、運命のつがい〜、なのにこんなに切ないお話だったなんて!
どこにいようが見つけるよってハリードが(泣)
無理を通さず主人公の意思を大切に身を引こうと(泣)

母にすら愛されなかったトラウマが人生を卑屈で窮屈にさせてしまい。でも幸徳から大切に愛されたでしょう?二十歳も超えていつまでも囚われて。うーん、もっと強くいてほしかったなあ。周りも気の毒。

0

あらすじに惹かれて購入したけど

オメガバで攻めが褐色のアラブ系、とても大好きな設定だったので購入したんです。

でもですね、悲しいかな葵居ゆゆ先生の作品て、ハマるかハマらないかのどちらかなんです。

薄幸なオメガ受けも大好きなんですが、前にも葵居先生の受けが頑固過ぎて合わなかった事を忘れていました。

確かに夏芽の過去は気の毒だし、救ってくれた幸徳の役に立ちたい、恩返しがしたいって気持ちは痛いくらい理解出来ました。
ただ、恩返しに固執して幸徳の気持ちや本当に望む事を考えてもいない夏芽にイラついてしまいました。

再会してから真っ直ぐに気持ちを伝えて来て、これ以上ないだろうってくらいに優しいハリードにも、敢えて向き合わないで逃げてばかりだったので、正直言って途中で読むのを止めたくなるくらい、この受け嫌いだと思いました。

終盤でハリードの最後の願いで、息子の詩利とショッピングモールに出かけるんですが、そのシーンまでは評価は中立でしたね。

でもですね、その後の夏芽に対する幸徳の家族の愛情と、ハリードと幸せになって欲しいという後押しに涙腺が崩壊したんですよ。

もう幸徳の存在が凄すぎて、本来なら主役であるはずのハリードと夏芽が霞んでいました。

そして楽しみにしていたハリードの国は最後にちょこっとしか出て来ません。なので異国の王子との恋愛ストーリーを求める方には、あまり向かないと思いました。

10

甘々なオメガバもの

作家買い。
葵居さん作品はスパダリ×薄幸受けが多いイメージが個人的に強いのですが、今作品もそのイメージを損なうことのないお話でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





オメガの夏芽はイギリスの大学に通う大学生。
真面目で品行方正、言い方を変えると人との関わりを極力避けひっそりと生きている。その夏芽も無事大学の卒業を迎えることになった。今まで遊びとは無縁だった彼だが、友人の誘いもあって最後にパーティーに出かけることに。

そしてそこで、彼は一人の男性と出会う。
圧倒的なアルファのオーラを醸し出すハリードという青年に。異国の王国の王弟だという彼は夏芽とは無縁の人物。が、彼になぜか強く惹かれてしまい―。

というお話。

夏芽という青年は紛れもない薄幸さん。
子どものころに劣悪な環境にいた夏芽。その夏芽を救ってくれたのが今の夏芽の保護者である幸徳。幸徳に恩返しをすること、それが夏芽が抱くたった一つの願い。

夏芽の過去が結構詳細に描かれていまして、それ故に夏芽の薄幸さが手に取る様にわかり彼に感情移入しやすいのですが、反面、子どもが性的な搾取をされるシーンも割としっかりと描かれていますので苦手な方は注意が必要かもです。

が、そのシーンがあるからこそ、夏芽の幸徳に対する想いがきちんと読み取れる。幸徳への想いは恋愛感情のそれとは異なりますが、けれど幸徳のもとに帰って彼のために尽くしたいという思いと、それに相反するようにハリードに惹かれていく想いが交差していく様は圧巻。

夏芽はハリードの手を取るのか―。

そこが軸になったストーリーではあるのですが、そこにハリードの王族という身分も加わりさらにストーリーは二転三転します。

薄幸で一生懸命な夏芽と、その夏芽を一途に愛しメタメタに愛情を注ぐハリードの恋、はとにかく甘々。ハリードの一途さは多くの腐姐さまの萌えを呼びそうです。が、うん。

出会ったばかりの2人がなぜこんなに求めあうのか。それが、「運命の番」だから、なのか。二人が惹かれ合う理由があまりに陳腐なのと、急展開過ぎて今一つ萌えが滾らない。夏芽はハリードを振り切りたいのか、はたまた手を取りたいのか、うじうじしてるというのか何というのか…。「運命の番」ゆえに惹かれ合い求めあう二人の姿は良かったのですが、ご都合主義というか二人の愛情がそれぞれの内面ではないというのが残念と言えば残念。

オメガバもので、夏芽はそのオメガという性により振り回される人生でしたが、二人の関係は序盤から最後まで甘々です。安心して読める展開ですし、痛すぎることはないので甘々なオメガバものが読みたいときにはぴったりな1冊かと思います


個人的にハリード×夏芽の恋、という部分よりも、夏芽の保護者で、のちにとある関係になる(どんな関係になるのかぜひとも読んで確認していただきたいです)の幸徳の方がドツボに突き刺さってしまった。

彼が抱える「もの」により恋愛ベースの展開は厳しいのかもしれませんが、だからこそ、彼が心から愛し愛される人物との恋愛ストーリーが読んでみたいと、そう思いました。

8

幸徳さん 気の毒

ツボにはまらない展開でした。

主人公と恋人は天命の番
主人公の夏芽を、玩具として買い取った実父の魔手から守り、
ずっと庇護者として見守って、食べさせ、教育して、
自分から巣立って欲しいと留学をさせ、
身籠って帰国した後、襲われて記憶喪失になっても看病して、
子供の為に婚姻までして主人公を守ろうとした幸徳さん。

婚姻した後、天命の片割れが登場
・・幸徳さんがどんな気持ちになったのか、余り触れない著者。
夏芽が幸徳を優先して、ハリードと永遠の別れになるところを、主人公の背中を押す。そして、二人が帰宅したら、詩人を庭でブランコに乗せて子守をしていた
・・どんだけお人よしなんだ。

そして著者は、当て馬にした幸徳さんのその後には、ちっとも触れていない。
自分と番しか見えない天命の番の二人。
幸徳さんの葛藤を軸にした展開のほうが、よかったんじゃないの?
天命の二人が出会った世界を作った陰の功労者なのに、扱いが粗末。
・・番外編、期待。

2

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う