特典付き
エリートリーマン、陥落。 催眠術に弱い人気営業マン×強気でウブなエロかわ敏腕上司
こんなんでしたっけ?(笑)設定はコメディだけど中身は割とシリアス(?)で、でもラブ度の高い作品でした。
【催眠術にかかりやすい南雲は心理学を勉強してそれを克服し、仕事にも活かしていた。だが、社外からアドバイザーとして招聘されてきた沢渡の目を見ると催眠術にかかってしまい…】
いやー、催眠術かかりすぎ!(笑)今どきはアプリものが多い中、まさかの目の動きを追うと催眠術にかかるとは…。この時代、ある意味斬新です。
しかもかけてる側の沢渡はかけるつもりがないんですよね。たまたまの言動で南雲に襲われてしまう。そういうきっかけだったのでどちらかのラブからスタートしておらず、好きになる過程が若干雑に感じました。大体2人とも男同士ということに抵抗感なさすぎ。その辺の説明か葛藤エピソードが欲しかったですね。納得しきれないまま進んで終わってしまいました。
しかし南雲の言う通り、沢渡が可愛かったので読めました(笑)まぁ三白眼受けがね、可愛いんですよね…。ちょっと某巨人漫画のキャラっぽく見えたのは仕方がない。作者さんの嗜好でしょう。(調べてみたらやはりそうでした。私も好きです)
催眠術に弱いからって黒目の揺らぎで、催眠術にかかってしまうなんてことある!?
『好きにしろ』って言われ、本能のままに攻める攻める。
そんな馬鹿な~って設定も、切れ者上司の恋愛に憧れてる姿やすれ違いの切なさのチグハグさのバランスがよく楽しく読めました!!
孤高の三白眼男子の戸惑う姿に弱いので……
表紙がけしからんな!と目に止まって、本当にえ?ここでも?え?また??って、催眠術効果もエンタメ度高く、仕事パートの信念や気遣いも良かったです。
幼い頃から人一倍"催眠術にかかりやすい"ということを自覚している南雲は、その対策として心理学まで学び、それを仕事にも活かしてきたけれど…
上司である沢渡の目の動きを見ていたら催眠術にかかってしまい、気が付いたらセックスしていた…!という、なんとも不思議なところから始まるふたりの関係。
いくら沢渡の目が振り子のように見えたからといって、それで催眠術にかかるなんてあり得ないよなーと思いつつ(笑)
もうなんかそういうあり得なさごと面白かったし、仕事中の冷徹さはどこへ行ったの?というくらい、快楽に弱くてすぐトロトロになってしまう沢渡のそのギャップがエロ可愛くて良かったです。
沢渡の目によって催眠術にかかったことで、スイッチが入ったように何度も何度も…。
それを繰り返しているうちに南雲は本当に彼に惹かれ、沢渡にもきちんと気持ちがあっての交際なのが伝わってきて。
あり得ない〜!と思うところもあったけれど、ふたりがめちゃくちゃ幸せそうだったのでそれもアリかな、と。
ちょっぴりギャグ寄りな感じで笑うこともできて楽しい作品だったなと思いました。
作者買いです、が、、
今作はハマりませんでした_(:3 」∠)_
まず、『目を見てると催眠にかかっちゃう』という設定が、萌を拾うのが難しい。
エッチなシーン盛りだくさんなのですが、なぜかセクシーさを感じないCPでした。理由は、、うまく言語化できないんですが、二人とも催眠術or初体験に流されているように見えるからかな?ラブが、あんまり感じられない_(:3 」∠)_
それと、沢渡さんがどうしても某アニメの綺麗好きキャラに見えてしまい、、これも萌えきれない原因かもしれません、、(めちゃくちゃ個人的な都合でごめんなさい!)
次回作に期待します!
作家買い…してました先生です。
なのですが、今作さ少し期待はずれ…分かりにくかった。
催眠術にかかりやすく、それに打ち勝つために心理学を学び、相手を察することで営業成績を上げてきた南雲。そんな彼でも苦手とする外部コーディネーターの沢渡、彼の蛇のような目と読めない心が耐えられません。しかしある時、沢渡の泳ぐ目で催眠状態に陥り、身体の関係を持ってしまいます。
BLで"催眠術"とくれば、【催眠をかける側の視点】で相手を催眠にかけてエロいことをさせる、そこまでなくても好きにさせる、などが思い浮かびますが、今作は【催眠にかかる側の視点】でいつの間にか苦手な相手を襲っている、という珍しさはあります。さらに催眠をかける側はその意識がないので、勝手に掛かって暴走してるんです。
南雲はなかったことにしようとするのですが、沢渡は交際宣言&デート&秘密の社内恋愛と、初めての好意に南雲を好きになってしまいます。敏腕リーマンがチョロい笑
"転"は催眠だったことがバレるタイプでよくあるパターンです。その後の展開も、好きだと自覚しました!→両思い、とあるある。
さて、分かりにくいと評したのは、南雲の気持ちや行動が催眠状態から来るのか、本意から来るのか、気持ちの変化が誰の気持ちかを整理することが難しかったです。催眠状態で上司を襲うって、深層心理では好きだったのか?とか、でもそうでもなさそうだし。催眠での"好き"と本心の"好き"が腑に落ちる瞬間がなく、いつもの間にか両思いで物語が終わってた。
テーマや視点はチャレンジングだったと思いますが、キャラクターも濃くて、画が複雑になってしまったのかと思いました。
芥先生の攻めは口では嫌いと言いながら、無自覚に溺愛するキャラクターが好きなのですが、両思い後の二人ならそれを感じられたのかな…(南雲さんにその気はあったはず!!)