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あああ…良かったー…!!そして面白かったーー!
元高校の同級生同士の、クラス会きっかけの再会ラブストーリーです。
非の打ちどころのないイケメン × 雑魚キャラ(だと自分を卑下しているが決してそんなことはない)受け。
9年越しの攻めの片想い、成就して本当に良かったね。。
クラス会をきっかけに連絡を取り合い、攻めのストーカーをしている女子撃退のために受けの汐入の発案で”攻めの好感度を下げるための特訓”が始まるのですが。
もう、汐入の突拍子もないアイデアや「印象を最悪にする答え方の例」がいちいち面白すぎて!!声を上げて笑いながら読みました。
”好みの映画を聞かれたら「死霊のはらわた」とか「変態仮面」って言え!”とか、
”「好きな料理は?に対する答えは『くさやかな』『ハブ酒に浸かったハブの生かじり』とか言っとけ”とか、極端すぎて一人ニヤニヤ、ばか受けしてました。
汐入は昔から文才があり、新聞部所属で今はフリーライターの仕事をしているキャラなので、言葉の選び方とか発想が面白いんですよね。
昔から女子にモテモテの攻めの堂上ですが、そのモテの様子を「う◯こべったり付けた豚の尻にどばっとハエがたかるみたい」と評するんです。例えが悪すぎ(笑)
そして、この汐入が小柄設定ながらも(攻めより20センチ身長が低い)、いざという時ものすごく頼りになる男で。
汐入の取材のために一緒に山に行った時のエピソード、攻め目線で「汐入…かっこいい…✨」ってなりました。
そうそう、序盤で攻めの堂上が汐入の2駅隣に住んでいると分かった時は、執着攻め・ストーカー攻めか!?なんて思ったのですが、全くそんなことはなく。
執着攻めものばかり読んできた弊害ですね…重症だ笑
危ない攻めではなく、高校時代汐入のことが好きで堪らず、再会できた喜びに打ち震える、健気な攻めでした。
年末の忙しい時期にも気軽に読めて、明るく笑って心地よい気分に浸れる一作。
おすすめです・:*+.
ということで、イラストレーターさんが違うので別作品かと思いきや、実はこちらの作品が元だったと知って慌てて読んだ民です。(懺悔)
他の方も書かれていらっしゃいますが、フリーライターをしている地味メン(受け)が、高校の同窓会で顔面偏差値高すぎるカースト上位のイケメン(攻め)と再会。
思いがけずその帰路をともにした際、攻めが会社でストーカー被害に遭っていることを知る。
ストーカー撃退のために、受けが非モテ指南を攻めに行うために、攻めの会社へ仕事終わりに迎えに行くが、、、
前半と後半で受けと攻め視点で、事の顛末が分かる構成が面白かったです。
とくに前半の部分の受け視点を読んだあとで、後半の攻め視点を読むと、これだけ攻めが重い愛を持ってして、高校時代から受けのことを好きだったんだと判明してニヤニヤが止まらなくなります。
そしてイケメンなのに、完璧じゃない人間味のある攻めが、受けではないですが、大きな抱擁を持ってして包み込みたくなるくらい愛おしく感じるお話でした。
また、ところどころ見知った典雅作品のワードが出てくるので、思わず指先でハートマークを作りながら、ふふっと顔をほころばせました。
ちなみにスピンオフは、この2人の高校時代のクラスメイト。九石と、その幼なじみで使用人の息子、匠馬のお話です!
