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「獣はかくして交わる」に続き、本作も一気に読みました。大好きなシリーズです。
本作も最高に美しい表紙、そしてスピード感あるストーリー、キャラ立ちしている面々、ビジュも素敵で、最高でした!!!
組対刑事の鹿倉と、無国籍集団をまとめるゼロ。
鹿倉とゼロの間に信頼感が生まれ、お互いの想いを相手にぶつける場面がある。
互いの仕事、目的、立場を理解し近づいているのに、全てを分かり尽くせない、ゼロに対して隔たり、もどかしさを感じる鹿倉。
ゼロと対等でいたいと思っているけど、いつもゼロに守られていると感じる鹿倉が、ゼロの信頼を得るために動く。
負傷したあと、鹿倉とゼロの想いが重なり、惹かれ合うことを隠さなくなる。
ゼロが弱みを見せることで、近くに感じる鹿倉。
ゼロが変態桐山とのことを勘ぐり、嫉妬するところ、最高‼️
前作では少ない甘い雰囲気が、本作では盛り込んであって、
そこに萌えて、1人で喜びました!
新幹線の中で、知らないふりして隣に座り、互いの手の甲を触れ合わせ、
気持ちを通わせるところ。
温泉旅行。
笹団子のストラップのくだり。
今回もカワウソ早苗の小動物感が実にかわいかった。
続きを読んできます。
「獣はかくして交わる」の続編です。
いや、最っっ高に面白かった…!!! たぎりました。
プレイの方も濃厚!!
当て馬検事・桐山の「全身舐め舐めプレイ」、すんごかった…!!
舐められた場所を引っ掻いてしまい、ミミズ腫れだらけの体になった
鹿倉が痛々しい;
そんなミミズ腫れを残らず舐め取り、桐山への嫉妬を滾らすゼロの
プレイも、ねっとりと濃厚で……痺れました。
小山田あみ先生のイラストが、前作に続いて”神”でした。
一番最初に人物紹介のイラストが載っているのが嬉しくて✨
あと口絵がものすんごい美麗&エロスでした…目が潤う…
お話の方も、新キャラ登場にゼロ・鹿倉ともにピンチを迎え…と、
ハラハラドキドキが止まらず。
私、アオが”あの人”だったと分かった時、短く切られた舌で必死に
自分の名前を鹿倉に伝えようとした場面では、泣きました( ; ; )
彼がまさかの…!という展開に困惑したけれど、
両親を殺され、足を折られ、舌を切られて恐怖を散々植え付けられた後に
送り込まれたら、、
そりゃ、逆らえるわけがないよね、と。
この一冊の中で一番悲しく、また苦しく感じたシーンでした。
遠野という男、絶対に許すまじ。
まんまと逃げられたけれど…!
この苦しみの後に、ラストにはきっと快哉を叫ぶ瞬間が待ってるよね!?と
信じてます。
舞台を不可侵城に移しての暗部探索、そこで見た光景に
亡くなった従姉の姿が重なって…
鹿倉にとって、辛く暗い思い出、トラウマを深掘りするような
体験だったけれど、少女を守ろうとした行動、胸が震えました。
男前×男前な二人。
それぞれが私怨と思惑で繋がったはずの関係が、
いつしか互いに必要不可欠になっていく様子に、胸の高鳴りが止まりません。
コクミンとヒ・コクミン。
大きな隔たりはあれど、確実に何かが変わり始めている、
近づき始めていることが感じられる続編、最高だった…
新キャラ・煉条(れんじょう)がまた強烈なキャラで!!
ツーブロックで長髪、自分のことを「煉条」と呼び、
最強レベルに強い東界連合の幹部。若干21歳…
恐るべし。
煉条に迷いなくトドメを刺そうとしたゼロを止めた鹿倉。
それは確かに”甘さ”ではあるけれど、何度でも止めるだろうー
という鹿倉の独白が印象的で、心に残りました。
一体これからどうやって半グレグループ・東界連合に立ち向かっていくのか。
遠野を捕らえることができるのか。
今晩は眠れなさそうです。。きっと続刊を貪り読んでしまう。。
前作から変化し、シリアスでピリッとした中にも
甘い空気も纏うようになったゼロ×鹿倉の関係性。
最新作、シリーズ完結巻までしっかり見届けたい…!
痛みを伴う恋愛物語、面白かった。
読んで思いだしたけど、
・・六本木に治外法権の裏カジノを作ろうとして失敗した人が、昔居たけど、
この小説にも、似た話が登場していた。
治外法権だからって言っても、
その建物から一歩出たら、日本国の法で取り締まりが可能だから、
その建物にずっといるなら天国だけど、そうはいかないので
主催者は逮捕されて終りました。
いえね、かわいいというのは、ゼロに対して距離感を感じてしまい、近づきたいもののやっぱり力の差、そしてコクミンとしての立ち位置からの距離、越えられない柵、、、悩みつつそれでも自分の意志をしっかり持ちながら向かっていくところがね、30歳ですよ。かわいくて仕方ない!
ま、単純にかわいいのはオオカワウソになれない早苗くんですけど(笑)
今回の良きシーンは、やっぱりゼロとの温泉旅行でしょうか。
エロの中にも切なさや愛情が見え隠れして、温泉旅館と言えばお決まりのシーンではあるんですが、萌えました!そして小山田あみさんのイラストがね、そりゃぁもう盛り上げてくださってました。ゼロの体がセクシーでたまらん!
もう一つは、ゼロがホールケーキを食べるところ。
過去を紐解くような、あのシーンも良かったです。
しかし、陣也が桐山にねぇ、、、、陰湿なだけあってやっちゃわないところが始末が悪い。陣也もヤバいって思ってるのに。ちゃんとゼロに上書きされて良かったね。
エンウのメンバーもそれぞれのシーンがちゃんとあって、戦闘シーンやカジノシーンもワクワクしながら読めました。アオはこれから少しは穏やかに過ごせれば良いのだけど…
まだ、遠野の件は片付いて無いし、次の作品も心待ちにしています〜
「獣はかくして交わる」から2年を経て、待ちに待った続巻でした。前巻は続きを読んでからと評価を暫定的に萌にしてました。それはどうしても鹿倉の青臭さや未熟さが鼻に付いてしまったからでした。
今作ではそんな事も無くゼロとのギブアンドテイクの関係から一歩進んでいて、唯一無二って関係に甘さまで加わって凄く好みでした。
ところがです。コクミンとヒ・コクミンという言葉に振り回されて、またまた鹿倉が暴走気味になるじゃないですか!よせば良いのに変態検事の思惑通りに動く鹿倉が青くて、何度も「こいつ馬鹿なの?」って思ってしまったんです。
しまいには大事な場面でまたまた余計なことをしてピンチに陥っていました。
ゼロや煙雨のメンバーは大変だなぁと思いながら読んでました。
前巻では変態検事の桐山の目的が分からなかったんですが、鹿倉を虐めて楽しむのが目的でした。プラス遠野を利用して自分の足場固めさえ出来れば良かったのかな?なんせ変態の考えることなので理解不能です。www
不可侵城や李アズハルの存在を深く知るたびに、ゼロたちや鹿倉に勝機があるのか心配になるほどの無力感に襲われる内容でした。
今回は煉条という魅力的なキャラが登場してましたが、遠野攻略の鍵が彼のような気がしてしょうがありません。次は2年後では無く1年後くらいに続編が読みたいです。
煉条のアクスタとかフィギュアとか出ないでしょうか?ツーブロのドール探して愛でたくなりました。
皆さま軒並み神評価ですが、ここは次巻に期待して萌2にさせていただきました。