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特務刑事オメガパンチ オルガスムスの幻肢痛(2) (合本版)

tokumudeka omega punch

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表題作特務刑事オメガパンチ オルガスムスの幻肢痛(2) (合本版)

三好健太郎
β,巡査
高森誉
異能Ω,警部補

あらすじ

分冊版6〜10話をまとめた合本版の(2)

ハイオメガの警視・四門の権力により三好は特務課を外されてしまう…!

作品情報

作品名
特務刑事オメガパンチ オルガスムスの幻肢痛(2) (合本版)
著者
りーるー 
媒体
漫画(コミック)
出版社
eBookJapan Plus
レーベル
BLfranc
電子発売日
4.5

(17)

(11)

萌々

(5)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
78
評価数
17
平均
4.5 / 5
神率
64.7%

レビュー投稿数3

散らばる事件の手がかりと嫌がらせ人事にわくわく

「特務刑事オメガパンチ」の続編。電子単話の合本版で全3巻の2巻目。
1巻で三好が高森を助けたことへの報復人事か、人事異動で三好が証拠物件管理室という閑職に飛ばされ、代わりに捜査一課の岸が特務課に配属に。岸については三好を抑えられなかったことへの嫌がらせですかね。ハイアルファの四門部長の差し金。
2巻では、証拠物件管理室の室長でオメガでもある白木の過去~現在の謎行動と、嵯峨野部長&室生医師のSクラス番のあれこれ、加えて前巻から引き続いての猟奇的殺人事件の捜査が描かれています。
楽しいです。わくわくします。
ストーリー性があってキャラ設定の細かな長編は読み応え充分でいいですね。

無フェロモンオメガのセンシティブな悩みと、それにつけ込む犯人(と思われる人物)の行動が気になります。高森が患者を装って同じ苦しみを持つ者同士の裏掲示板に潜入し、情報を得ていますが、万が一仁井と接触することになったら顔バレしているからうまくいかないだろうとの不安材料も残していて、うまいなあと思います。
事件の全容は杳として分からないものの、手がかりがあちこちにばらまかれていて、拾い集める楽しさがあります。
1巻目と比べると四門部長の出番が少ないので、対立構造が見えづらくなってはいますが、周囲のキャラのエピソードなどが丁寧に描かれているため、作品の厚みを感じられます。
どんな風に集結するのか、3巻目が楽しみです。

0

哀しきオメガの生を打ち破れ!

「特務刑事オメガパンチ」の続編「オルガスムスの幻肢痛」電子合本版の(2)です。
電子分冊版の6〜10話を収録。

「合本版(1)」の次巻予告ページで思わせぶりに出た「オメガの魔女」。いよいよ登場です。
高森を狙うハイアルファの警視正・四門の権力で高森と引き離され「証拠物件管理室」に異動させられた三好。
そこの室長が「オメガの魔女」こと白木巴。
大のβ嫌いで、訪れるαの警察幹部たちと職場でHしまくってる。
勿論彼(白木は男です)がこうなってしまった過去があるわけだけど。

(1)からのアルファ殺人事件と無フェロモンオメガの関係、というのは進展してなくて、高森が怪しい患者グループに潜入捜査をはじめます。
無フェロモンオメガの麗、その後ろにいるアオ、との接触はまだこれからで、アオの意図もわかりません。
三好はオメガの置かれている複雑な状況を知らないが故に、逆にまっすぐに高森への想いを伝えてきます。
そこに救われている高森。
四門をはじめとするα至上社会に、ベータとオメガの2人は立ち向かえるのか⁉︎
…というところで続く!
BL展開もいいけど、事件そのものが興味を惹く!早く真相が知りたい!

2

極上サスペンス

新シリーズの第2巻。

自分をとたててくれていた上司が、ハイクラスのアルファ上官、四門によって左遷されそう。自分も四門に栂になれと脅迫されている。
一方の三好は、襲い受けオメガのいる思慮室に左遷されて。。

絶体絶命の状況ですが、愛の力で、という安易な解決ではなく、それぞれの人生、これまでの背景が描かれて読み応えがあります。
特に、新しく登場した三好の上司、Hし放題の奔放なオメガの過去、その根っこの部分を引き出した三好、この辺りがドラマとして盛り上がりを見せます。

事件そのものは、これもまた別のテーマで、つらい思いをしたオメガが薬で再び愛するパートナーとHできるようになる、というあるカップルを軸に進みます。
しかしその薬にはとんでもない副作用が。。
果たして事件の真相は、四門の計略から逃れられるのか、など、今後も目が離せません。

0

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