空気読みすぎ男子×鈍感童貞男子の青春ラブ

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表題作今日、俺んち寄ってく?

瀬戸篤紀,高校2年生
菊地涼平,高校2年生

その他の収録作品

  • あとがき
  • 1年前の話(描き下ろし)
  • カバー下:人物紹介

あらすじ

「女より男にしゃぶられたほうが、断然気持ちいいんだぞ?」
「ほんとだろうな…?」

能天気で鈍感だがお人好しな菊池は、
親友の瀬戸と放課後にどちらかの家でダラダラ過ごすのが日課の男子高校生。
ある日、AV鑑賞で菊池が興奮したのをきっかけに、
瀬戸が「抜いてやろうか?」と提案してくる。
ゲイでそういうことにも慣れているらしい瀬戸のテクにハマってしまった菊池は、
お礼に(?)抜きつ抜かれつする仲に。
そんな折、瀬戸がクラスメイトの女子といい感じだと思った菊池は、
なぜか胸が苦しくなるようになって…!?

作品情報

作品名
今日、俺んち寄ってく?
著者
みーち 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
今日、俺んち寄ってく?
発売日
電子発売日
ISBN
9784796414814
4

(144)

(60)

萌々

(48)

(29)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
19
得点
583
評価数
144
平均
4 / 5
神率
41.7%

レビュー投稿数19

この二人いいな

作者が別タイトル名で約二年半に渡りウェブ連載していた作品の単行本化。

男子高校生同士の友人から恋人になる物語。

「この二人いいな」って思える、そんな物語。

友人からゲイであるとカミングアウトされた時の反応、素敵だなって思いました。

「自分を知ってもらう事は、相手を知る事なのかもしれない」

受けが華奢でも女顔でもなく、背の差も体格差もない、等身大な彼らの友情と恋愛の物語、見守りたくなります(*´꒳`*)

2023/12/09 読了

0

DKモノ、期待せず読んだら思わぬヒット……!!!

初読みの先生です。表紙の帯に『Webで人気!』って書いてあって、なんか雰囲気的に「甘えたかわいい系後輩受けと陽キャ先輩攻めがワイワイイチャコラしてるHAPPYスクールモノかな~」とか思っちゃって敬遠してましたが、ふたを開けてみればまあ素晴らしい。
ひっさしぶりにクリーンヒットしたので即レビューを書きに来ました。いつもは数回読んでから書くんですけど。

ストーリーとしては王道というか、女の子の恋愛も一瞬だけ絡むテッパンDKBLって感じなのかもしれませんが、自分があまりDKモノ読まないので新鮮でした。

ヒットポイントはたくさんあるんですけど、やっぱり片方の「自分はゲイだから恋はかなわない」と葛藤があるところですよね。
いえね、DK恋愛にそんな重いテーマは酷なのではとも思うんですが、DKならではの、下手に身体だけの関係に走らず葛藤している感じ、そしてそんな片方を受け入れて好きになっちゃうもう片方……いいんですよねーーーーーーーー!!!!!!(ここに関してはどっちが受けでも攻めでもいいので”片方”という表現になってしまう)
それと、終始雰囲気がワチャワチャしてる感じがなくて、静かにストーリーが進んでいく感じがすごく好みでした。これは攻め様・瀬戸くんのおかげかな。クレバーで思慮深い感じ、すごくよかった……!逆に受け様・菊池くんはちょっとアホ系ですよね(褒めてるからね)、瀬戸くんの口車にすぐ乗せられてるし笑
でもそこがいろいろ魅力につながってるというか……。自分で自分の気持ちをちゃんと認識して女の子を断ったりとか。たまに芯のある行動するからギャップがくぅぅぅぅぅ~!!!ってね。

あとは単純に、私の好みとして黒髪の男らしいのが受けてるの好きなので眼福だった(途中までどっちが右か左かわかんなくて、ヤるまでの展開もそれらしくてよかった……!)……そうなんだよ菊池くんみたいのが受けてくれると嬉しいんだよ私。

と、語ったら止まらぬほどヒットポイントが多い本作、続刊ありとのことなので早速カゴに入れてきました……
絶対この作品、何度も読んで楽しんじゃうやつだ……と今から再読を楽しみにニヤニヤしていますが、好みの本に限って端から端まで異様な記憶力で覚えてしまう現象のためいったん時間を置きたいと思います。あーーーーよかった!!!!!

