ワンコ系後輩刑事×美形先輩刑事(生霊)の、えっちな妄想と不可思議な現実が交錯するサイケデリックBL!

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表題作サイケデリア

溝尻正平
新米刑事
日野虎之助
溝尻の先輩刑事

その他の収録作品

  • 番外編

あらすじ

新米刑事の溝尻(みぞしり)は、物腰柔らかで見目麗しい先輩の日野(ひの)に、刑事としての憧れ以上の好意を寄せていた(性的な意味で)。

ある日、発砲事件の容疑者が逃走中との知らせを受け、溝尻と日野の二人は、張り込みを命じられる。その道中、一人コンビニに立ち寄った溝尻に聞こえてきたのは、銃声──。

それは逃走中の男が日野に向けて発砲した音だった。病院に搬送された日野は意識不明の重体に…。

上司から自宅謹慎を言いつけられた溝尻は、自責の念に苛まれながら自宅アパートに戻るが、そこで彼を迎えたのは、病院のベッドで意識を失っているはずの日野で──!!??



ワンコ系後輩刑事×美形先輩刑事(生霊)の、えっちな妄想と不可思議な現実が交錯するサイケデリックBL!

作品情報

作品名
サイケデリア
著者
高橋秀武 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
アイズコミックス.Bloom
発売日
電子発売日
ISBN
9784834265156
4.3

(79)

(46)

萌々

(18)

(10)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
17
得点
336
評価数
79
平均
4.3 / 5
神率
58.2%

レビュー投稿数17

No Title

幽体離脱中なのに男前な受け!!
「動いちゃ駄目」「お 俺は動いてませんよう…」っていう場面が幸せで可愛くて特に好きです。

「雪と松」でハマった高橋秀武先生の作品を読み漁っていて出逢った1冊。
こちらは現代の警察ものなのですが、独特な絵と男前な受けが大好きなので、これはたまりません。
コロナ禍ということなのか、職場で皆マスクをしているというのも漫画としては珍しい感じで、後々読み返した時に色々な気持ちが蘇りそうです。

0

男同士っぽさか良い

スティグマタが大好きなので、先生の新作が出たと知り速攻購入しました。独特のテンポやコマ割りが読んでいて楽しく、レトロな絵柄で設定は刑事だったり割と無骨なのにBLになっていく展開は、夢を見てるようです。
その人がいるから仕事を続けられる、小さい頃に影響を受けた人を大切にし続けられる、と言う人に出会えるって恋愛に限らず重要ですよね。
事後布団の中で抱き合っているの、二人が感じているように、両思いになれるって奇跡で幸せだなぁと思えました。

1

今の時期

刑事物だと意気込んで読んだら、ほぼ1日というか数時間のやり取りを1冊かけて見せるという特殊で強気なお話でした。その上ファンタジー。『スティグマタ』ともまた別物です。正直なところ人を選ぶ作品だと思う。まぁそもそも秀武先生の作品を手に取る方は好きな人か。
読むタイミングにも左右されそう。コロナ禍の最中に読むという要素もまた解像度を上げるのかなぁ。コロナとは書いてないけどね。生きてるって夢みたいだな。
秀武先生の絵柄の肉っぽい感じが好きでして、今作は裸も多く生感強めでした。

1

刑事の幽体離脱モノ

雪と松、スティグマタと読んできまして。
本作も刑事モノと知り購入。
そしてまた特殊設定。
おもしろかったです。

幽体離脱した日野からは溝尻に触れられるけど、逆はできない、という設定もよかった。
推測だけどその説明が理にかなっている気がして。これ重要ですよね。

溝尻が日野と対峙しながらも、妄想が挟まれて、ほわほわした雲のような中で行われているのもかわいかったです。
しかもそれが全て日野に伝わっていたというオチもいい。

日野のお顔が美しいですね。特に初期。
それに裸体、からみ絵もいい。前2作もそうでした。
擬音や声がなく、色っぽい。独特の味わいがあります。

刑事モノ、幽体離脱設定でしたが、ストーリーはシンプルでわかりやすかったです。

ただやっぱり気になってしまったのは、溝尻がほぼ目を見開いていたこと。
驚いたり、戸惑ったり、ビビったり。
そういう場面、キャラなのはわかるけど、ほぼほぼビックリした目だったのが苦手だし気になるし。
もっと普通の表情、伏し目がちなところが見たかった。少しそういう顔があって、とてもよかったですし。
雪と松の松庵、スティグマタの朝子も同じ表情が多かったので、作家さんはそういうのがお好きなんですかね。
冷静で美しいお顔×ほぼほぼビックリ顔のカップリングが。

1

二人芝居のような個性的なストーリー

「スティグマタ」「花と銀」既読。「花と銀」を調べてたら本作を見つけて、面白そうなので読んでみました。帯に吉本ばなな先生のコメントが!

タイトルの「サイケデリア」は「様々な幻覚、極彩色のグルグルと渦巻くイメージ」という意味なんですね。知らずに読了しましたが、作品全体を通してそのような視覚イメージの表現があり、独特だなぁと思ってました。

攻めは新米刑事の溝尻、年下ワンコで日野が好き。受けは先輩刑事の日野、男前美人。
一緒に張り込みをする直前に日野が撃たれて意識不明となる。そして謹慎となった溝尻の前に、日野の生霊が現れて…というストーリー。

前作と同じく刑事ものということで、二人で事件を追っていくのかな?と漠然と予想していたら、全く違う展開でした。
物語の大半は、溝尻と日野の生霊の対話で進んでいきます。それが二人芝居を観ているようで面白かったです。

またグネグネとした渦巻くようなイメージが所々現れることにより、日野の生霊は本物なのか、はたまた溝尻の作り出した幻覚なのか…。作品の幻惑的な雰囲気に、読み手も引き込まれていきます。

終盤はちょっとピンチがありつつも、奇をてらった展開ではなく、ほっとする終わり方でした。
ラストの番外編は幸せそうなベッドシーンで、ほっこりでした。

内容とは無関係ですが、人物がみんなマスクをしていて、コロナ禍を反映してるのかな、とちょっと珍しい感じがしました。

同じ刑事ものですが、「スティグマタ」とは全く違う、個性的な内容で面白かったです。

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