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初草間作品でした。
絵柄がネックで読まなかったのですが、なんでこんなに素敵な作品を読まなかったのか!!
独特な絵柄の方にハマった時の衝動はハンパないw
表題の主人公は双子の弟、ドSです、歪んでいます、なのになんて純粋な想いなの!!(でも多数の男と寝てますがw)
確かに双子なのに、兄と弟見た目からして違う。
弟は色香漂う美人。
兄を想い、大切に思うからこそ、律儀に関係を守ります。
肉を絶つ理由なんて、本当は何の意味もないと分かっていて、希望を込めて罠をはる。
あの兄は一生気づかないでしょう。それでも愛してしまったら、どうしようもないんですね。
双子、親近、ドS、わたしの大好きが詰まった素敵な作品です。
表題作は近親相姦もの大好きなんですが、何故か双子がツボでなかったのでいまいち入ってきませんでした。
それよりも、「ここだけのハナシ」できちんとくっつくまでを読みたかったかなあ。
えらい格好いいオタクで、ギャップがたまらないです。
猫耳よりも大河内くんにはまるといいですよ。
「春の指先」はキャラと話も好きですが、主人公の家が!
草間さんは如何してこういう素敵な建築描かれるんでしょうか。
木造家屋の独特な雰囲気にきゅんきゅんしました。
やっぱり、草間さかえ先生の作品は面白いです
!
双子ですが、私も読んでて……あれ?あれれ?
となりました。
双子だったとしり納得!
愛のある歪みで大好きです!
亮司くん可愛いですね~
ドSなサトシもめっちゃ萌えました!
サトシがカッコいい(*´˘`*)
まさに肉食獣!!
安藤と末永くよろしくしてる事を願います(๑´∀`๑)
この二人の体格差は萌えます!
亮司の事が大好き過ぎるサトシも切なくて好きです。
サトシは4コマでもドSなんです!
ここだけのハナシも好きです。
三田にそんな趣味があるなんて思いもしなかったです(^ω^;ゞ
表紙裏の生猫に萌える三田、それを見てガッツポーズする大河内がツボでした!
草間さかえ先生のCPは割と左右が分かりやすい事が多いのですが、表題作のCPは安藤(表紙右 眼鏡)が受けで、水沢聡司(黒髪 双子の弟)が攻めです。ただ、聡司の内面を知るとスーパー攻め様の色気がすごいですね〜
「キス・シロップ」の岸田(攻め マンションで水沢兄弟の下の部屋)は20代だったのか…。騒音に怒ってる以外は落ち着いた大人感が強いので、草間先生的ちょっと年齢高めの会社員かと思って読んでました。読み直します。亮司(受け 双子の兄)が10代だからより大人に見えるのかも。
「ここだけの話」の大河内(ゲイ)はいかにも草間先生作品に登場しがちなゲイわんこ攻めですが、三田のオタク設定はかなり珍しい気がする。
帯『お前、俺を慰めようなんて百年早いよ―』
表題作連作と短編収録。
双子の兄弟がマンションに同居していて、そのマンションの真下の部屋に住んでいるのが会社員の岸田。
「キス、シロップ」
岸田がマンションの上の部屋の騒音に文句を言いに行った所から双子の兄、亮司との付き合いが始まります。
亮司の弟の聡司はゲイで、亮司と比べると大人びていて何を考えているのかちと分かりにくい、外見は似ているけれど中身は似ていない、そんな双子。
けれど亮司は家庭用で作ったカキ氷を楽しんで食べたり、感情が弟に比べると分かりやすくて可愛らしい。
その亮司があるきっかけで、岸田への恋愛感情を自覚してしまい会いに行かなくなる。
ひょんな出会いと些細な出来事、そんな積み重ねでひょっこりと生まれる恋愛、繊細だけれど可愛い話。
表題作の「肉食獣のテーブルマナー」はそのゲイな弟、聡司の話なのだけれど、視点は彼の大学の後輩、安藤を通じて描かれています。
そしてこの話を読んでから、「キス、シロップ」を読み返すとああ、そうだったのかとも思います。
聡司が本当に求めていた相手、けれど決して想いを告げられない相手、それが兄だった。
「キス、シロップ」を読んだ時には分からなかったけれど、この話を読んでから読み返すとその上手さがよく分かる。
話の構成が上手いなー。
草間さんは神にペンが引っかかる様なそんな独特のペンタッチがひじょーに好みです。
枠線を通常の=で描かずに―の一本線で描いてるんだけど、コマ割りがギッチリした感じがしない、その辺も面白い描き方をしてるなあと思うのでありますです、はい。
ストーリーや漫画表現、そのどちらもが興味深い作家さんです。