• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作セブンデイズ MONDAY→THURSDAY

モテモテ高校1年生、芹生冬至
モテモテ高校3年生、篠弓弦

その他の収録作品

  • POSTSCRIPT(橘紅緒)
  • POSTSCRIPT(宝井理人)

あらすじ

「俺とつきあってよ、芹生」

高校三年の篠弓弦は、
月曜の朝、弓道部の後輩である
芹生冬至と校門で出逢う。
学年を問わず女生徒に人気の芹生は、
月曜日の一番最初に告白してきた相手と
必ずつきあい、週末に必ず別れると噂されている。
一週間限定の恋人――
弓弦の軽い気持ちから出た一言で
つきあうことになったふたりだが…

作品情報

作品名
セブンデイズ MONDAY→THURSDAY
作画
宝井理人 
原作
橘紅緒 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス CRAFT Series
シリーズ
セブンデイズ
発売日
ISBN
9784813050858
3.9

(370)

(183)

萌々

(61)

(74)

中立

(30)

趣味じゃない

(22)

レビュー数
56
得点
1411
評価数
370
平均
3.9 / 5
神率
49.5%

レビュー投稿数56

1週間のお試し交際から恋に落ちるまで

1週間限定のお試し交際から始まる2人のピュアで真っ直ぐな恋模様が丁寧に描かれたお話です!
BL沼にハマったきっかけの作品。
エロはなく、二人の想いが通じるまでをじっくり描いているのでBL初心者にはかなりオススメの一冊です!

●カップリング
攻(?):モテまくりのイケメンわんこ系後輩
   (若干M?尻に敷かれるのも満更でもなさそう)
×
受(?):美人だけど自由で豪胆な先輩
   (芹生を尻に敷くのが上手い自由人)

●あらすじ
週の始めに告白してきた相手と必ず付き合うという噂の芹生。
でも交際期間はきっかり1週間で、週の終わりに必ず「好きになれなかった」と言われて別れることになるらしい。色仕掛けも全く通じないという。
月曜日にたまたま遅刻してきた芹生と校門の前で出くわした篠は、興味本位で自分と付き合ってみないかと提案する。

そうして始まった1週間限定の恋人関係だったが、彼氏としての芹生は完璧でとにかく居心地が良い。
次第に芹生に惹かれていく篠だったが、終わりの日は確実に近づいていて…。

なぜ芹生は1週間限定でしか人と付き合わないのか、篠の気持ちの行方は…?

●感想
DK二人の青春が眩しい。
イケメン同士の真っ直ぐでピュアな恋愛がとにかく尊い!自然体な二人のやりとりがとても素敵です。
弓道部の先輩後輩でもある二人ですが、弓を引く姿がとても美しいのも魅力。
個人的に好きなシーンとしては、公園でのキスシーンがとても綺麗で感動しました。
あとは二人きりで部屋に居る時の緊張感が絶妙で…何で電話が鳴ってしまったのか…(笑)
付き合ってからの2人がもっと見たいです。
何年経っても続編希望。

1

ゆっくり丁寧

宝井先生の初単行本なんですね。

1週間のお話をリアルタイムでは3年かけての連載とは気の長いこと。
(あ、でも1.2巻を3年かけて出版することは今でもあるか)

冗談で始まった交際が曖昧なままだんだん惹かれ合っていく。
時間や気持ちが丁寧に描かれていますね。
説明が少なく絵で見せるところが好きです。

特に、背景を描いた引きのコマがいいですね。
風が吹き、一瞬の心情が風景と共に描き出される。
みずみずしくてハッとします。
宝井先生のいいところだと思います。

冬至が自分の気持ちを自覚したところで、木曜日は終わり。
どうくっつくのか週末巻楽しみに読みます。

0

恋の芽生えの4日間

モテるけど付き合った相手に「思ってたのじゃなかった」と振られ続けていて、付き合う事に少々投げやりになっている弓弦と、月曜日に告白してきた人と付き合って1週間で好きになれなかったら別れを告げる芹生が付き合うという高校生2人のお話の月曜日〜木曜日編でした。

ただの思いつきというか興味本意で付き合おうって言った弓弦だったが、芹生は休み時間にクラスに来たりメールしたり、家まで送って行ったり恋人として接する。

「お付き合い」を続けるうちにお互いに何かが芽生え始めるのですが、この2人最初の根本的な部分ですでにすれ違いがあるのですよね。
すれ違いというか思い違いかな。
弓弦は1週間限定の関係だと思っている。
一方で芹生はもし好きになれなかったら、1週間で振る。
この辺りのズレが2人にどんな影響を与えるのか、そして週末にどんな答えが出るのか…気になります。
次もすぐに読みます。

0

初心に帰らせてくれる作品

 商業BLを読み始めた頃に一度読んでいるのですが、当時はまだレビューを書いていなかったので再読。最近の宝井先生の作画に慣れていると、本当に宝井先生?というほどタッチが異なるように見えました。面影はあるけれど。最近のタッチもものすごく綺麗ですが、私はこの頃のタッチの方が好みかもしれません。特に高校が舞台の青春ものなので、洗練され過ぎていない方が雰囲気に合うように感じるのかもしれないですね。

 当時は、1週間で恋人を取っ替え引っ替えするという芹生のキャラ設定が、真似しやすそうというか、真似したくなりそうな設定だなぁなんて思った記憶がありますが、千冊以上読んできた今でも、そんなキャラは芹生の他に見たことないかも。改めて新鮮な気持ちで読むことができました。

 芹生は1週間限定を前提に付き合うわけではなく、付き合うのを承諾する時はいつだって真剣で、この人を好きになれたらいいなという気持ちでいるんですよね。モテるけれど、中身はとても誠実なところが素敵。先輩である弓弦も、はっきりとした話し方や弓道が上手いところが魅力的で、見た目も可愛いです。お互い相手への期待値が低いからこそ、ふとした時にときめくんですよね。甘酸っぱい青春を、2巻でも存分に味わいたいと思います。

1

キュンキュンしたー!!!

受けの弓弦くんは顔が綺麗で学校の女子に大人気。学校が元女子校で夢見がちな子が多く(お嬢様校のような雰囲気)サバサバしてちょっと下品な普通の高校生な一面についていけず、ちょっと違う...といつも振られてしまうのです。冗談で冬至くんと付き合い始めますが、冬至くんが元カノと電話するのが気になりモヤモヤして怒ったり、かなりべったり一緒にいるけどそれが嫌ではないあたりかなり脈ありな感じです。

冬至くんは、1週間限定の恋人関係により本気で愛せる人を探しているちょっと変わった子...(失礼)です。すごいモテます。めちゃくちゃモテます。眉目秀麗な容姿と余裕のある姿は高校生とは思えないほどなので、こんな子が同級生にいたらそりゃ好きになるだろうなぁと思います。部活に全然出ないのに結果出しちゃったりするところとか、1巻では友達といるところが描かれていないので同性からは遠巻きに見られているのかな?という印象です。弓道をするときの美しい立ち姿とは一転、表情がクルクルと変わったり弓弦くんの新たな一面を知ることでどんどん好きになっていく様子はまさに恋する男という感じでした。

1巻がいいところで終わるので、これから購入する方は2巻揃えて買うのがおススメです。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP