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初恋の義父侯爵は悪役でした

hatsukoi no gifu koushaku ha akuyaku deshita

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表題作初恋の義父侯爵は悪役でした

サディアス・ブラッドフィールド
ブラッドフィールド家の当主でセシルの養父,30歳
セシル・スペンサー・ブラッドフィールド
18歳

その他の収録作品

  • ブラッドフィールド家の夕べ
  • あとがき

あらすじ

両親を亡くし叔父に家を乗っ取られそうになっていた下級貴族の子・セシル。領主のサディアスから救い出され、そのまま養子となり何不自由なく過ごすうち、いつしか不器用だけど優しいサディアスに恋心を抱くようになる。だがここは前世の日本で読んだ小説の世界。サディアスが連れてきた新しい養子を見てハッキリ思い出すセシル。この子にサディアスは殺されてしまうーー! 恋心を秘めたまま、セシルは何とか死亡ルートを回避するべく行動するが⁉

作品情報

作品名
初恋の義父侯爵は悪役でした
著者
小中大豆 
イラスト
亀井高秀 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784344851610
4.3

(113)

(67)

萌々

(28)

(13)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
12
得点
489
評価数
113
平均
4.3 / 5
神率
59.3%

レビュー投稿数12

お義父さん、キャラ変わっとるがな。

厳格で冷淡、気難しくいつも厳しい表情をしている義父………
だったはずが、恋人となり溺愛激甘への変貌……

いやもぅこのパターン大好きですよ♡180度どころか540度くらい回っちゃった感じの変貌ですよ。

しかも異世界転生もの、背徳感の強い(義理の)親子関係…。私の大好きなテーマの詰め合わせのような作品でした。

また主人公のセシルは、異世界転生したものの、特にチートな能力を持つわけでもなく「ごく普通の日本人」として描かれていたところが良かったです。
自己評価は高くないけれど、その真面目さやひたむきさ、心根の優しさが、厳格で冷淡で気難しい義父に「愛する」ということ、家族の温かさと尊さを教えた…というのがめちゃくちゃグッときました。

さすが小中大豆先生!という、読後感の良い作品。
オススメです!

0

不安な時にかけられるネガティブな言葉は呪いとなる


恋愛小説の悪役の義父と小説内ではモブで転生者の義息子

他の方が詳しく書いてくださっているので、感想だけ。

前世の記憶がある男爵令息セシル(受け)が義父となったサディアス(攻め)と恋愛が成立するのか心配になる程、2人の出会いはセシルがショタだった。
そして、サディアスが感情あるのかってくらいの人物で、セシルが心が大人でなかったら絶対怯えたままだったのではないかしら?
それがずっと変わらずで、親子としてはそこそこ幸せで、セシルは恋心が育っていってたけど、本当にこれくっつくのだろうかと不安になるくらいでした。

それだけに、後半2人が両思いになってからの豹変ぶりと言ったら!
作中でセシルが言っていましたが、前半と後半でキャラ変した?ってくらい変わってしまいます。
もしかして前世の記憶が出てきたか、誰かと入れ替わってる?ってくらい人が違っていてびっくり。同一人物とは思えない。
後の独白で、セシルを養子にしたことで変わったというのは胸熱です。

落ち着いた時、連日頑張った。褒美が欲しいと強請る姿はあんた誰?な感じで笑えました。

1

小説世界へ転生したモブキャラ?の奮闘 

絵師買い。亀井先生の繊細でぎこちない動きの絵が、絵本の挿絵風。安っぽくない。

小説の世界に転生したセシルが、前世の記憶を活かして未来を変える。
長い小説のダイジェスト版のような仕上がりで、あっという間に完結。
関連本を出して欲しい。

主な登場人物
義父:サディアス・ブラッドフィールド公爵:30才 独身
可哀そうなイケオジ

養子1:セシル・ブラッドフィールド:18才 黒髪 無自覚儚げ美人
アーサーと遭い、前世で読んだ本を思い出す・・実際の印象と違和感。

養子2:アーサー・ブラッドフィールド:黒髪・赤い瞳
サディアスの親友の子。瞳のせいでネグレクト。

セシルの記憶では、アーサーは嘘を刷り込まれ、義父を悪役=仇と思い込み、殺害。
・・セシルは、未来の悲劇を回避しようと奮闘。

2

悪役かはたまた…

異世界転生に義父と養子の恋、そして貴族社会のドロドロまで読めて読み応え抜群!面白かった!

セシルは自分をモブだと思ってるけどそんなことない。地獄のような環境から抜け出す為に、知恵を絞って自分の未来を切り拓き、小説の内容もも修正していくんだから充分すごい。
サディアスがセシルの荒唐無稽な話を信じたのは大きい。セシルを愛していて彼を信じてるからなのは勿論、元々セシルの手紙に興味をもち養子にした決断が見事。
真実の敵が非道で、事が起こる度にハラハラしたけど読後は爽快でした。この間にサディアスとセシルの絆も強くなったと思う。

サディアスが読めなくて2人の恋もドキドキしたけど、サディアスが我慢できずに手を出してくれて一安心。想像以上に甘くなってて良かった。
子供たちを含めて幸せな家族になっててほっこりしました。大満足。

5

作者買いです

先に「Rebirth ~聖騎士は二度目の愛を誓わない」を読んだのですが、12月発売の作品は2つともシリアル寄りでした。Rebirthは生き返りもので今作は異世界転生ものでした。
小中大豆先生の作品はどれを購入してもハズレが無いので安心出来ます。

今作もセシルが不憫ながらも強い精神の持ち主で、幼いながらも必死で生きようとサディアスに助けを求めて交渉する姿に心を打たれました。

異世界転生ものですがセシルにはハッキリとした前世の記憶があるわけでなく、チートな能力もない単に大人びた少年という点が凄く面白いと思えました。

そしてサディアスが冷酷と言われながら、実は不器用なだけで凄く優しい人柄なところに凄く萌えたんです。

最初はサディアスが凄く忙しいので2人の交流も少ないのですが、徐々に愛情と絆が深まって行く過程が凄く良いのです。

サディアスが不幸になる未来を阻止しようと、セシルが全てをサディアスに告白してからがまた凄く面白かったんです。セシルが書き起こした前世の記憶とサディアスが語る現世界の政情を突き合わせて謎解きをして行く様子、また犯人を絞ってから裏をかいて先回りするべく策を巡らせるサディアスの格好の良いこと!

麗しい貴族の青年期からイケオジとなるまでのサディアスを楽しめたのもこの作品の素晴らしい所だと思いました。そしてセシルと両思いになってから遠慮が無くなったサディアスが凄くエロくて、初なセシルを翻弄するような情事に滾りました。

最終的にはサディアスの策によって物事が全て良い方向に変わってて、セシルの義弟のアーサーもアーサーが出会って結ばれる予定の王女ともちゃんと合流出来ていました。ブラッドフィールド家が4人になって幸せになる予感で終わってたのが凄く良かったです。

個人的にはもう少し王家の行く末を知りたかったと思いました。

7

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