もひとつよかったとこ、最後にあとがき的な部分で明かされる瀬戸君の名前、篤紀と書いて あつき なんですね……!!!漢字も読みもハマりすぎだよっ!!名前からして好みの攻めの香りがプンプンしてしくるよっっ!! 

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ゲイ高校生✕ノンケ同級生

親友同士の菊池と瀬戸がAV鑑賞をキッカケに抜き合うようになるところから始まるお話です。

菊池にフェラをしても拒否られなかったため瀬戸が段々と大胆に菊池にアプローチしてきます。
気持ち良さに抗えないのは男子高校生らしいです。

瀬戸が女子の宮坂が菊池を好きだと気付いたときに図書館で二人きりにしてあげたりと二人の仲をお膳立てするところが切ないです。

イルカショーで告白するところは良かったですが、周りに人がいる場所でなく二人きりの時が良かったと思ってしまいました。

DMMは白刻み海苔修正でした。
瀬戸を抱く夢を見てゴムを買った後の菊池が瀬戸にあっさり挿れる方を譲ったのが不思議でした。
初めてのセックスで菊池がバックで挿れられて達した後に、騎乗位で腰を揺らすのは無理がある気がしました。
また、菊池が瀬戸の乳首を舐めたりするので瀬戸に挿入してるようにも見えて頭が混乱しました。

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嗚呼、10代にして。この魅惑のノンケ落としったら!

瀬戸がまず、ヤベーヤツである。
イケメンなのは勿論。やることなす事スマートで。己れの欲よりも、相手の幸せを願える良いヤツなのだ。合掌。
齢10数年でありながら、この完成されたスパダリみよ!これはもぅ。好きにならずにはいられないでしょうよ。

みーち先生は、「俺(=吸血鬼)の獲物がゴーインすぎる!」を持っていて、時々読み返してしまう程好きなのですが。あのカサッとした線で、キャラデザも2種類程度しか無く(攻め受け確定している。)シンプルなんだけど、繊細な表情が読み取れてしまう巧みさが素晴らしい。かの短編集の中でも「後輩のパソコンのEnterキーが俺のちくbと連動している話」(タイトルが長くて出オチで全て。)をこよなく愛しているものだから、本作もそういった短めのコメディかと思ってて、何なら油断していた。瀬戸の、科白の一つ一つが、菊池の発する言葉の速さとは違う。まるで、時をたゆたう様に。それだけがキラキラとゆっくり聴こえてくるのだ。イケメンだからね。(強調)それもさることながら。彼の表情が言葉以上に発している気持ちが、想いが、切なくなる程ギュッと、ジワリと、心を掴んで離さない。

冒頭でこそ。BLあるある的な「魅惑のノンケ落とし」的な始まりをする。自身で女の子が好きだと言いながら、童貞あるあるなのか、気持ち良い事に流されてしまう、菊池。彼のその単純さ(チョロさ)につけ込む様にして、エッチな事をドンドンかまして行く瀬戸。スマートだが、手慣れている風の瀬戸は、この時ちょっと黒い。手のひらの上で菊池を転がしている様にも見える。けれど。読み進める内に、我々は気付かされてしまう。瀬戸の、苦しい胸の内を。流されて気持ち悦がっている菊池を見るのは嬉しい。しかし、本当に、純粋に、菊池を好きで、恋をしている瀬戸は、「好きな人」の幸せだけを願っている。そして、恥じてはいないものの、自身が性的マイノリティだという事に引け目を感じているのだ。自分は決して「選ばれることは無い。」と。高校生にして、こんな哀しい結論を自分に下している。だから、普通に可愛い女の子・宮坂の登場で、瀬戸は静かに身を引こうとする。宮坂もいい。2人の様子を気付いた彼女もまた、そっと身を引くのだ。
きちんと告白して。自分の気持ちを整理して。
だから。菊池も自分の気持ちに気付く。素っ気なく振る舞おうとする瀬戸に、振り払われても、ちゃんと。自分の気持ちを伝える菊池もまた。男前なのだ。
何なの⁈ この子達!尊過ぎる!

「描きおろし」の「1年前の話」も良い。放課後の電車内。シンプルな絵柄なのに、午後の空いた車内に、暖かな陽射しが差し込んでいる空気感が余す所無く描かれている。彼等の通う高校は、住まいは、郊外なのだろう。そして瀬戸のモノローグ。気持ち。菊池の、気持ちのいい単純さに救われた瞬間。何処を切り取っても素晴らしい。
みーち先生は、空気感を描く天才だと思う。

2

いろんな意味ですぐに読み返したくなる!!

