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表題作友達じゃいやなんだ

堂上哲也,27歳,会社員
汐入佳人,27歳,フリーライター

その他の収録作品

  • 「友達が好きなんだ」書き下ろし

あらすじ

顔よしスタイルよし性格よし。完璧すぎるモテ男の元同級生・堂上がストーカー被害に遭っていると知り、非モテ指南&偽装恋人役をすることになった佳人だが……!? 同窓会で再会ラブ♡

作品情報

作品名
友達じゃいやなんだ
著者
小林典雅 
イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
シリーズ
国民的スターに恋してしまいました
発売日
電子発売日
ISBN
9784403525681
4.2

(58)

(23)

萌々

(27)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
244
評価数
58
平均
4.2 / 5
神率
39.7%

レビュー投稿数12

非モテ講座が面白い!!

とても面白かったです!!
同窓会で再会して、そこから恋が芽生える…というお話は読んだことがありますが、このお話は予想外の連続でした!

攻めは、モテるあまり盗撮被害に悩まされる堂上さん。美形で穏やかで優しく、おまけにエリート、でもそれらが自然体で全く嫌みのないすごいお方です。

対する佳人さんは、本に囲まれて暮らすフリーライター。
自分を飾らずモテとは無縁な人生ですが、実はとても友情に篤い人。歯に衣着せぬちゃきちゃきした物言いが面白いやら可愛いやらで、かなり好きなタイプでした!

他にも好きなところがいっぱいあったので、3つに絞って書かせていただきます。

一つ目は「非モテ講座」です!!

高校時代はカーストが違うと思い込み、堂上さんと距離を置いていた佳人さん。
でも同窓会で再会し、堂上さんが周囲からのアプローチに本気で悩んでいると知るや、ゲイの恋人役を買ってでて、おまけに非モテ講座をしてくれることに…!この発想が新鮮で、非モテ講座が最高に面白かった!

佳人さん:「『堂上くんは恋人に手料理を作ってもらうならなにがいい?』って聞かれたら、どう答える?」

堂上さん:「俺別に好き嫌いないからなんでも…」

佳人さん:「違ーう!『やっぱり肉じゃがかな。うちの母と寸分たがわぬ味付けじゃないと食べないけど』が模範解答だ」

って感じで、堂上さんの性格の良さがにじむモテ発言をビシバシダメ出ししてくれるんです!次々飛び出す熱血指導と模範解答が面白すぎて、何度噴き出したことか…!良い香りがする堂上さんの車を、非モテ車に改造しようとするアイディアも忘れられないです!!

作者さまのご作品は、面白さを盛り込みつつ、ギャグに走りすぎないバランスの良さが素晴らしいと感じました。
佳人さんは高校時代からずっと、自分のことをなんの取り柄もないつまらない奴って思っていて、自身の才能や魅力に気づいてないんですよね。
そんな彼に、堂上さんは高校時代の思い出を振り返りながら、佳人さんのまっすぐな正義感や文才、人に寄り添える強さにどんなに憧れていたかを伝えてくれるんです。
テンションの高い非モテ講座と、真心のこもったやり取りが違和感なく共存していて、「自然な雰囲気の流れ」を生み出せる作者様のすごさを実感しました。

二つ目の推しポイントは「両視点」です!
前半が佳人さん、後半が堂上さん視点で、二人が再会した同窓会シーンは、ぜひ両視点でご一読いただきたいです…!!同じ場面が、視点によってこうも変わるのか!!と感動しました。
佳人さんとお近づきになるために堂上さんが影で涙ぐましい努力を重ねていたことが明かされ、前半では完璧なモテメンに見えた彼が、なんとも健気で可愛く見えちゃうマジックでした!!
特筆すべきは、この堂上さん視点が特殊な構造になっていることです。
恋人になるまでの回想シーンと、無事お付き合いできてからのハイキングデートシーンが、交互に展開されていくんです。
普通なら、時間軸が変わると違和感がありそうですが、「実はこの時こう思っていた」という回想シーンの面白さと、現在の幸せいっぱいのデートシーン、どちらも気になりすぎてぐいぐい読み進めていました。
その上、別物に思えていた過去と今が、ピンチという同じ境遇によってピタリと重なるページがあって、回想シーンが現在の堂上さんの中に見事に収まっていくんです。
えっ、すご…とページを強く握ってしまいました。