同窓会で再会した同級生のラブコメ♡
さすが小林先生、クスクス笑わせてもらいました(≧∇≦)
受け様は、フリーライターの汐入。
攻め様は、大手企業に勤めるイケメンでモテメンであろう堂上。
高校時代、雑魚キャラを自認していた汐入は、キラキラしていたカースト上位陣とは一線を引いた付き合いをしていたのだけど。
同窓会で再開したカースト上位だった堂上が、盗撮に悩まされていると知って、汐入は偽の恋人役を買ってでて、ついでに堂上の好感度を下げる指南をする事に。
この好感度を下げる為の受け答え、なるほどねぇ、と納得でクスリ(*´艸`)
生き生きとした汐入が、とても可愛くて魅力的でした(≧∇≦)
堂上が好きな人を旬だと思い込んでいた汐入でしたけど、ここでスレ違いパターンもあるのに、ちゃんと告白した堂上に拍手でした。
もっとも想いが通じ合った後の、しまらなさに笑っちゃう。
ここって、確かにハグとかキスの流れだったのにね(^ω^)
書き下ろしは、堂上視点。
高校時代から、こんなに涙ぐましい努力を密やかにしてたのか…。
イケメン攻め様のいじらしい一面を見せてもらって、儲けた気持ちなりました(≧∇≦)
イラストはみずかねりょう先生。
口絵のキスシーン、かわいくてきゅんきゅんです( >ᗢ< )
小林先生のビタミンBLは、コメディ、読んで疲れないので大好き。
そして伏線仕込みが上手い。
表紙の二人がメインキャラ。
二人は国民的スター「真中旬」の同級生。
●手前が、一般家庭出身の汐入佳人;フリーライター。非モテ。
イラストだと中々の美貌だけど、佳人はモブ。
●後ろが、堂上哲也:成績上位。勤務先は有名大手。
学生時代、佳人が避けた上位カースト。
高校卒業9年後の同窓会で二人は再会。
佳人は、堂上の相談に「顔が良いだけの糞野郎」作戦を提案、偽装恋人になり、犯人捜しを(勝手に)請け負う
・・冒頭とタイトルから、展開が読めちゃうけど、面白かった。
目次:
友達じゃ嫌なんだ: 佳人視点
友達が好きなんだ: 大爆笑の堂上視点
バレンタインはいつも特別
▼関連本:
国民的スターに恋してしまいました 葛生惇史x真中旬
国民的スターと熱愛中です
スターのマネージャーも恋してしまいました 樫原彰文x日暮遼太 ★
友達じゃいやなんだ 堂上哲也x汐入佳人 ・・二人とも真中旬の同級生
御曹司のこいわずらい 九石薫x? 発刊予定。
別にモテたくないのに超絶イケメンすぎるがゆえ、超モテモテで盗撮者まで引き寄せてしまう攻めを見かねて、クソ野郎になれば女は近寄ってこなくなるからクソ野郎を目指せ!と受けが指南するやつ。
既刊の【美男の達人】では「モテる男になるための心構え」を怒涛の勢いで説いていましたが、「モテすぎて困っている男をモテなくするために一人前のクソ野郎を目指す」とはね!
発想がすごい。
先述した【美男の達人】の他にも【たとえばこんな恋のはじまり】【デートしようよ】といった典雅さんの指南系BLが大好きなのですが、あの怒涛の情報量に比べたら今作のクソ野郎指南はほんの少しでした。
でも大いに笑わせてもらいました。
後半の書き下ろし部分が、前半の受け視点の答え合わせのような攻め視点だったので、あの時堂上はこんなこと思ってた!みたいなのがわかって萌えました。
めーちゃくちゃ好きだったんじゃん!!必死じゃん!!って。
あとがきにありましたが「後半は受けをすぎすぎて感涙にむせびなく攻めにしてしまった」とありましたが、これぞ私が期待する典雅さんの攻め!
くぅぅぅ〜ありがとうございます!!と感涙にむせびながら読ませていただきました。(「可愛いがお仕事です」の攻めと双璧をなすと思う)
あと、国民的スター〜の真中旬とクラスメイトという嬉しい設定だったので真中旬の高校時代の様子が知ることができたし、煌星大学付属高校、ザザ・コミュニケーションズ、神永怜悧、もつ蔵てっちゃんといったキーワードがちらほら登場するところも嬉しいポイントでした。
おまけして神で。