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これは……1巻とのギャップ……というか色々考えさせられる作品でした。
1巻のギャグを交えた笑える話ではなく、妊娠というデリケートな話題に触れています。
鈴谷と古池の中で将来のビジョンにズレがある状態での妊娠が発覚し、鈴谷が精神的に不安な状態に。
これは鈴谷じゃなくても不安になると思うし、結局産むのは母親じゃん?周りから見たら「おめでたい事」だけど命を宿したその日から母になる覚悟は誰もが持てるものじゃないと思う。
わんわん泣いちゃう鈴谷の気持ちが痛いほどわかるからもうblとして読めてない自分がいました。 その様子が妙にリアルに描かれていて読んでいてしんどかったです。
まぁ、でも鈴谷も言ってたけど産むが易し……というか、実際そんな事考える余裕なんてなくなるんですよね。そのうちなるようにしかならないって考えになっているのもリアル感がありました。
1年後は仲良く子育てしつつ、いつものアホえろい感じの2人が見れて良かったです。唄ちゃんが可愛い。
妊娠、出産を経験されている方は共感する部分も多い分、気持ち的に辛くなるかもしれません。
前作、三三九度のラストの続きから始まるんかと思ってたら少し時間を遡った時期からのスタートでした。新婚の2人どんな生活送ってての妊娠発覚だったのか丁寧に描かれてた。
同棲して番になって結婚して妊娠ってトントン拍子やんと思うんだけど、鈴谷の気持ちは複雑なままで。世の中の妊娠に対する受け止め方と自分は違ってる、素直に喜べない自分は悪なのかって思ってしまうの、わかるわー。私は、妊娠中どっちかと言うと、気持ち悪いし体は重くなるし不調ばっかでちっとも幸せホルモンなんて出なかった。この不調から解放されたいから早く出てきてほしいって気持ちの方だったよ。
なので、妊娠出産に対しての世間の温度感との違いにモヤモヤする鈴谷くんに共感できたよ。
もうマタニティブルーでいっぱいいっぱいの鈴谷の気持ちを聞いて叱ったりせず人それぞれだし明継さんなりに子どものこと考えてるよって包み込んでくれたのが、なんて大人になったんだ〜って思った。人は立場や環境が成長させてくれるんだな。
しかし、ここはオメガバースの世界だなと実感させられたシーン、古池パパと商談相手のおじさん。
この2人経産夫さんなんだって。さらっと描かれてたけど、ママ友会ですねって言うてたよ。女性と結婚しても男が産む側になり得るって私の理想の世界だわ。
生まれてきた唄ちゃん、なんだか超能力持ってんの?って位、生後10ヶ月の赤ちゃんなのに自我が芽生えてて私的にはあまり好きな子じゃなかったな……。ミナトと春人のとこや斗真と桐生のとこの赤ちゃんの方が可愛いな。
この2人イチャイチャしまくってるから子沢山になりかねんなと思ってしまいました。
シーモアで購入
白抜き修正
前回、鈴谷の妊娠発覚で終わり、その続きですね。1、2話は少し時間が巻き戻った過去編なので戸惑いましたが、その後はマタニティブルー全開の鈴谷とマタニティハイの古池を拝めました。
ここまで続くとこの子守唄編は若干の蛇足である気がしなくもない。番外編のような扱いでしょうか。前回までの勢いが好きだったので読みましたが、なかったらなかったでもいいような。登場人物も増えて、それぞれ「誰だっけ?」って思いながらその背景を思い出す作業も疲れました。みんな顔が似てる…。
育休復帰の鈴谷が会社で外面を演じつつ、怠惰な有休を取るところが好きだったので、ママになってもそんなちゃっかりした鈴谷が見たかったですね。
あ、ママといえば、古池の父親はママだったのでしょうか?その辺を詳しく知りたかった…!
有休オメガシリーズだと知らずに読んでしまったけれどキャラ紹介ページがあったので何とか読むことが出来ました
まずめちゃくちゃギャグなのかな??と思うくらいには面白かったです
でも攻めのこと一応好きで結婚してる割には受けがめっちゃドライだなと感じました(このシリーズだと通常運転みたいですね?)
出勤前の儀式がおもしろいけど怖かったです笑
有休オメガシリーズ大好きです。
古池くんに明継くん、ミナトくん&春人くん、明良くん&斗真くん、宗木くん&輝亜良ちゃんとたくさんキャラクターが出てきてくれて読んでいてすごく楽しかったです。
そして今回の一番の主役!!唄ちゃん!!
もう!可愛いーー!!
天使!ホッペがぷにぷに!産まれてすぐもう古池パパを手玉に取る可愛い小悪魔、演技がうまいところも明継くんそっくり(笑)
はじめは思いがけない妊娠で1人戸惑い現実に付いていけず悩んでいた明継くんでしたが古池くんのおかげで乗り越えられ、可愛い子供と3人HAPPY生活が送られよかったです。
不安で仕方がない明継くんに優しく接する古池くんがすごく頼もしかったです。
最終話では幸せな3人の姿に私も幸せな気分になれました。