WEBで150万PV超えの人気作が待望の単行本化!! 陽キャな人たらしノンケ×陰キャな派手顔イケメン

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表題作いないいないばあ

笹山秀樹
20歳,陽キャ大学生
種村歩
19歳,陰キャイケメン大学生

その他の収録作品

  • 秀樹元カノ事変
  • 種村飲酒デビューの乱
  • Wデート計画(描き下ろし)
  • ギャップについて(描き下ろし)
  • カバー下漫画

あらすじ

「秀樹はさ、もう一回俺の事……抱ける?」
ある日突然、親友である種村の顔面が顔文字みたいになっていた! 被り物かと思いきや、どうやらそう見えてるのは俺だけらしい…。
あれから3年。相変わらず種村の顔はおかしなまま、時折普通に戻る瞬間があるが、規則性は全くわからない。どうしてこうなったのかと思い悩むが、種村の言動から察するに俺に原因があるらしい。もしかして、俺はなにか大事なことを忘れているんじゃないか――?

作品情報

作品名
いないいないばあ
著者
丸賀 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796414807
4

(79)

(42)

萌々

(17)

(8)

中立

(7)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
10
得点
309
評価数
79
平均
4 / 5
神率
53.2%

レビュー投稿数10

ラーメンが食べたくなる

「お前がそんなだから俺こんな面倒くさい事になって」がまさに自分の好きなCPで赤べこ状態。そう、相手のせいで(といっても当人は何も悪くないのに)勝手に面倒臭いことになる、そんな2人が大好きなんですよ。ややメンがヘラってる人と、それを甲斐甲斐しく世話する明るい人のバランスよ。この作品は前者が受けだけど、逆でもよい。

と、萌えポイント語りをしてしまいました。上記の雰囲気になるのは後半からなので、前半のBがまだLしてないターンは長いです。序盤は出オチインパクトで結構もつかな。pixivでちょっとずつ読むには丁度いい作品だったのか今思えば。前半で気持ちが離れなければ、かつ双方の理屈的な部分がなんだかよく分かんなくても流せれば後半爆発的に面白いかと。いや、自分がよく分かんなかっただけで彼らそれぞれの理屈は皆さま理解できるのかも。勿論、大枠は理解してるんですけど…歩の家での言い合い部分が…まぁ痴話喧嘩する2人なんて総じてこんなもんか?
終盤ずっとイチャコラしてるから、3年も拗れたのはほんと謎。そんなハイテンションなかけあいが好きです。

0

同級生の顔が☺︎に見えるのなぁぜなぁぜ??

ある日突然、攻めは同級生の種村の顔(受け)がニコちゃんマーク的に見えるようになってしまったお話。

ちなみに体格差BLで、攻めの方が背が低いです。
ニコちゃんマーク顔の種村のほうが、背は高いですが受けです。


ファンタジー設定BLかなあと思いきや、読み進めていくとどうやらそうではないことが判明します。

陽気なタイトルとは裏腹に、過去に攻めが受けとなにかがあった模様。

そして、受けの顔の見え方も次第に変化していき、普通の顔に見えることもあれば、黒いモヤモヤに覆われたりなどもしています。

その理由が明かされたとき、切ない恋の行方にピリオドが打たれます。

自分の気持ちを押し殺したまま、攻めへの気持ちを継続させていた受け。

そして、その受けを本気で好きになっていたのに、受けの臆病さによって、恋のエンドマークをつけられてしまった攻め。


お表紙の軽快さからは窺えない、シリアス展開は必読です。

まりあげはのように気になっていた方は、ぜひ読んでみてほしい1冊です!



1

3年は長い

ある日突然友人の顔が棒人間の顔の様に見えるようになり、たまに素の顔が見えるが、基本はずっと落書き顔。
そんな状態で同じ大学に進んで3年もツルんでるのはすごい。自分だけにしかそう見えない状態なんて、私なら狂ってしまって距離置いてそのままフェイドアウトするだろうが、主人公はツルんだまま、治るように奔走してわちゃわちゃしているのが偉いし可愛い!
早々に解決しそうに見せかけて更に謎が増えたりと、300ページ越えで読み応えありました。
最初ギャグかと思っていたけど、私自身身に覚えがあるようなグサッとくるセリフが出たりと中々深いお話でした。
受けの子がツンデレですが、ちゃんと男前な部分もあって良かったです。

0

ぶっ飛ぶアイデアとシリアスドラマ

意表を衝くビジュアルと設定。友達の顔が絵文字に見える、なんで?というところから始まるが中身は「理解し合おうとする真摯な親友同士の愛」のお話。pixivで読んで引き込まれて、最後の方では泣いてしまった作品です。本になって良かった。ポンポン話す台詞回し含めライトに見える。がドンドンシリアスなドラマになりインパクトある絵文字顔の謎もそこに帰結。人物の心の描写が複雑繊細で、私は好きですがピンとこない人もいるかも。ひとえにキャラに入れるかどうか?趣味によるかな?と思います。
両キャラがすごく好きで秀樹が攻めというのが意外で好き。しかしそれも「人はぱっと見と内心は違う。心は複雑かつ流動的で自分の気持ちさえ自分でわかってはいない」という作者の信条を感じるので自然な受け攻めな気がします。その信条に共感するし、秀樹が自分の中のS部分を種村に無意識に引き出されるのは象徴的。逆に種村が自分の必死に抑えてた縋りたい気持ちが、目に見えて可愛さに変化するのも。さっきまで悩んでたのにあっけらかんと身体が反応する。笑顔だったり、嫉妬の飛び蹴りだったり。それはリアルだと思う。
親友の錦とユキちゃんカップルもごく自然に良い仲間だしそういう関係性を持てる世界観も好感度高いです。絵もすごく好き、全てのセンスがハマりました。
続きがあればすごく読みたいです。 

2

よく分からず

親友の顔がなぜかニコちゃんマークに見えてしまうという主人公。
時々、彼が嬉しそうにしている時だけ一瞬元の顔が見えるのだが。。
という設定。目の付け所は変わっていて面白いのですが、結局どういうことが言いたかったのか、登場人物たちの心情がイマイチ自然に感じられなかった。

イケメンの親友。以前は大好きで仲が良かったはず。でも今はギクシャクしてる。
一線を超えてしまった時、なかったことにしようとしたのが、彼の顔を見えないようにするという自分の心の問題だった、ということなのですが。

乙女そうでビッチっぽい彼のキャラが掴みにくいのと、再び見えるようになったきっかけなど、全体としての流れが今一つスムーズでなかった気がします。
顔が見えないというのはよほどのショックだと思いますが、天然で底抜けに明るく面倒見の良い主人公がそうなるという根拠が弱かった。

次作に期待。

2

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