いやあ 中々良かったです笑
読む前はなんとなく子供っぽい話かなと思っていたんですが,展開も面白いしストーリーもちゃんと出来ていて普通に良かったです。
1番良かったところは,2人ともの心情がハッキリと描かれていたのでその分ストーリーを楽しく読めました!
話的にも想像してた感じの展開じゃなかったのでそこがすごく最高でした。内容は言えないですが,とにかく読み手が心から望む話になっていくので良きです!

3

切ないがすぎる・・・!

チョロい親友とラッキースケベしてイケるかも?と思った矢先に、女子とのツーショットを見て自信を無くす、と・・・!前半部分はBLあるある、後半部分は、、そこまで多くない展開。でもこれが、リアルなのかもしれないです。

結局、冗談だと思っているから受け入れられているのであって、こっちが本気になったらビビるんでしょ?避けるんでしょ?という、、ツラァ、、!

でも!ちゃんと良いハピエンなのでご安心を!
描き下ろしの1年前の二人もすごく尊いです。変に気をつかったりじゃなくて、「ふーん、そうなんだ。こんなとこがいいよね〜」って、理想の反応では??末永くお幸せに!

1

あらゆる先入観を感じないで読める

 あくまで友達のノリの中で彼女代わりに気持ちいいことを共有する。BLではよく見かけるシーンですね。そのありがちな導入でありながら、そこからの2人の心情、言動がごく自然に描き出されていて、そのリアルなぎこちなさ、その中に潜む高校生らしい可愛さにすごく萌えました。カミングアウトされても何ら態度を変えず、フラットなままでいてくれた菊池も令和の男子っぽくていいですね。こういう子が増えて欲しいな。

 他にもいろいろ絶妙なポイントがあり、たとえば女子である宮坂の存在。彼女が邪険にされることも、ぶりっ子や悪女、なよなよした子のように描かれることもなく、からっとした性格で瀬戸も菊池も普通に接している所が見ていて気持ち良かったです。BLでは案外まだ少ない気がします。受けである菊池の見た目が可愛過ぎないのもいい。瀬戸と同じくらいの体格で、顔も男らしい彼が瀬戸を受け入れるのに萌えるんですよね。続編が読みたいと思うくらい、素敵な青春作品でした。

0

居そうで居ないDK達

こちらの作者さん、初めての方でした。
あっさりした顔だちが好みですが、2人ともよく似てるなって印象。かろうじて髪色で見分けられる感じ。

片方がゲイだってカミングアウト済みの友人同士の抜き合いから関係が変わっていくお話でした。
よくあるお話の始まり方なんですけど、なんかこの2人いいな…って思えました。
見た目とか会話とか、どこにでも居そうなDKなのが良い!
実際なかなか居ないんだけどw
だって好みの女子に告られて、あえて男友達を選ぶノンケが居るだろうか。いや、居ない。でも居て欲しい切実に!

っていう心の叫びは置いておいて、特別な何かが起こるわけじゃないけど2人のやり取りが何気ない中にも萌えがありました。
女子→菊池への想いに気づいて一旦は引いちゃうけど、晴れて両思いになれた時の瀬戸の嬉しさが伝わってきて良かったです。
素直に何でも口にするところも良き!

初めて買ったアレを速攻で見つけられるのが面白かったですw

描き下ろしの1年前に恋が始まったのかな。
友情としても素敵な関係だし、恋愛関係になれてホントに良かった!

3

甘酸っぱ〜

高校生・同級生BL。
フェラから始まるストーリーです。

ノンケの菊池に恋をした瀬戸が積極的で、フェラからエッチまですんなりいくのかなって思いましたが、エッチに至るのは最後です。中盤、菊池に恋する女子が現れてから、瀬戸が菊池と距離を置くシーンには胸がギュッとなりました。

瀬戸は菊池と想いが通じ合いたい気持ちはあるけど、自分はゲイで菊池はノンケ。それを分かっているから、うまくいきっこないとどこかで諦めている気持ちもあって、積極的に菊池を誘うけど引いたりもする…切ない胸中です。

でも瀬戸の作戦勝ちだったのかな^ ^
フェラをされているときの瀬戸の顔がめっちゃ好きな菊池なので、最初のフェラのお誘いがなかったら、付き合ってることもなかったのかも(笑)フェラをしてみよ〜ってノリが、男子校生っぽい。菊池は確かにチョロかった♪


