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理由もわからぬまま攫われて妃への献上の御品にされそうになるという…
どんな時代あってもあり得ないようなことがテオに身に起こるところから始まるのでかなり戸惑いましたが。
その後森のなかに赤獅子が登場し、それが呪術師に呪いをかけられた王子だったりカラスが喋ったりと次々にトンデモなことが起こることで、がっつりファンタジーとして逆に割り切って読むことができたかなと思います。
恋になんて発展しそうにないふたりだったけれど気持ちが動いてしまえばその距離が縮まるのはあっという間で。
テオだけではなくカイルが激チョロだったのがなんだかすごく可愛かったです(笑)
離ればなれになるところもハラハラするようなそんなでもないようなふんわりした展開だったけれど、ふたりの想いが伝わるには十分なエピソードだったかな、と。
結局天の子は何なのかわからなかったしテオが本当にソレだったのかも明かされぬままなのはほんのりモヤりますが、甘くて幸せなファンタジーを摂取できて幸せでした。
獅子の姿になってしまうという、攻めにかけられた呪いを解くためには、左右それぞれ異なるものが見える目を持つ「天の子」と契りを結んで夫婦になることが条件…と、オッドアイを持つ受けに対して「天の子に違いない!」と攻めがタイトル通り求婚するお話。
旅をしながら心の距離が近付く攻めと受けを見守られるのは良かったのですけれど…
良く言えば王道。言葉を選ばずに言うのなら、ストーリー展開に新鮮味はあまり感じられなかったです。
掘り下げたら面白そうなところはたくさんあるというのに、結構あっさりとトントン拍子に進んでいってしまうので、そこまでキャラクターに愛着を持つことも出来ないまま読み終えてしまいました。
甘いかそうではないかで言うと甘いお話ですし、雰囲気も決して悪くないんですよ。
だけどなんだろうか。なぜか入り込めなかったんですよね。
うーん、攻めと受けのバックボーンがそこまで深く描かれていないところが気になりました。
きっと描きたかったのはそこではなくて、2人の旅と暮らしなんだろうなとも思うのです。
でも、せめて受けの両親…特に母親に関してはもう少し何かあっても良かったんじゃないかなあ。
序盤でやや印象的に描かれていたものですから、後から受けが天の子なことに繋がるような母親のエピソードが出て来るのかなと思いきや特になく…
義父も子を売るって、そこに至るまで何があったの?と疑問を持ってしまい上手く流れに乗れずでした。
受けと、受けと出逢った攻めが真面目にコツコツと素朴な暮らしを送る姿は読んでいて楽しかったです。
働き者の受けが攻めに甘く愛されるお話でもあり、俺様攻めが受けの生き方に感化され、どんどん改心して尽くし攻めに進化するお話でもあり、とってもおいしいと思うんですよね。
そう来たか!と思える、盛り上がれるような展開があればもっと面白くなったのではと惜しい1冊。
ちょっと流行タイプのタイトルだし、
何か新しい話が読めるのかな~と期待しちゃいました。
中身はコレ昔誰かが見た夢をそのまま書いたの?
受けに都合が良すぎて甘やかされまくりでドン引きでした。
受けはセリフがところどころ引っ掛かり、いうほど性格良くない…ってなります。
何度も一人で迂闊にピンチになって攻めが助けに来てって何してるの…。
辛いことは全部攻めがどうにかしてくれて
受けは慈悲深アピールとかもう…パターン化してるBLだけど…。
んで攻めは純朴だの初心だのと受けを褒め称え…。
無理。
だらだらだらだら受け愛され小話ばかりを垂れ流されても。
受けのどこが良いのか全然分からない。
起伏の無いストーリーと魅力のないキャラで読むのが苦痛でした。
主人とペット、がしっくりくる二人って印象。
挿絵は好きなので中立、本文はしゅみじゃないです。
悪ガキで放蕩息子な第6王子が獅子になる呪い付きで勘当されて、呪いを解くために放浪中に受けと出会う話。
怠け者で偉そうな攻めと素朴な農民の受けが共に旅をする様子が楽しい。その道中、働き者で慎ましい暮らしの中でも幸せを見出して笑顔な受けに攻めがどんどん感化されていくのが良かった。二人が隠れ里のような貧しい集落に辿り着いてそこで暮らし始めた頃には、攻めが受けとお似合いの働き者になっていたのが凄い。二人の素朴な暮らしの様子が微笑ましかった。
基本は甘くて優しいお話なんだけど、ちょくちょく現実的な厳しさもピリッと効いてるのも面白かった。受けと父親の関係やその裏切りの受け止め方が印象的だった。あと攻めが街でくすねてきたお金で糊口を凌ぐしかなくて、最初は攻めを非難して我慢してたけど、最後は空腹に食べ物が泣けるほどに美味しくて次々に頬張りながらもそんな自分が悔しくて堪らない受けのシーンも印象的だった。
あとこのカップルのイチャイチャがとても好みだった。
受けは初心で無垢な子なんですけど、攻めが大好きで凄い幸せそうだし、積極的な場面もあって好き。初めての時に、今からお前の可愛いと思うところ全部に口付けしていくから〜とゆっくり始めて紳士的なのも良い。受けは全身に口付けされてそこも可愛いんだ…と思いながらも幸せそうで素敵なシーンだった。
その後攻めは勘当が解かれて王子として復帰するんだけど、その経緯が国民達の間では修行扱いで美談になってたのに笑った。
書き下ろしは二人が王宮で暮らすことになってからのお話。
農民として生きてきた受けが王宮での暮らしに馴染めない様子が辛い。
女官に話しかける時は指示をするって概念がなくて、お伺いを立ててしまって女官は主に許可を出したりはできないしで困惑しちゃうディスコミュニケーションにはなるほど〜そりゃ庶民には教えて貰わんとわからんな〜と大変さに納得しちゃった。
最終的二人が選んだ暮らし方も好きだった。
雑誌掲載時から文庫化を楽しみにしていました。
カイルは、放蕩がたたって「天の子」に出会うまでは赤獅子になってしまうという呪いをかけられた第六王子。美貌で、獅子のときもかっこいい。性格はワルガキがそのまま大人になった感じですが、本当は優しい心の持ち主です。そんなカイルが出会ったのが、オッドアイで、おひさまのもとで働くのが大好きな農民のテオ。
このふたりが結ばれるまでのきゅんきゅんなお話と、続編で結婚するまで、あと短いお話がひとつです。
カイルが、とにかくかっこいい!男前!優しい!そして、まっすぐで、うぶなテオがかわいい❣️ともだち(?)のカラスもいい味を出しています。
後半、結婚が決まり、宮殿で暮らすことになったテオが慣れない生活で、くたびれてしまうけれど、カイルのためだからと、がまんしています。そんなテオを幸せにするためにカイルが選んだ道が素敵だと思いました。
カワイチハル先生の挿し絵が、かっこいいカイル=赤獅子と、かわいくて一生懸命なテオにぴったりでした。うぶなテオがカイルによって花開く(赤面!)のにも萌えました。
ふたりには、末永く幸せに甘く暮らしてほしいです。
