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同じ日にコンビ解消…流れでヤッて
責任取るから(土下座!!!!)でコンビ結成!?
そんなことある!な風に結成された2人だけど
一緒に見上げたパイロットランプに願いをかけるスタートが
がさつなようでロマンチック!
拘りへの真摯さ、可愛いとこを知って
お笑いの楽しさが最熱・活性化しながら
愛も育まれてくのがとても良かった。
一緒に歩む相手って大事だんぁとしみじみ。
2人を掻き回す女の子には、えぇ!!となりましたが、
妙な現実み…考え方が突飛すぎて、うわぁ~と思いながら読めちゃいました。
元相方の妬みやら妨害も乗り越えて、カラッとこなしていくの良かったです!
やっぱり大好きだなあ、久我有加先生。。
先生の「芸人シリーズ」初期のこちら、
やっとやっと、読むことができました。
軽快な関西弁のリズムが読んでいて心地よく、
思わずセリフをちょっと声に出して呟いてしまったほど。
タイトルの「月も星もない」は本編に出てくる二人の出会いの
印象的なシーンを表したものですが、あとがきによると
”ツキもスター性もない”という意味も掛け合わせたものとのこと!
うーーん、うまいっ!!と思わず唸ってしまう。
こちらの一作、芸人シリーズ最初のカプでコンビ、
「バンデージ」の土屋も審査員として登場していて、
成長っぷりにじーーん..としました。
彼らが高校生だった頃から知っているため思い入れも強く、
30代中盤に差し掛かった二人の軌跡に、想いを馳せてしまいます。
そしてこちらの本編、互いに(ちょっと状況は違いつつも)
相方から見離された者同士が流れで体を重ねてしまい、
相方としてそして恋人として新たなスタートを切ることになるー
ざっくりと、そんなお話です。
自分は元相方に才能を見出され、
誘われるがままにこの世界に飛び込んだー
という思いから自己肯定感の低い主人公・温(はる・受け)。
そんな温の手を取り、ワンコのように懐いて
毎日バイト先まで通って口説き落とした新・相方であり恋人でもある秀永。
温の元相方と、彼ら二人の元恋人
(秀永にとっては、寝た相手?)であった女性が
とんでもなく腹が立つ二人なのですが、
おどおどすることなく、ちゃんと「怒る」&「叱る」ことができた
温、大人だし精神的な成長、強さを身につけた姿が見られて
頼もしかったです。
コンビとしての年収2万5千円、という状態から
(月収ではなく、年収!!!)秀永とコンビを組んで一年半、
ついについに星を掴むまで。
紆余曲折ありまくり、涙を流し、傷つきながらも
真摯にお笑いに取り組む温を心から応援しながら一気読みです。
最後の最後、漫才コンテストのシーンでは、
きっとこうなるよね…! と予想しながらも
温・秀永と同じくらいドキドキ、緊張して手に汗かいてしまいました。
あれよ、あれよという間に体を繋げ、
なし崩しに始まった彼ら二人の恋愛関係ですが...
二人の関係、気持ち(特に温側)が徐々に徐々に高まり、
重なり合っていく過程の描写が見事でした...ため息...
温がメガネをかけている時は相方として、
外している時は恋人として…というオンオフスイッチもまた、
素晴らしいアクセントになってたなあ。。と。
二人のすれ違い時には、”オフ”のはずなのに
仕事の時の呼び名で呼ばれ、温がひどく傷つく描写など、
この「切り替え」設定が本当にうまく使われていて、
読んでいるこちらもハラハラ、ドキドキ、臨場感を味わいました。
そしてこちらのコンビのお話、これで終わりではなく
続編があると!
迷わずカートにイン、この週末、続編も続けて
じっくり味わいたいと思います☺︎・:*+.