ほだされ愛の男子校生BL、甘酸っぱくて胸キュンでした^ ^

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王道BL

みーち先生の御本は初めて読みました。
さらっと読めちゃう、大きな事件は起こらない系の王道高校生BLだなと思いました。
でもそこがいいですよね、、、!!
フツーに生きてたら、そうそう大きな事件なんて起こりません。
ていうか、ゲイの友達に好意持たれて抜き合いとかしちゃうそれこそ大事件(笑)
そういうリアルさが感じられて、個人的にはとっても好印象な作品でした。

受けの菊池君がとっても良い子。
これは将来モテるだろぉー、、、将来性しか感じず、攻めの瀬戸君はさぞ気が休まらないだろうなと、、、(笑)

作品の中にはありませんが、遠くない未来、リバになるのかなと思い、勝手に萌えました。
大人になった二人も見てみたいなと思いました!

2

ぜんぶイルカのせい

瀬戸…チョロッチョロのチョロ童貞
菊池…賢くてチョロを操っているように見えるけど瀬戸大好きで沼にハマってるのはこちら
そう、1話ではそう思ってましたし概ねあってます。みんな大好きお約束CPね〜と。したらば2話の塩の送り方…菊池くんは賢いけどバカでやっぱり賢くて優しい…お約束テンプレキャラではなかった…
瀬戸から矢印が向くのが思いの外はやいのも予想を裏切る展開。瀬戸が童貞らしからぬ、むしろ童貞だからこそできるプロポーズをかましてくるのも面白かった。目を逸らさない菊池…強い。描き下ろしまで読むとさらに菊池の潜在イケメンさに気づける。良い男です。別れてもいい思い出に出来そうな…別れを想像してときめいてしまうふたり……

電子限定おまけ かもめはかもめ

0

真面目なふたり

ド直球でした。
ありきたりなんですけど、私の感性とは相性がよかったみたいです。
攻受のキャラが好みでした。ポーカーフェイスで冷戦沈着な攻(ゲイ)と、素直で純情な受(ノンケ)。両方DTだけど、受のDT感のが強めw

親友同士、学校も放課後も一緒。”俺んち”でAV見てたら、生理現象が起こって、抜いてやるよの流れ。もちろん、抜いてやるよの方は下心満載ってやつ。当然のように、時々抜き合う仲に…。(BLにおける自然な流れ…)

クラスメートの女子の使い方が上手だったかなという印象です。きっと彼らの関係性もうっすらわかっていたであろうけど、果敢にチャレンジして玉砕しちゃう。彼女に対して、受の誠実さが清々しです(正解の対応だった)。せいしゅん!って感じしかしないです。ただのチョロい受かと思いきや、誰にでもじゃないんだぜ!っていう筋の通し方は攻への誠意。ここの一連の展開は攻視点ではとても切なかったりしますが、その辺も、せいしゅん!

”書き下ろし”は好きになる前のお話みたいですね。めちゃ日常だけど、二人にとってめちゃ大事エピ、気持ちってこうやって積んでいくんだな~としみじみさせられます。

3

みーち先生の高校生BL最高

性欲に流される様子が笑えるんですが、だんだんと切なく、両思いになっていくのが良いです。
みーち先生といえばコミカルなお話のイメージが強かったので、pixivでこの作品を読んだ時はかなり驚きました。
商業になってくれて嬉しいです。

1

何も感じない。サラッと読める。

ありきたりな話でも、作家さんがどう味付けするかで面白味が全く変わるはず。
だけど、ありきたりなまま。何もないまま終わりました。残念です。

1

DKの恋と友情とエロにキュンとする♡

初めて読んだ みーち先生の作品です。

高校2年生 瀬戸 篤紀と高校2年生 菊地 涼平のお話。

放課後、話の流れから部屋でAV鑑賞をすることになった2人。
健全な男子高校生なのでAVを観たら勃ってしまうのは自然なこと。
そんな菊池に瀬戸が提案します。
「俺が抜いてやろうか?フェラで」
男の瀬戸に抵抗はあるものの好奇心には勝てず、菊池はその提案を受け入れてしまうのですが…。

優等生でイケメンな瀬戸はゲイ。
軽いノリで菊池に接していますが、心の奥底にある恋愛感情を隠していました。
一方、鈍感で単純な菊池はノンケ。
普通に女の子が好きで、彼女が欲しいと思っています。

