電子限定おまけ付き
談話室で本作を知り、絵がめちゃくちゃキレイなので気になるも、試し読みでどうもハマらず…
(だって「付き合え」っていくらヤケクソでも唐突すぎるw BLすぎるw)
1年半ぐらい気になってましたがやっぱり絵の美しさに負けてポチリ。
2022年発売作品ですが、登場人物全員 ゲイに対する偏見が全くない、むしろ大歓迎な不思議な世界。
受け攻め計4人の性的指向も不明で、お互い同性を好きになることへの葛藤も皆無です。
運命にまつわる2つのお話が収録されていて、どちらも同じ大学の学生同士でつながった世界、つまり群像劇です:
①表題作(2話分):「転生を繰り返すイケメンx運命の人と会えるよう、攻めを助ける同級生」。
男性が女性のようにすぐ泣くBLが苦手なので、いきなり受けが泣いた時点でムリでした…これもう女の子じゃん…
人のために泣ける優しい人を演出しようとしてるのは分かるんですが、あまりにも唐突すぎて。
いつの間にか攻めももらい泣き?しとるし… さらに唐突なキス…これが決定打でした。
そもそも友人同士でお泊りする羽目になる→別々に寝る→結局一緒のベッドで寝るなど、今まで100回は見てきたであろう超BL展開の連続…
運命の相手を見つけるのか、今好きな相手を大事にするのか、という決断をする攻め。
で、結局また受けが泣く…
あと、受けは上の服着たままだったけど…まぁきっとアパートはウォッシュレット完備なんでしょう、しらんけど。
②(4話分、中扉3ページ目の二人):動物系の学部で「黒髪ツーブロの怖そうな生徒xとある木を探している生徒」。
こういう強面だけど優しい攻めは好きですねぇ。
でもまた「付き合って」が唐突すぎるー!w ステップいくつも越えスギィ!w
こっちの受けも簡単に泣くし…
しかも本人の同意なしで性的指向をバラすというアウティング行為…まぁ謝ってたのでセーフですが…2022年発売かぁ…かなり残念です。
①②どちらも、お互いがお互いに惹かれる理由付けがもう少し欲しかったな。
全体的に絵はすごくキレイなんですけど…横顔に近い斜め顔のパース○れがかなり気になりました。
画力が高い作家さんの作品は内容自体も好きになれることが多かったのですが、いつもそうとは限らないことが判明したし、試し読みでの違和感を大事にすべき、という良い勉強になりました。
絵の美しさは本当に素晴らしいですし、前世を覚えているのも前世療法(催眠療法)で思い出した事例が世界中に数多く存在するし、TVの木がずっと気になって付き合うきっかけに…というのもスピ的に言えば守護霊が「この人だよ!」ってずっと教えてくれてた数多くの事例があるので、スピ・オカルト的には非常にリアリティがありました。
短い二つの物語が収録されています。
一話目は、恋人と再会するために何度も転生を繰り返すことに疲れた男と、彼が自ら命を断とうとしている所に居合わせた映研部の男の話。
受けが可愛いなりをしていても内面は男前というギャップが良かったです。
二話目は一話目と同一世界線上というか、同じ大学が舞台。とある風景の記憶で繋がる二人の話。
全体的に絵が綺麗ですが、とくにこの話の攻め・綿貫はとても顔がいいです。360°どこから見ても美しくてため息が出ました。
二つのお話の両方とも、そんなに難しい話ではなくて、カプの会話やふれあいがほんわかと暖かく、癒されました。
2つのカップルのお話が入っています。
最初は標題作。運命の恋人に再会するために転生を繰り返す浅海。彼が自殺して転生しようとするところを、鈴が止める。
鈴は転生オタクで映画サークルのリーダー。細かいことは気にしない明るい子で、困った人を放っておけないタイプ。
思い詰めていた浅海を、天性の明るさでだんだんとほぐしていく、そんなストーリーでした。
攻めが大柄イケメンで絵が好みです。
もう1つは、夢に何度も出てくる風景そのままのジャンパーを着た前の席の同級生が気になって。。
という、こちらもちょっとファンタジーが入ったお話。
二人は同級生で、あまり誰かとつるまない寡黙な攻めと、明るい受けというカップルは同時収録作と似ているかも。
もう少しお互いが惹かれ合う理由みたいなものが描かれると良かったかなと想いますが、どちらも爽やかな作品でよかったです。
タイトルとキレイな表紙で勝手に想像したストーリーとは全く違いましたが、好きなおはなしでした。
2つのおはなしが入ってますがそれぞれじっくり読みたいです。同じ大学なので、このまま続きを描いてくださらないかなぁ。
作者さんも「描ききれなかったエピソード」を紹介してくださってますし、ぜひまたこの4人のお話しをお願いします。
探し求める運命の相手との幸せを求めて転生を繰り返しているけれど、巡り会えないままでいることも増えそんな日々に疲れ果ててしまった朝海。
その人生を終わらせようとしたところを救ってくれた鈴と共に朝海が転生する理由となっている相手を探すうち、また新たな気持ちが芽生えていくという展開でした。
二千年も転生し続けてきて、その相手との縁はもう無いことが分かったら。絶望して死んでしまいたいと考えるのも無理はないなと思います。
そんな朝海の心を鈴の真っ直ぐな眼差しが救ってくれたことで"運命"に囚われることのないまた新たな道が拓けていくのが素敵でした。
目的へ向かって淡々と進んでいきながらもその時々で印象的なシーンがあり、ふたりの気持ちもきちんと伝わってくるのが良かったなと思います。
同時収録の作品もすごく面白かったです。
安吾のキャラ的に「もしかして朝海の運命の相手なのでは…?!」と思ったりもしましたが、それは深読みしすぎでした(笑)
それぞれあまり接点はありませんでしたが二組のカップルとも、これからも幸せでいてほしいなと思いました。
