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表題作呪縛の血族

ノア・セント・ジョーンズ,名門ジョーンズ家子息,魔法団所属
マホロ・ボールドウィン,18歳,光魔法の子

あらすじ

囚われの身となったジークフリートを守るため、
マホロはアルフレッド陛下の絶対服従の呪法を受け入れた。
この先、アルフレッドが死なない限り、マホロは命令に
絶対に逆らえない立場になったのだ。
このことはノアに知られてはいけない!
秘密を抱えたまま、マホロは奇跡を起こす聖者として
王命に従い巡礼地を巡り、熱狂的に歓迎されるようになる。
護衛として帯同するノアだが、徐々にマホロの態度に
不審を覚えるようになっていく。
闇の血族と光の血族──
惹かれながらも、激しく反発して!?

作品情報

作品名
呪縛の血族
著者
夜光花 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
烈火の血族
発売日
電子発売日
ISBN
9784813013334
4.7

(54)

(45)

萌々

(5)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
255
評価数
54
平均
4.7 / 5
神率
83.3%

レビュー投稿数7

自分は語彙力ないので短くに

ノアとジークフリート二人とも好きです!
二人が似すぎてスッペクほぼ同じ。
神子シリーズみたいにジークフリートルートの番外編出ないのかな。
平行世界のジークフリートに幸せになってほしいです(´;ω;`)

3

続きが待ち遠しい!

何回も言いますが多くの人気シリーズを抱えていらっしゃるのにこのクオリティー、今作も夢中になって読ませて頂きました。

他のシリーズは陽の気配が強いのに、このシリーズは陰の要素が強くて私には全然結末が予想出来ません。

新しいシリーズの本が出たばかりで喜んでいたら、このシリーズが残り1冊の予定と知り悲しみにくれているところです。

個人的にノア贔屓なんですがジークフリートも嫌いではなかったので、彼の退場は悲しいけどもやっと楽になれたのかなぁと思ったのも確かでした。

重罪人であるジークフリートでも死んで欲しくなかったマホロの気持ちも分かるけど、現実世界の独裁者が起こした戦争とか見てると今すぐ死んでくれと思う自分もいて、こればっかりは人それぞれ考え方が違うので夜光花先生は難しいテーマに取り組んでいるなあと感心しました。

誰が正しくて誰が間違ってるとかはかなり複雑で一様には決められない複雑な世界観ですが、それぞれの信念と正義でもって動いているキャラクター達が魅力的なのがこの作品でもあります。

愛し合っててお互いに1番大事なのに、ギクシャクとしてしまってるノアとマホロですが、最後の最後でまたアルフレッドが今度はノアと取引きしてました。マホロの為に簡単に了承してしまったノアでしたが、マホロがジークフリートの時に同じような状況だった事に気が付いて欲しいなと思ったところで次巻に続いてました。

アルフレッドが実は王家と国の行く末を考えて、ノアとマホロを王家に取り込んでいるのではとチラッと考えてしまいました。答え合わせを楽しみに待ちたいと思います。

4

光と闇

シリーズ6作目。そろそろ店じまいなのか…?どう終わるの…?とドキドキいっぱいの巻で、きっと最後は神×100が待ってるに違いないと信じ、萌2にしました。先生、よろしくお願いいたします。本編280頁弱+あとがき。

アルフレッドの絶対服従の呪法を受け入れてしまったマホロ。地方行って民を救済するよう依頼されたものの、俺や国に仇なすものは助けられないという条件をつけられた以外は、酷い扱いをされていません。ただノアにはバレ、烈火の如く怒られて…と続きます。

この巻での新たな登場人物は、いなかった気がする…
ジークさまがね…(泣)不憫だったわ。

++以下 よりネタバレ

あれこれ酷いことを多数なさってきたジーク様。マホロがジーク様を思う気持ちと、今回闇魔法の力を失い、最期の最期にマホロを思う、ジーク様のその様子がたまらなかったでした。なぜ最期に気づくの、ジーク様。めっちゃせつなかったでしたよ、ここ・・・

ジーク様が最期に告げた「死を恐れるな」という、あのセリフは何を意味しているのでしょうか?そしてアルフレッドは何を目指しているのでしょうか。気になる点が山のようにあるのですが、次?もしかしたら最終巻かもとのこと。光と闇の一族がどうなるのか、最後まで目が離せないと思うシリーズです。はよ続きが読みたい。意地悪ノア様と天然マホロの幸せ漫才を読ませてください、先生。お願いします。

4

タイトルに納得

前巻から予想はついてたけど想像以上にしんどかった。
ノアが好きなので最初はマホロには苛立ちしかなくて…けど読み進める内にマホロに同情したし、同じように翻弄された。それぞれに正義があって悪にがある。マホロはずっと流されてきたけど信念を持った。それがノアやジークフリートとは決定的に違っていた。でもジークフリートには思いが通じたように感じた。だからノアにもって思うけど…。血族ゆえなのか難しい。タイトルに納得だった。
ノアの一途にマホロを想う気持ちが辛い。読み終わって口絵見て泣いた、儚い。
1日も早く次巻が読みたい。

8

やらかしちゃったな…(遠い目)

シリーズ作品だったんですね…
知らずに買ってしまいました。ううう…
しかも6冊目だとかで、次に完結らしいです。かなりの佳境の巻を初めて読んで、悪戦苦闘しながら読む自分のアホさに呆れました。
1巻、2巻…とナンバリングなかったから油断してました。
というのも、作者さんの別出版社の新刊作品が超絶面白かったので、その勢いもあり買っちゃいました。道理で初心者には話が見えないはずですね。6冊目だもの…

そんなお馬鹿な私のレビューなど参考になるか分からないですが、自分自身の今後の戒めも含め、この気持ちと感想を書き留めておくことにします。


えー…っと。私はこの作品を、上記の理由から今巻が初読みです。意味プーながらに一応全部読んで思ったのは、やっぱり作者さんの筆運びがえげつないなってこと。惹きつけて魅せる力がヤバい。深くて深くて広い世界観を理解し攻略するのは苦戦しましたが、5冊目までの知識が空っぽのくせに、読み入っちゃいましたよ。


ノアとマホロのBLってよりは、国や国家転覆を狙う勢力の狭間での水面化・表面化の動きが目立っていましたね。中盤以降はダーク&シリアステイストで、ノアとマホロのイチャラブは前半にあっただけ。ですが、ちょっとだけなのに、この2人の関係を何となく察し……ヤベー!コレ最初から見たいかも。年末年始の予定が急に立ちました(笑)溺愛好きには堪らんでした^^


感情面でちょっと難しい感じのお話でした。
ジークフリートは極悪人として囚われていて国家の敵なのに、マホロにとっては心を寄せられる大事な人だから、マホロ1人だけがジークフリートを温かい気持ちで守ろうとしているのが切ない。

ジークフリート擁する勢力だって、結局は彼を利用するだけで、味方とは言え本当の意味での味方ではない。彼が生きてる存在意義が、深いところではマホロただ1人のためだけのように見えました。
ジークフリートが国家転覆を謀り、たくさんの人々を殺した極悪人と言う描写が始まりから立っていて、そうなんだ。と思ってたけど、私にはそうは見えなかったです。既刊でのことを知らないからかもですが、少なくともこの6冊目では彼から慈しみと優しい愛を感じました。
他の登場人物たちの方がいけ好かん奴多い。

前5巻分読んでないですけど、ノアとジークフリートの過去にあったこととか何となく想像出来てしまって、目がジンワリと熱くなってしまいました……。うん、やっぱり1巻から読も。


ま。これ読んで思ったのは陛下のアルフレッドの腹の内がよく分からなくて不気味だなってこと。終わりも続きが気になるものでした。ノアとマホロの関係も少しばかり不穏なものになっていましたので、次巻でどう展開していくのか楽しみですね。

神評価にしたのは、次巻への期待と怖さを抱いた終わり方だったからです。ハンパな私が読んでも面白かったんですから、最初から読んでる方は相当面白いと思います。

初心者の私が最初から最後まで気になったことは、人名・カタカナ攻撃に溺れまくったことですね。お…覚えるの難しい〜…登場人物が次から次へと湧いてくる…。
修行が足りないようなので、鍛え直して出直します。

7

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