あの日から抜き合いをする仲になりましたが、それは長くは続きませんでした。
最近、やたら瀬戸に話し掛ける同級生の女子。
瀬戸がゲイだとわかっていますが、菊池は瀬戸から言われた言葉が引っ掛かっていました。
――何かをきっかけに女子を好きになるかもしれない
いつの間にか瀬戸を意識している菊池ですが、瀬戸はあることに気が付いて…。

日常を舞台に繰り広げられる男子高校生の友情と恋。
みーち先生が大胆なのに繊細な高校生の心理描写を丁寧に描かれていました。
どのエピソードもコミカル要素を取り入れているので読みやすかったです。
また、ストーリー構成がお上手なので、瀬戸と菊池のどちらにも感情移入ができたのも良かったです。
最初と最後では、2人の印象が変わる素敵な作品でした。

この作品には当て馬が登場します。
瀬戸と菊池の同級生 宮坂さん。
とてもいい子なので、他の人と幸せになって欲しい(泣)
脇キャラとしては、数人の生徒が登場しますがモブでした。

Hシーンは、本編の最後に1回だけあります。
作品全体を通して程よいエロさが感じられました。
おすすめは、もっといろんなことをしてみたい…と考える菊池の行動です。
ネットで観たゲイビに興奮して、夢の中で童貞を卒業してしまいました。
ところが、現実では瀬戸の巧みな誘導で処女の方を卒業しましたが(笑)
ノンケの菊池が瀬戸にフェラしてあげる場面もお見逃しなく!
瀬戸にも気持ち良くなって欲しいという愛情が感じられてキュンとしました♡

描き下ろし『1年前の話』
本編に繋がる1年前のお話。

みーち先生の作家インタビューにも書かれておりましたが、「描きおろしの6話でやっと瀬戸と菊池のエッチを描けたことです!」の通りに第6話は必見です。
現在、pixivで第5話までが無料で読むことが出来ますが、絶対にその先が読みたくなりますよ。
それぞれが悩みながら成長していく姿をぜひ本編でご覧ください。
個人的には、近い未来でスパダリ瀬戸にグズグズにされる菊池が見たいな(笑)

――俺が選ばれることはない
ノンケに恋するゲイの切なさとやるせなさ。
叶わない想いを諦めようとした瀬戸に菊池が取った行動とは?

DKがお好きな方はもちろん、たくさんの方に読んでいただきたいです

4

男子高校生のピュアなBL

男子高校生同士のBL好きな方には是非読んでみてほしいです。本当に癒やされるし2人共可愛くてにやにやしてしまいます。
ゲイの攻めと、その親友のノンケの受け。受けは相手がゲイなことを知っています。最初は抜き合いっこしたりと攻めはとても積極的なのですが、受けに好意を寄せている女の子が現れてからは身を引くような行動をしていてとてももどかしいです。攻めの表情がいちいち悲しくてこちらまで泣きそうになってしまいます。
最終的にはハッピーエンドで終わってとても幸せな気分になりました。

3

男子高校生BLの王道

某SNSサイトで途中まで読んでいたものの最後までは追えておらず、
自分の中では切ない展開まででストップしていたので、
本書で二人の恋の行く末を見届けることができて感無量です。

web連載の名残りか所々線が荒かったり、太い部分もありますが
画風的に馴染んでいて、それ程気になりはしませんでした。
ただ、繊細な方は気になってしまうかもしれません。

内容としては男子高校生二人がおふざけの触り合いから
互いを意識し、惹かれ合ってゆくというまさしく王道BLでした。

ある日の放課後、成り行きで一緒にAV観賞することになった菊池と瀬戸。
下半身を反応させる菊池に瀬戸が「俺が抜いてやろっか?」と言い出して…。

ノンケの菊池と、ゲイの瀬戸。
ちなみに瀬戸は性的指向を菊池に打ち明けていますが、
特に嫌悪感も示さず、あくまで同性の友人として接していました。

瀬戸がゲイだと知った上でAV観賞に誘ったり、触り合いにも
あっさり応じてしまったり、とデリカシー皆無な菊池ですが、
こういう性癖で人を判断しないところだけは長所でした♪

なので、最初は瀬戸の提案も拒絶していた菊池ですが
「男の方が断然気持ちいい」という瀬戸の口車にまんまと乗せられ、
流されるままに試してみると、これまた予想外にハマってしまいます。
その後も一度味わってしまった快感に抗うこともできず、抜き合いは続き…。

