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表題作鬼と天国 再

天獄学,高校の保健医
青鬼篤郎,高校の国語教師

あらすじ

養護教諭の天獄と高校教師の青鬼。
恋人同士になって数ヶ月、惚気たり嫉妬したり、
少しずつ"付き合う"ということを体現していくふたり。

そんなある日、青鬼にかかってきた友人からの電話。
「いまの恋人とは結婚する気はない」と以前友人に
話していたことを傍にいた天獄に聞かれてしまう。

翌日は休みだというのに早々に帰ろうとする天獄に
違和感を感じた青鬼は見送りがてら駅まで向かうことに。
人気のない夜道でキスを重ねるふたりだったが
通りすがりの人に見られ思わず「最悪だ」と呟いてしまう青鬼。
その言葉に天獄は様子を豹変させ、ひとりその場を去る。
順調だと思われたお付き合いだったが――。


お吉川京子・阿賀直己のハイパータッグが贈る
大人気作待望の続編、コミックス化!

ハイスペックバブ保健医[アラサー]
×くたびれオジ教師[アラフォー]
大人の純愛

作品情報

作品名
鬼と天国 再
作画
お吉川京子 
原作
阿賀直己 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
シリーズ
鬼と天国
発売日
電子発売日
ISBN
9784801974869
4.7

(377)

(320)

萌々

(43)

(8)

中立

(2)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
32
得点
1798
評価数
377
平均
4.7 / 5
神率
84.9%

レビュー投稿数32

天獄先生がだんだん可愛くなる

上巻では、あんなに気持ち悪かった天獄先生がめちゃくちゃ可愛いです。
そして、天獄先生に虐められて(?)首輪付けられたり、ハメ撮りされてた青鬼先生がカッコよかった!

初めての恋に臆病な天獄先生を優しく厳しく導いてくれる青鬼先生。好きなのに青鬼先生を大切にしたい気持ちが先走って別れようって言ってみたり、天獄先生の恋愛不器用さにキュンとします。

お母さん、私が想像していたのと違ってました。でも、心の弱い人ですから、こういうオドオドした人だったんでしょう。
厳しく躾けたかと思えば泣いて謝ったり。
母親との確執が意外とあっさりだったなと思います。2人が幸せならそれでいいんですけど。

腐女子の先生の話も良かった。
青鬼先生が交際宣言してくれてかっこよかった。
私も同じ学校に勤めたいです。

続編決定したと知り、すごく嬉しいです。
ますますラブラブになってください。

0

「再」は最高〜!

再は前作以上に、文句なしに面白かったです!

付き合ってからの2人。なんか、天獄の乱れっぷり(精神的な意味での)が人間くさくてとても良かった(^^)嫉妬や、すねた顔に、別れたくないのに別れるって言うところとか、本来の天獄は可愛いところだらけ。青鬼の方が余裕があって、全部天獄の気持ちを汲み取ってなだめすかしていました。
天獄の欲しい態度や気持ちを察知しては、天獄の望むようにして…青鬼がカッコよく見えました。


ストーリーは大人の恋愛って感じですが、天獄の情けない部分の心理描写がとても上手くて、見入ってしまいました。天獄の素にフューチャーしていたのが、私的にはツボ。大好きな青鬼だからこそ、こんなに必死にもなるしかっこ悪いところも見せられるんですよね。

青鬼の寄り添い方が素敵。
天獄みたいな感情が難しい人には彼しか似合わないと思える包容力でした。
前半部のコマ送りみたい服の脱ぎ合いっこのシーンが、映画のようです。鉄拳のパラパラ漫画動画で見たいくらい…沁みました。


気になっていた青鬼のお母さんの件にも触れ、2人の良き理解者になりそうな同僚腐女子・ヤスミンの登場もあり、濃厚な一冊でした。
続編もあるとのことなので、次作も楽しみです♪

1

最高でした

お付き合いをはじめたふたりは幸福度が増していてたくさんの幸せとほっこりが散りばめられた「再」でした。
もちろん良いことや楽しいことばかりではなかったけれど、わかり合えない時でも気持ちが見えるまで向き合おうとする青鬼の思いが正しく天獄に伝わっていたのがすごく素敵だなと思いました。

ふたりはどんどん良い関係になっていきますね。それがやり取りだけではなく雰囲気からも感じられるのがこの作品のすごいところだなと感じています。
そして天獄の心の深いところにある"隠していたかった部分"を青鬼には見せることが出来て本当に良かったな、と。柔らかく笑う天獄の顔を見ていたら何だかジーンとしてしまいました。

上下巻から再まで、もう一周すぐに読み返したくなるほど面白かったです。続きも楽しみです。

3

もう感無量です!!

上下巻そしてこの続編まで衝動的に読みました。
緻密なストーリーと繊細な表情描写が最強にマッチした大大大好きな作品です。

上巻では青鬼が天国にほだされ徐々に恋を自覚していき、下巻では他の登場人物との関わりから天国が人を愛することを知っていくという展開でした。

そしてついに!!青鬼の母親との再会です!!!

このシリーズのテーマは、家族とのトラウマによって苦しみ歪んでしまったけれど、愛を知り再生していくことだと考察します。下巻では天国が兄への複雑な愛情と向き合い、消化していきましたが、、、

天国以上にトラウマに固執していた青鬼が救われてこそ、このシリーズは完成されると思うのです。
それがやっときたんですよーー!その瞬間大歓喜!

天国との出会いによって青鬼の心にある深い傷はだんだんと癒されていきます。「いい子」の呪縛から解き放たれた青鬼はとってもすっきりとした顔をしていて、本当によかったと涙が溢れて止まりませんでした。。。

お互いの存在なくしては二人とも苦しいままだったでしょう。そんなあれこれあった後の最後の誕生日の話ですよ。永遠にお幸せにと言いたくなる素晴らしい結末。多幸感でいっぱいです。なんなのあの二人めっちゃ可愛い。もはや私はヤスミンです。

ただのソフトSMだと思って読み始めた自分に大感謝です。ここまできたら青鬼と天国の二人を老後の終わりまで見届けることが私の使命だと思っております。

最後になりますが、黒髪色白長身サイコの年下養護教諭×黒髪褐色老け顔スパダリの年上国語教師って最高ですね、ありがとうございます。これからも見守らせてください。お幸せにっっっ!!!!!

1

やっと人間らしくなった

原作と漫画化というコンビが成功したとってもすばらしい例。
ヒット作の続編です。

確かに、元の上下巻ではちょっとラブ方面が物足りなかった印象がありました。
この「再」でようやくすっきりしました。

キーパーソンは、なんといっても二人の職場、学校に赴任してくる腐女子な先生です。リアルでこの二人見たら、そりゃ推しカプ爆誕ってなるわなー、と納得しながら読みました。

この「再」では、鬼の包容力が際立ちます。ちょっとくたびれたいい感じのおじさん、でありながら、まるで子供だった天獄を受け入れ、包み込み、二人を導いていく。なんて魅力的な人なんだろうと思います。

いつまでも幸せでいてほしいカップル。

4

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