最後の推しポイントは「ミッドナイトハイク」です。
デート先としてかなり予想外ですよね…!作者様の他作品でも、無人島やジャングルなどなど、未体験の舞台がたくさんでてくるのですが、いつもリアリティに驚かされます。今回のミッドナイトハイクも、本当に自分が体験してるかのような描写と、分かりやすい知識がちりばめられていて新鮮な読書体験を味わえました!
ネタバレを含みますが、登山中に堂上さんがトラブルに見舞われ、佳人さんがてきぱきと明るくフォローしてくれるんです。
自分の中にあった攻め様と受け様の立場が気持ち良く一新されて、こういう関係ってすごく良いな…と感じました。攻め様だってかっこいいばかりじゃなく、相手に助けられたり素直に頼ったりして、そこで新たに生まれる関係もあるのだと気づきました。普段は堂上さんの包容力のなかで佳人さんがリラックスしている印象だったので、ピンチでは互いに助け合える相性の良さに二人だけの絆を感じました。
そしてラストの堂上さんのモノローグが、最高の余韻を残してくれます…!

長文で失礼いたしました。
再会ラブストーリーに作者さまのオリジナリティがたっぷりつまって、何度も読みたくなるおすすめの一冊です!

8

笑った(≧∇≦)

すごーく楽しかった!同窓会での再会愛。
最初は受け視点。高校時代モブだった佳人は同窓会で上位カーストだった堂上と再会。彼のストーカー対策の為に付き合ってる振りをする事に‥。
佳人は自分をモブだと信じてるけど、発想力豊かで面白い。堂上のストーカー対策もユニーク(少し下品)(笑)
時折嫉妬めいた感情を感じつつも、一生懸命協力する様子は可愛い。
ストーカーが見つかり、堂上からゲイバレされ上手く反応できなかった事で自分の気持ちに気づく。
自分では堂上に相応しくないと卑下し、せめて友人でいようとするのが切ない。諦めかけた所に堂上からの告白。素直に応えるのが可愛かった。恋愛初心者な佳人が照れつつも男前なギャップにやられました。
後半は堂上視点、前半も面白いけど後半は声に出して笑った(≧∇≦) 付き合ってから2人と、堂上の回想です。
堂上がどれだけ佳人が好きかがよく解る。そして2人の初ハッテンがあまりに2人らしくて最高でした。
少し乙女なイケメンと男前なモブの再会愛、オススメです!!

2

モテすぎて困っている男をモテなくするためにクソ野郎を目指す

別にモテたくないのに超絶イケメンすぎるがゆえ、超モテモテで盗撮者まで引き寄せてしまう攻めを見かねて、クソ野郎になれば女は近寄ってこなくなるからクソ野郎を目指せ!と受けが指南するやつ。

既刊の【美男の達人】では「モテる男になるための心構え」を怒涛の勢いで説いていましたが、「モテすぎて困っている男をモテなくするために一人前のクソ野郎を目指す」とはね!
発想がすごい。

先述した【美男の達人】の他にも【たとえばこんな恋のはじまり】【デートしようよ】といった典雅さんの指南系BLが大好きなのですが、あの怒涛の情報量に比べたら今作のクソ野郎指南はほんの少しでした。
でも大いに笑わせてもらいました。

後半の書き下ろし部分が、前半の受け視点の答え合わせのような攻め視点だったので、あの時堂上はこんなこと思ってた!みたいなのがわかって萌えました。
めーちゃくちゃ好きだったんじゃん!!必死じゃん!!って。

