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表題作国民的スターと熱愛中です

葛生惇史,27歳,ツアー添乗員
真中旬,23歳,国民的スターの若手俳優

その他の収録作品

  • 国民的スターと蜜月中です
  • あとがき

あらすじ

国民的スター・真中旬と至れり尽くせりの年上彼氏・葛生のシークレット・ラブ。
「国民的スターに恋してしまいました」続篇登場!!

作品情報

作品名
国民的スターと熱愛中です
著者
小林典雅 
イラスト
佐倉ハイジ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
シリーズ
国民的スターに恋してしまいました
発売日
ISBN
9784403524295
3.9

(80)

(25)

萌々

(35)

(12)

中立

(6)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
15
得点
307
評価数
80
平均
3.9 / 5
神率
31.3%

レビュー投稿数15

甘々、エロエロ。時々爆笑。

作家買いです。典雅作品の『国民的スターに恋してしまいました』の続編です。『~恋してしまいました』がめっちゃツボだったので、発売を楽しみに待っていました。

前作が未読でも理解できないことはないと思いますが、やっぱり二人が出会ったきっかけや恋人になるまでの経緯が分かっていた方がより楽しめると思うので、前作未読の方はそちらから読まれることをお勧めしたい。

という事でレビューを。ネタバレ含んでいます。






前作『国民的スターに恋してしまいました』はスターと恋人同士になるまで、が描かれていましたが、今作『国民的スターと熱愛中です』は恋人同士になった二人のその後、を描いた作品です。

あとがきで典雅さん自身書かれていますし、ほかの典雅作品を拝見しても分かるのですが、典雅さんの出来上がった二人のその後を描いた作品はでろでろに甘いです。この作品も甘かった…!


恋人同士になった彼らですが、国民的スターの旬くん、堂々とデートしたりすることはできない。という事で旬くんのマネージャーの樫原さん&付き人の日暮さんの二人に守られながら(というか邪魔されながら)のデートをつつましやかに楽しむ二人の描写から始まります。

好きなように行動できず、会える時間も限られる自分との逢瀬に不満を抱いているんじゃないかと悩む旬くんですが、そこは典雅さんがお好きだと公言してはばからないアンドレ攻めの葛生さんなので、二人が徐々に愛情を深めていっている様子がうかがえてほっこり。

そんな二人に襲い掛かったのが旬くんの浮気疑惑で…。

というお話。

浮気疑惑と言ってもさほどシリアスなものではなく、典雅さんらしいコミカルなギャグを交えての甘々なストーリーでした。

前半も甘々な空気満載ですが、後半半分はさらに甘々になります。

頑張る旬くんに樫原さんと日暮さんのサプライズで、葛生さんが旬くんの住むマンションにお引越しして、さらに旬くん1週間のお休み、という二人っきりで過ごす蜜月のお話でした。この二人のシーンの甘さと言ったら…。はい、とってもおいしかったです☆

葛生さんを喜ばせたい旬くん、コスプレ有りの、鏡の前でのエチシーン有りの、旬くんの手料理有りの。そして極めつけは葛生さんの褌姿。旬くんじゃなくって、葛生さんなんだ…、とちょっと思ったりしましたw

という、これでもか!と言わんばかりの甘さでした。

今作は旬くんのネガティブさもやや控えめで、ひたすら相手を求める恋人同士のお話でした。

あとがきで樫原さんと日暮さんのスピンオフの要望を読者さんからいただいていて…、という件がありましたが、わお、面白そう!とちょっとテンション上がりました。
でも典雅先生、私は樫原さん受けがいいなあ…。インテリヤクザさながらの容貌を持つ樫原さんが「いい人」を前面に押し出した日暮さんに喘がされる…。
そんな樫原さんが見たいです☆

