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表題作この手を離さないで

一条晴斗,α,高校生
北原雅,Ω,高校生

その他の収録作品

  • day after(描き下ろし)
  • 二人の朝の過ごし方(カバー下)

あらすじ

つなぎとめたい
恋に出逢った。

《持てる者×持たざる者》が互いを求め合う
極上のジュブナイル・オメガバース。

とある問題を起こし、
αのエリート校から一般校へ転校してきた晴斗。
季節はずれの転校生に色めき立つ教室で
1人だけなぜか当たりが強い、生徒会長の雅と出会う。

まるで正反対な性格と境遇の2人は、
反発しながらも強く惹かれあい
次第にお互いの心の奥へと踏み込んでいく。

しかし、晴斗のフェロモンにあらがえない雅の身体は、
やがてコントロールがきかなくなっていき――。

未熟で、痛くて、壊れそうなーー美しき青春の日々。

作品情報

作品名
この手を離さないで
著者
咲本﨑 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED
シリーズ
この手を離さないで
発売日
電子発売日
ISBN
9784910526133
4.3

(585)

(380)

萌々

(100)

(54)

中立

(23)

趣味じゃない

(28)

レビュー数
74
得点
2485
評価数
585
平均
4.3 / 5
神率
65%

レビュー投稿数74

高校生BLならではの萌え

それぞれに事情を抱えた高校生2人のオメガバース作品です。受けの不健康さや生活環境が気になって、世話を焼いちゃう攻め。行動を起こしてはみるけれど、うまくいかず親に「料理教えて」なんて頼み込む可愛い一面も。アルファだけど、決して完璧ではない未熟さが良かったです。

対する受けは、最初は貼り付けたような笑顔で、オメガであることを隠していました。攻めと過ごす中で、表情や反応のバリエーションが増えていきます。作者さんの画力がすさまじいので、少ないセリフの中でも2人の関係性が変わっていくのがすごくよくわかりました。

一番萌えたのは、ヒートを迎えた受けが攻めをお誘いするシーン。セリフはありません。が、表情や仕草からキャラクターの熱や感情が伝わってくるようでした。

高校生特有の不安定で複雑な感情を堪能できますが、攻めが「あ〜何やってんだ俺!」からのじっとはしていられないタイプなので、もどかしさにイライラすることがありません(笑)苦しい場面もありますが、最後は心が温かくなる大好きなお話です!

0

救済and成長❤︎

古さを感じさせない話って
ちゃんと人物の背景から
見えてきたキャラがどうなり
読み終わった後に何を投げかけるのか
そういったことがしっかり語られていて

また、出てきたいくつもの要素が
一本のストーリーとなっている
そんなイメージなんですけど

今回は、所々で回収されずに放置された
ものが多く、
回収できたものだけで迎えたラストは
キャラ設定はどこいった?
描かれた背景は、主人公たちを傷つけたまま
で終わりなの?といった感じで
良く言えば2人だけの世界で
違う言い方をすると、都合良く
終わりにされた感じに思いました。

良かったところは、作画が丁寧で
表情も豊かで、
2人が触れ合う場面など
美しいカットが目に残りました。

評判が良く、期待が大きかっただけに
少し残念です。

2

ファンになりました

発売された当時から表紙に惹かれ、試し読みで自分の性癖ピッタリとわかり購入。
まず、絵柄が好きすぎます。表紙から最後の1ページまで一コマ一コマ丁寧かつ繊細なタッチで描かれており、感動しました。
雅の過去のトラウマからくる恐怖や一条の前で見せる甘い顔など、気持ちが表情に表れている部分が多く、雅に対する共感や母性が生まれる描かれ方でした。
また、一条のチャラくて怖そうな外見と、正義感があり世話焼きな性格のギャップがたまらなかったです。
ストーリーでこんなに圧倒された作品は初めてかもしれません。毎ページ毎ページで次のページが読みたくなる作品でした。咲本﨑先生のファンになりました!!

0

周囲は何をやってたんだ

人気があり特集や広告で見かけることが多く、知人もおススメしていたので1巻のみ読んでみました。
泣ける泣けると言われているけれど、私にはまったく響きませんでした。

幼い頃から家族に酷い扱いをされていた描写がありましたが…
あんなに痩せていて弟との体格差が激しいのに、
近所や学校は助けようとしなかったの?
児童相談所か警察に通報されるレベルでは?
いくらファンタジーでも現代の日本を舞台にしているのならその辺りはあるよね?
児童相談所がない世界なんです?
と疑問がずっと頭に残っていて、攻めとその家族に受け入れられる描写があってもなんだかな―と感動できず。

こんなに不憫な受けが、攻めに出会ってこんなに幸せになったんだよ!
泣けるでしょ!
という意図が見え見えで。

最後に両親に手紙だけで別れを告げるシーンがありましたが、
あの両親が手紙ひとつで引き下がるように思えない。
逆上して乗り込んでくるんじゃ…?
トラウマ植えつけられるレベルの虐待を描いていたのに、
家族との問題があっさりすぎて余計白けてしまいました。

絵はとっても綺麗なんですが、どうも受けの不憫アピールが合わなさ過ぎました。

3

神です

とてもとても上質なオメガバース作品。
涙腺がやられます。ハンカチ必須です。

0

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