あとがきにありましたが「後半は受けをすぎすぎて感涙にむせびなく攻めにしてしまった」とありましたが、これぞ私が期待する典雅さんの攻め!
くぅぅぅ〜ありがとうございます!!と感涙にむせびながら読ませていただきました。(「可愛いがお仕事です」の攻めと双璧をなすと思う)


あと、国民的スター〜の真中旬とクラスメイトという嬉しい設定だったので真中旬の高校時代の様子が知ることができたし、煌星大学付属高校、ザザ・コミュニケーションズ、神永怜悧、もつ蔵てっちゃんといったキーワードがちらほら登場するところも嬉しいポイントでした。


おまけして神で。

1

肩がこらないラブコメディ 

小林先生のビタミンBLは、コメディ、読んで疲れないので大好き。
そして伏線仕込みが上手い。

表紙の二人がメインキャラ。
二人は国民的スター「真中旬」の同級生。
●手前が、一般家庭出身の汐入佳人;フリーライター。非モテ。
イラストだと中々の美貌だけど、佳人はモブ。
●後ろが、堂上哲也:成績上位。勤務先は有名大手。
学生時代、佳人が避けた上位カースト。

高校卒業9年後の同窓会で二人は再会。
佳人は、堂上の相談に「顔が良いだけの糞野郎」作戦を提案、偽装恋人になり、犯人捜しを(勝手に)請け負う
・・冒頭とタイトルから、展開が読めちゃうけど、面白かった。

目次:
友達じゃ嫌なんだ: 佳人視点
友達が好きなんだ: 大爆笑の堂上視点
バレンタインはいつも特別

▼関連本:
国民的スターに恋してしまいました 葛生惇史x真中旬
国民的スターと熱愛中です
スターのマネージャーも恋してしまいました  樫原彰文x日暮遼太 ★
友達じゃいやなんだ 堂上哲也x汐入佳人 ・・二人とも真中旬の同級生
御曹司のこいわずらい 九石薫x? 発刊予定。

1

最高にきゅんとする同級生再会ラブ

あああ…良かったー…!!そして面白かったーー!

元高校の同級生同士の、クラス会きっかけの再会ラブストーリーです。

非の打ちどころのないイケメン × 雑魚キャラ(だと自分を卑下しているが決してそんなことはない)受け。

9年越しの攻めの片想い、成就して本当に良かったね。。

クラス会をきっかけに連絡を取り合い、攻めのストーカーをしている女子撃退のために受けの汐入の発案で”攻めの好感度を下げるための特訓”が始まるのですが。

もう、汐入の突拍子もないアイデアや「印象を最悪にする答え方の例」がいちいち面白すぎて!!声を上げて笑いながら読みました。

”好みの映画を聞かれたら「死霊のはらわた」とか「変態仮面」って言え!”とか、
”「好きな料理は?に対する答えは『くさやかな』『ハブ酒に浸かったハブの生かじり』とか言っとけ”とか、極端すぎて一人ニヤニヤ、ばか受けしてました。

汐入は昔から文才があり、新聞部所属で今はフリーライターの仕事をしているキャラなので、言葉の選び方とか発想が面白いんですよね。

昔から女子にモテモテの攻めの堂上ですが、そのモテの様子を「う◯こべったり付けた豚の尻にどばっとハエがたかるみたい」と評するんです。例えが悪すぎ(笑)

そして、この汐入が小柄設定ながらも(攻めより20センチ身長が低い)、いざという時ものすごく頼りになる男で。

汐入の取材のために一緒に山に行った時のエピソード、攻め目線で「汐入…かっこいい…✨」ってなりました。

そうそう、序盤で攻めの堂上が汐入の2駅隣に住んでいると分かった時は、執着攻め・ストーカー攻めか!?なんて思ったのですが、全くそんなことはなく。
執着攻めものばかり読んできた弊害ですね…重症だ笑

危ない攻めではなく、高校時代汐入のことが好きで堪らず、再会できた喜びに打ち震える、健気な攻めでした。

年末の忙しい時期にも気軽に読めて、明るく笑って心地よい気分に浸れる一作。
おすすめです・:*+.

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