電子限定おまけ付き
高校生の咲翔と咲翔が通う学校の先生、令とのお話です。
咲翔は時々心あらずになる令のことが気になっていて、高校卒業後に令の家を訪ねて、二人のお付き合いが始まります。
私は咲翔の明るいキャラクターも楽しかったのですが、令の真面目、マイナス方向へ考え込んでしまう性格、ずっと忘れられない相手、鷹見への気持ちに共感しました。 教師であるが故に、生徒とは一線を引いたお付き合いをしないといけないこと、鷹見との再会、ずっと捨てられなかった鷹見の連絡先など、20代後半の大人の姿そのままで、ほろ苦さがよかったです。
らくた先生流の生徒×教師の年の差もの。
生徒と教師の組み合わせですと、やはり学校が舞台がメインになりそうなところですが、こちらの作品は高校卒業後の話がメイン。
うーん、とっても楽しかった!テンポが良く読みやすいですし、読んでいく内に自然と攻めと受けの年の差がなくなっていくように感じられる面白い作品でした。
コミカルと切ないのバランスが絶妙で、こう言われたらこうくるでしょ!というよくあるイメージをぶち壊してくるセリフの数々に笑ってしまいました。らくた先生のセンスが好きだ。
高校卒業前は大人に見えていたはずなのに、卒業した途端に先生こと令の人間くさい素の部分がぼろぼろと見えてくるのが本当にかわいい。
大人って全然大人じゃない。じめじめダメダメで拗らせ系な令をめんどくせーと思いながらも、なんだかんだで好きで仕方がない咲翔の図が微笑ましくてにこにこしちゃいました。
普段は敬語な令の心の声がそのまま飛び出て思わず口汚くなるシーンがすごく好きです。
恋の自覚から何からとにかく変化球で面白く、でも着地点はとってもかわいらしくてあたたかい。
末長く幸せでいてほしくなる2人の、笑いありときめきありの素敵なお話でした。
年下わんこ攻めって、恐れを知らずに突き進んでいくところが魅力ですよね。
今回のわんこも推しの弱い先生にどんどん突き進んでいきましたね。
先生は割と不精な感じで面倒くさがりで。こういう人とワンコって相性良いと思うんです。
過去の男が出てくるんですけれど、番犬よろしく追い払ってくれたし、過去の男を忘れることができたのもワンコのおかげでしたね。
過去の男はクズ男だったんですが、当時若かった先生には素敵な男性に映ったんでしょう。自分の性癖で悩んでいて、理解してくれる人も少なかったでしょうし。
家庭があるのに、声を掛けてくるのが許せないし、受け入れて当然と思っているのも腹立たしい。
このクズ男は奥さんにバレて、二度と浮気ができないようになればいいと思います。
ワンコの憧れから始まった恋だけれど、2人の相性はピッタリな様子。
これからは先生を引っ張っていってスパダリになれるよう、頑張ってほしいですね。
らくたしょうこ先生作品読み返すシーズン突入しています。
不思議と読み返したくなるんです。
いや~始め生意気、後に包容力成長してる可愛い年下攻めを堪能できる作品ですよねぇぇ…
受けは、色々拗らせ根っこは可愛い年上高校教師。
咲翔が、無邪気なタイプなんだけど令と付き合い始めて大人の男に成長するのが良いのです。
咲翔が、昔の恋心に振り回されて悲しくなって、わんわん泣きじゃくる令を、対等な存在として受け止める場面!
令と一緒に『あわわ…可愛いぞ』となりました。
ここは、ほんと好きな場面です。咲翔、めっちゃ可愛い!
コミカルなんだけど、ぎゅんと、ときめく!らくたしょうこ先生ワールドが
堪能出来る作品です~!
展開がコミカルで絵柄と相まってとても可愛らしいお話でした。特に好きを自覚してからの二人が可愛いかった。先生は、儚げ美人さんなのにオフの時の振り切り方が気持ち良かった。歳の差を気にするお話はたくさんあるけれど、年上の方が「大人なんて…」というのは振戦でした。途中、飽きられたり新しい出会いに自分が捨てられてしまうかもしれない不安をのぞかせる様子は、これまで強気で頑張ってた令だからこそ、グッとくるものがありました。さくちゃんは終始可愛かった。ずっとこのままいててほしいな。元カレはほんとに嫌な感じ。サラッと描かれてるから深堀したくないけど、ほんとに嫌な感じ。最後にざまぁみろ!があってスッキリしちゃいました。ほんと、大人のくせに大人げないわ。