甘々で、典雅さんらしいギャグも盛りだくさん。
大変萌えの詰まった作品でした。

10

「ザ キング オブ アンドレ攻め」に萌えろ

ちるちるでも攻めの属性に「アンドレ」というものを追加していただきたいと思ってしまった「国民的スター」の続編です。
アンドレ葛生とネガティブ旬くん、今回も暴走しまくっています。

ちなみに「アンドレ攻め」とは
1.  誠実で優しい。
2. 自分を犠牲にしても好きな人につくす。
3. 「恋人の下僕になってもいい」と思っていることが第三者にもダダ漏れ。
4. 恋人のための家事やメンタルヘルスケアが大得意。
5. とことんマメである。
6. ストーカー気質なのに全然怖くない。
7. 恋人が側にいてくれれるだけで楽しめる。
8. 恋人の睫毛の本数を知っている。
9. 恋人が大切で気を遣うあまり、真意が伝わらないことが多い。
10. 恋人から「やってもらいたいこと」を聞かれると予想の斜め上を行く。
11. 結構嫉妬深い。
12. でも嫉妬を顔に出さない。
13. 1~12の結果(ここ重要!)「暴走する変態さん」になってしまう。
14. 変態は変態でも、あま~い変態だよ。

ちょっと関係ないんですが、
「アンドレ攻め」とアンドレは似て非なるものだと思うんですけど「実際のアンドレもきっと変態に違いない」って思っちゃうのはなぜかしら?ヅカの舞台でオスカルと結ばれた後に「生きててよかったーっ」って絶叫するからかな?

今回も全編通してクスクス笑いながら楽しませていただきました。
作中に出てくる様々な小ネタ(河鍋暁斎とか上杉鷹山とか)の語り口も、まるで「美男塾」で受ける講義の様で面白かったです。

典雅さん、いつも「現実の辛いこと、悲しいことを忘れてほっと出来る」作品をありがとう!
もう、あなたにずっとついて行きます。

8

清々しいまでのバカップルぶりに神を捧げます。

続編って、くっついた二人のその後の「仲良くしている」様子が読みたいのに、余計な当て馬が登場してこのやろー!もっと二人のイチャコラを読ませろ!!みたいなのが多いと思うんですが、これは限界を超えた甘さ、そしてとどまることをしらない二人のイチャコラが図抜けてて、こういうの大好き!!

もっとも前半は、受けの旬が国民的スターゆえに殺人的スケジュールで、逢うことすらままらないので、そこまでバカップルではないです。
バカップル開花しちゃうのは、後半。
二人がようやく1週間の休みを取って二人きりで過ごすんですね。
その1週間の様子がもうなんていうか、笑うしかないバカップルのてんこ盛り状態。
一人サイン会とかもうニヤついて仕方ないし。

それにしても攻めの葛生って、常に穏やかで寛容で優しくて、旬専用の生ける精神安定剤だし、本当にパーフェクト!!な彼氏なんですよねぇ。
旬のために美容薬膳まで習得しちゃうし、とどまることを知らない旬への愛。
ただし旬が好きすぎて、もはやただの変態になりかけてるところとか好きすぎる。

受けが好きすぎてもはや変態の域に達してる攻めとか大好物だし、ここまで振り切ったバカップル作品って滅多にないので神です。

4

コテコテのバカップル最高…!

『国民的スターに恋してしまいました』の待望の続刊です‼

面白かったです!

読書中ずっと、
「ラブラブっていうのはね、こういうことなんだよ…」
と耳元で囁かれているような気持ちになりました!笑
とても幸せな読後感です。


以下、ネタバレあります。


国民的スターの旬君と、旅行会社勤務の葛生さんが秘密のお付き合いをスタートして1年。
毎日好きになっていくのに、スターの恋人とは思うように会えないことばかり。

束の間の逢瀬も周りを気にして友達のふりをしなければならず、さらにマネージャー同伴のデートなので、逆に修行の域…。

ですが葛生さん&旬君は、ふたりだけの暗号サインを編み出すなど、愛を伝え合うことに余念がありません。

前半「国民的スターと熱愛中です」では、
旬君にちょっかいをかけてくる雄フェロモンカメラマンが登場して、偽の熱愛報道までされてしまい、もー!とやきもきします。
でもそれがスパイスとなって、後半のラブラブが、渇いた大地に染み渡る慈雨のよう…。

後編の『国民的スターと蜜月中です』
は、旬君が一週間のオフをもらえるお話。

この、二人だけのおうちバカンスが本当に愉しいです…!