ツキもスター性もなかった二人が空を見上げ、
パイロットランプに願った願い。
その願いがついに、ついに…!というラストシーン、
自分もテレビを見ている気持ちで力一杯拍手を送りたくなり、
熱い気持ちでいっぱいになるエンディングでした✨
芸人になって5年、売れないコンビをそれぞれ解消した城坂と秀永が、コンビとして、パートナーとして成長していくお話です。芸人モノや芸能界モノは読む機会がなかったのですが、とても面白かったです。関西弁が楽しい!仕事(お笑い)と恋愛のバランスもよく、読みやすい作品でした。
個人的に、BL作品から離れている期間にお笑いにハマっていた時期があったので、お笑いの部分は読んでいて色んな感情が渦巻いて苦しいほどでした。腐妄想を抜きにしても、お笑いコンビの関係を夫婦とか恋人に例える話はよく聞きます。売れているコンビを見ていてもテンプレートや鉄則は存在せず、結局は運命なんだなーといつも思います。このお話の二人は勢いでコンビを組んだ面がありますが、運命だと信じて前進して欲しいです。実際、若手になればなるほど解散して別の相方と組むことを繰り返すので、芸人になって5~6年、20代で(色んな意味で)運命の相手と巡り会えた二人はとても幸せですね。お笑い好きとしては羨ましい限りです。
私は二次創作とかナマモノには興味がなくここまで来ましたが、そういう世界でお笑い芸人が人気なのはよく分かります。男性同士、お互いに不可欠な存在だという関係はなかなか特殊ですね。この作品を読んで改めてそう思いました。
漫才コンビでヤオイな妄想した方、いますか。
そういや私も昔、ダウンタウンで軽く妄想したなァ…なんてことを思い出しつつ読みました。BLにハマる素質は、その頃からあったんだな。
主役は、明日のお笑いスターを目指しつつも、相方と決別したばかりで落ち込んでる売れない芸人です。相方はいない、金はない、未来に希望もない。
そんな彼が偶然出会ったのが、同じく相方と決別したばかりの男。
二人はコンビ解消のショックで受けた傷を舐めあうようにセックスする。
で、そのままなし崩しにコンビを組むことになります。
真摯にお笑いに向き合ってネタを作る日々のなかで、お互いへの恋心を育てていく二人。
関西弁が生きてました。
楽しかったです。
続編の『昼も夜もない』は、ちゃんと本当のことを言いあえばすむのに、そうしないで長いことすれ違ってるから、ちょっとイライラしたけど。
『何でやねん!』の後に読みました。
またもや関西弁で漫才コンビ。頭の中をグールグル言葉がまわります。
今回は城坂温(はる)くんと、秀永元継くんのお話。
すいません、こっちのほうがお話的に好き。
ハルくんのけなげさと、秀永くんの男前さがすごくアタシ好みなの。
一個のケーキ、一本のビール。
なにか二人を象徴していて素敵です。
出会いと言うか始まりが始まりだから、ハルくんが躊躇するのもものすごくわかってしまう。
でも、その前から秀永くんはハルくんを見てたんですもん、しょうがないです。(爆)
キーワードはずばり、「メガネ」です。
そして、顔が売れてくれば出てくるのが有名税。
昔の相棒が出てきたり、自慢目当てのバカ女とか。
これはホントにバカ女でした。ムカつくより、しょーもな、とあきれるほうでしたけど。
でもふらふらっと二人ともしなかったのは拍手モンでしたよ。
ま、当たり前っちゃ当たり前ですね。
今回脇で光ったのは誰が何と言ってもマネージャーの小関さんでした。
彼女ほど、啖呵の似合う人はいない。
またセリフがいちいちかっこいいんだ。
ラストの漫才コンテストのお話。
読んでるこっちがドキドキハラハラしました。
ラストに前回の主役の一人、土屋くんが審査員で出てました。
彼は放送作家と言う肩書きも持ってます。
出世したのね、となんか安心しました。
金ひかるセンセのイラスト、お話とぴったりですよ。
やっぱりハルくんが好きです。秀永くんは、わがままを言えばもう少しワイルドさがあればもっとかっこいいかも。