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けい子先生ですもん、買わないという選択肢はない。3冊目というのに新しい展開があって楽しい楽しい、大好きだ。すっごく好きなセリフが3か所あったので神にしました。雑誌掲載分+描きおろし。カバー下はなし。当巻の個人的メインイベントは、政治家の奥様方の寄り合い、恐怖の婦人会wめちゃ楽しい。
攻めの母が乗り込んできて「関係ないからマスコミを何とかして」と言われた受け&受け母。かっちーんと来た母、攻め母に家族の絆を見せつけなければ!と奮起して・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
礼央(受け弟)、受け父(政治家)、受け母(the政治家の妻)、攻め母(女優)、その他政治家の妻母たち。怖い怖い。
++良かったところ!
1.ここがよかったなあああああ。
政治家の奥様方に尊が聞かれるんですよね、「少子化をどうお思い?」って。
それに対する答えが沁みたー---泣きそう。
「僕が死ぬとき、誠志郎がそばにいてくれたらいいなあって思うんですよね」だって。
そう思い続けられる相手と出会えて結婚できたら、ほんとそれだけで勝利した
って思う。
2.途中で喧嘩しちゃった二人。雰囲気悪くなっちゃってもう礼央が
わあわあ泣いちゃうんです。ここダメだったなああああ。
子連れて離婚した経験ある方にはたまらんかもしれない。
礼央、ごめんねって謝りたくなって、もちろん謝ってましたよ。
3.描きおろしのところで、礼央が誠志郎に質問。「どーしてけっこんしたの?」
ド直球。それへの誠志郎の答えが良かった・・・「きゅんとするんだ」だって!
くあー------。こっちが照れる。
と3か所、堪らんところがあった神巻でした。もちろんまだ続くはずで(色々決着ついてないので)続きを楽しみにしています。次巻は大好き胡散臭い朝倉先生が活躍される気がするんだよな!
二人の母の登場で背景が見えてくるのに合わせて
ようやく誠志郎と尊、礼央の本音が出てきてギューンです!
他にも
尊ってやっぱり高校生のときから誠志郎に憧れてたんだあ〜(そのへんの話またあるかな?)とか
誠志郎の自信のなさとか
結婚、初夜、も改めて読み返して
あーそうだったのかと…
加速度的に面白くなってます!
礼央の不安にも、そしてそれに寄り添う二人にも泣かされました。
こんな二人に育てられる礼央の将来が見たい!楽しみ!
礼央の母の真意が気になりますが…
婦人会、サイコーですね!
天然酵母、というところも個人的ツボです!
参加して尊とパン作りしてみたいような関わりたくないような…
朝倉先生の思わせぶりは…?とか
ひっぱられつつ
まだ続く〜嬉しい〜
京極家三冊目!!
前回建前だけでなく、身も心も結ばれた2人が、今作ではよりラブラブになり喧嘩。
今までお互いを本当はどう思っているのか、少しあやふやな感じでしたが、誠志郎が尊の元妻による暴露話を聞いた事で喧嘩勃発。結果互いの想いに向き合うことができ、読んでいてやっとしっくりきました。
三冊かけてゆるやかに関係を描いていく、このシリーズが本当に好きです。
誠志郎のお母様も出てきて、婦人会に尊も参戦。
尊の美しさと身のこなしに、皆さんメロメロになるところや、尊が自分の気持ちをしっかり言葉にして、最上さんを味方にしてしまうところがかっこいい!!
大人の2人だけど、可愛さもあり、たまらなく好きな作品です。
きゅんとしました。
今回のお話の中で1番のお気に入りのセリフは
尊のことを考えるときゅんとするんだ
です。
誠志郎、人間として成長してるし、そして変わらず心が綺麗。成長もしながら良いところはそのままって、素晴らしい。
今回は尊が大活躍でした。どこの世界も女の世界が厳しいので、婦人会の皆さんのハートを捕まえれば旦那の出世間違いナシですよ。
誠志郎も尊も当たり前の夫婦の生活を送ってる。男女と変わらないのに、何故紙切れ一枚の婚姻届を許されないのか。
誠志郎の演説も胸に刺さりました。
いい政治家になるよ、誠志郎。
総理大臣になって、ファーストレディ(?)の尊と一緒に世界を回って欲しい。
レオが2人の関係を取り持つところ、子供は敏感なんですね。
オレが子供だからって嘘ばっかりつく、
というレオの言葉が印象的です。
ラブラブな2人とモテモテなレオ。
尊のお母さん問題はありますが、誠志郎ママは味方になってくれたし、きっと明るい未来が待ってます。
クリスマスやお正月、家族で過ごすのも楽しみですね。
1巻→2巻→3巻と、誠志郎の表情がどんどん柔らかくなってきた表紙。やっと目が合いました! 蜜月です。
マダムイベントか~興味ないな~と初めは思ったんだけど、いや良かったです。
笑顔で腹を探りあったり牽制しあったりしつつ、楽しむところはしっかり楽しむ逞しきマダムたちが意外と可愛かった。
ああいう女の集団に、男が一人ポンと入ると、空気がすごく変わるの、わかるなあ。まして、尊みたいな男だったら……マダムたちの女性ホルモンが爆上がりしてるのが目に見えるよう。料理するイケメンって、どうしてあんなに目の保養になるのか。
そして、政治家妻の内助の功。
前線で戦っている政治家たちにはわからない些末だけど意外と大事なものを、後方を守る配偶者たちが掬い上げてバックアップしてるから、全体がうまく回るみたいな。
そんなに大きな力ではないけど、無くてはならない力っていう感じで、説得力がありました(リアルはどうか知らんけど)。
誠志郎の両親って、隠し子がいる時点でもう破綻した夫婦関係だし、礼央への対応も最低だけど、だからといって、ステレオタイプな仮面夫婦とか冷血人間でもない。父も母もおそらく権力ある家に生まれ育って、一般と感覚がズレすぎた人たちけど、どこか可愛くて憎めない。なんだかんだいって、真面目で優しい誠志郎の親らしい。
普通の夫婦愛・家族愛とは全然違うけど、白の京極家は強固な一枚岩なんだと感じました。
芳子さんの「褌〆直して」が、栄一郎さんの「緊褌一番」とリンクしてるのも良き。
一方、黒の京極家は貴子ママ登場。愛情というものがイマイチわからないらしい尊のバックボーンが見えてきました。
でも、よくわからないからこその、掛け値なしの尊の言葉。
誠志郎にそばにいてほしい。誠志郎を支えたい。
シンプルでストレートな気持ちにグッときました。
なのに、そこへまた元嫁爆弾投下。
1巻で元嫁と直接会ったときはそこまで動揺しなかったし、2巻で尊に「俺また間違った?」と問われたときには「大丈夫だ」ってカッコよく言い切ったのに、今回は揺らいでしまった誠志郎。
それは、あの頃とはかなり気持ちが変わってきたということ。愛してるし、愛されたいからこそ、不安になってしまうし、感情を剥き出しにしてしまう。
こんな喧嘩をしてしまうのも、二人がちゃんと夫夫になってきてる証だよな……と、感慨深かったです。
礼央はまさに「かすがい」になってくれたけど……
「うそばっか」には胸が痛みました。
ママと通話はできてるとはいえ、ものすごく辛い状況。
でも、そんな中でも礼央が笑って暮らせてるのは、誠志郎と尊が心から寄り添ってくれているのを感じて、二人を信頼しているから。二人と暮らす生活が、居心地いいから。
このまま親子三人で幸せに暮らしてほしくもあり……ちゃんとママの元に戻してあげたくもあり……今後が気になります。