相手のことが好きでたまらないという気持ちを、ここまで「行動」で表現してくれる作品は初めてでした。

葛生さんといちゃいちゃしている真っ最中に、さらにオプションを思いついてラブを上乗せしてゆく旬君。
この部屋、絶対暖房いらないな…と思いました。
堂々といちゃいちゃしているようで、ちょっと照れ照れしている二人が甘い…!!

今回、ラブラブカップルをお書きになったら小林典雅先生の右に出られる方はそういないのでは…?と思ってしまいました。

ただいちゃいちゃスキンシップを読ませてもらえるだけじゃなくて、

葛生さんと旬君の間には、温かい気持ちの往復があって、内側から幸せがにじみ出てくるのです。

例えば、
せっかく二人きりなのだから、旬君はエロ系のリクエストをしてほしいのに、いつも予想の斜め上を行く葛生さんのリクエストは「一人サイン会をしてほしい」。
でも、これすごく幸せなシーンで、
葛生さんの為にしてあげたサービスだけど、相手の喜ぶ姿を見ていたら、旬君も相手以上に幸せな気持ちになるっていう表現があります。
ラブコメの中に、すごく純粋な想いの往復があるのです。

旬君のファンでもある葛生さんのはしゃぎっぷりに笑いながら、二人一緒に満たされているのが伝わってきて、ほっこり温かい気分になりました。

ちなみに我慢していた分、プレイもサービス満点なので、そこもお楽しみ頂けるのではないかと…!笑

疲れた時に、癒やしと元気をもらえるオススメの小説です!

2

ゲロあまと迸るエロ

前作『〜恋してしまいました』の音声化をきっかけにまず原作を読んで、典雅先生の文章のファンになりました。
ようやく読むことができた今作も、流石の面白さでした!

登場人物達があちこちで真顔でボケを連発するような典雅節が今作もいかんなく炸裂していたなと思います。
地の文で私が特に笑ってしまったのは『「世界の動物大集合」を見ながら一家団欒中に「珍しいマナティの交尾シーン」が始まってしまったときのお母さんのような表情』です。わかりすぎて……(笑)
あと『節子の庭』wwww
白椚さんの声は完全にあの方の早口で再生されました。

先生ご自身もあとがきで書かれていたように正にゲロ甘バカップル。
葛生さんの変態要素も旬くんのエロに積極的な部分も濃度を増していて、相変わらずネガティヴにぐるぐる行ったり来たりしつつも、平和にあまあまな二人をこれでもかと見せつけられました。
国民的スターと一般人の男同士という関係故に苦しい部分、もどかしい部分も沢山あって、特に序盤はこちらも読みながら相当おあずけを食らっていたような感覚だったので、二人が我慢して我慢して我慢した先に久々に体を繋げることができたシーンの盛り上がりは凄かったです。
今作も複数ラウンド展開されていますが、典雅先生の、登場人物達の本能のままに書き殴ったようなエロ描写がとても良いです。

通い婚をする為の引っ越し先について『パートナーシップ条例のある街』という希望を旬くんが出したのがとても生々しく切実な願いを感じて、何か胸に迫るものがありました。
いつか互いに堂々とパートナーを名乗れる日が来るといいなぁと思います。
最後の、「呼んだだけ」のやり取りが本当にたまらなくて、幸せいっぱいの読後感でした。

樫原さんも日暮さんもやっぱりなんだかんだ優しくて協力的で、本当に安心して読める作品だなと思います。

2

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