クールで飄々としながらも菊池への好意がだだ漏れな瀬戸と
回数を重ねるごとに、次第に瀬戸を意識してゆくようになる菊池。
それでも互いに決定的な言葉を口にすることはなく、このまま…と思いきや
ある一人の女子の登場が二人の関係を大きく変えてしまいます。

ここからが何とも切ない展開です。
女の子と並ぶ菊池を目の当たりにして、身を引こうとする瀬戸。
そんな瀬戸の気持ちに気付いていない菊池は今まで通りに
接しようとするも、かえって瀬戸を傷つけてしまいます。

そこでようやく瀬戸の気持ちや自らの感情を自覚し始めた菊池。
おそい…瀬戸はあんなに露骨に示してくれていたのに気づくのが遅すぎる!

自分の感情を押し殺しながら菊池を突き放し、
好きになる相手を間違えているのはゲイの自分だ、と
自分の恋心を否定する瀬戸が今にも泣きそうな表情で切なすぎました。
強引なようで、実は臆病で健気で、本当は誰よりも自分の性的指向に
引け目を感じているんです…。
ほんと菊池の無神経さを少し分けてやりたいくらいに繊細!
ただ、そんな菊池の無神経という名の大らかさが瀬戸の抱える劣等感を
和らげてくれたりもしたわけで、やっぱり瀬戸には菊池が必要なんだね…。

最後は菊池の方から瀬戸に縋ってくれたのがよかったです。
無神経ヘタレ野郎かと思っていたけれど、最後はビシっと決めてくれました!
水族館での告白シーンは思わずジンときてしまいました。

菊池からの“好き”を感じる度、触れる度に嬉しそうに「幸せ」と
口にする瀬戸に、こちらまで歓喜で胸がいっぱいになりました。
よかった…よかったねぇ(´;ω;`)!ハッピーエンド、最高です!

王道ではあるけれど、ありきたりにすんなり一筋縄ではいかず、
男子高校生ならではの純愛を感じられる1冊でした。

4

親友DKの青春!

ゲイ×ノンケの親友DKが、抜きっこから本気になっていくお話でした。

ノンケの菊池とゲイの瀬戸が、家でAV鑑賞する事になり、何故か瀬戸にフェラしてもらう流れになります。男にしてもらった方が気持ちいいと言われて流される菊池がチョロすぎるw
それからは何度も抜きあいをする事になります。

明らかに瀬戸の方は最初から菊池の事が好きで、その状況に喜んでるんですが、菊池はノンケだからと引いてもいます。
菊池と女の子が上手くいくようお膳立てしたりしています。

結局瀬戸は、告白すると同時に菊池の事を突き放すんです。
この頃の瀬戸の心情を思うと辛いです。
菊池が好きになるのは女の子だから、告白されても気味悪がられるだけと、引いてしまうんです。

突き放されて、自分の気持ちが分かった菊池は行動に移しました。
自分の事を避けている瀬戸を、水族館に遊びに誘うんです。
イルカショーの時の告白は、2人の世界って感じでぐっときました。

個人的には描き下ろしで描かれた、一年前の菊池が好きです。
瀬戸にゲイである事を告白され、瀬戸が菊池はどんな反応するのかと不安になっているのに、居眠りしてしまい、挙げ句の果てに温泉の話を始めます。言いたいことは何となく分かるけど、マイペースすぎて面白かったです。

1

衝動と優しさ

瀬戸にゲイだとカミングアウトされても、何も変わることなくこれまで通り親友として接する菊地。
放課後に菊地の家でふたりでAV鑑賞をして
瀬戸が抜いてやろうか?と持ちかけるという、そんな軽いノリから始まるお話でした。

一緒にAVを観ていた時、瀬戸に下心はあったと思うけど、その後の展開に繋げるための無理矢理な感じではなかったし
気持ちを悟らせず友達関係も壊さない瀬戸の絶妙なクールさが良かったです。
でも、手でヤる→フェラの流れをノンケの菊地があんなに簡単にやることが出来るだろうか?という疑問はありました(汗)

ゲイとノンケなのでそもそもの恋愛対象が違うふたりがいろんなことを悩みながら
友達の関係を越えて想いを伝え合い、恋人になる展開は素敵でした。 
どうしてもエロいことに偏りがちでしたが、逆にそのタフさに高校生らしさを感じることができて良かったなと思いました。

2

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