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表題作銀のエンジェル

坂本
物流会社勤務,9年振りに再会した大学の同級生,29歳
ガラン
浜崎我蘭,エンジェル投資家,29歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下漫画

あらすじ

片恋拗らせ元同級生×潔癖不感症なエンジェル投資家
「お前の体感じるように変えてやる」
偶然の再会から不感症治療!?!?!?
性感&恋心育成純情ラブ

エンジェル投資家のガランは
世話を焼いていたビジネスパートナーに恋人ができて(コミックス『金のエンジェル』参照)
手が離れたことにより時間を持て余し気味。
そんなある日、大学時代にBBQで肉を口に突っ込んできた(手づかみ)
同級生・坂本と偶然再会する。
無遠慮に距離を詰める坂本に彼女がいるか問われ、
潔癖症&不感症のせいで関係が続かないと答える、
突然自分を責め、責任をもって感じるようにしてやると言ってきて……!?
くすぐったい?気持ちいい?ドキドキ性感開発スタート!

作品情報

作品名
銀のエンジェル
著者
碗島子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801980488
4.4

(172)

(99)

萌々

(51)

(19)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
15
得点
759
評価数
172
平均
4.4 / 5
神率
57.6%

レビュー投稿数15

ガラン貴様可愛いか!坂本貴様最高か!エンジェルの純愛最高!

金のエンジェルでマウさんのガーディアンだったニタアのガランがあんなことやこんなことに!こんなガランが見れるなんてスピンオフ万歳!
あのガランがニタア感は保持しつつもあられもない姿やあんな表情を見せてくれるんんて!スピンオフ万歳!

潔癖不感症のエンジェルガランが潔癖はそのままに超敏感になる様がねっちりみっちりぐちょぐちょに描かれていてすっごいえっちで面白い!潔癖の超敏感エンジェル爆誕!若かりし頃のガランも可愛くて潔癖で可愛い。好きの気持ちに戸惑って起こす行動もガランらしくて最高。主役の受けにここまでさせる碗島子先生に脱帽。さすが…

そして潔癖不感症エンジェルをひん剥いて開発したど天然いいやつ(ちょっと変、苦労人、話聞かない、思い込み激しい、いい奴)坂本!ガランにはこういう人が必要でしたな。すっげえいい奴だしガランの事大事にしているんだが、グイグイ度がすごい(西本に匹敵する)開発という名の元する事すごい…いい奴だがガランへの想い強すぎて人の話聞いてなくてすごい傷ついていてかわいそう…だけど報われる。いい奴。

碗島子先生ならではの小ネタもぶち撒かれていて楽しい!碗島子先生ならではのえげつないエチぶち撒かれていてOMG!マウさんと西本のほんわかポワポワも見れてポワポワ〜!最高傑作です!ピュアエロ純愛BLです!エンジェル!

修正はグシャ消し+αでした(紙)あんえっち♡ニュー君もふんだんに見れて満足!

10

銀のエンジェル

最高のスピンオフでした
ガラン!めっちゃ可愛いかったです
金のエンジェルの時から個性的なキャラクターで碗先生らしいなぁと気になってましたが、まるっと一冊彼のお話が読めるなんて

マウに恋人が出来て暇になったガランがまず可愛い
キッチリした性格も真面目なところも、ぼっちのようでちゃんとお友達がいるところも彼のらしさがたくさん描かれていてガランの人となりがすごく伝わってきました

お相手の坂本くんも可愛いかった
真っ直ぐ、猪突猛進タイプなのかと思いきや実は苦学生で優しくて一途でお似合いでした

そして、エッチシーンがめちゃめちゃ色っぽい
最高でした

8

金のエンジェルのスピンオフ!

作家買い。金のエンジェルのスピンオフで、優しい人たちが登場します。9年も会ってないのにお互いのことを忘れずにいた二人は運命といえば運命ですね。暖かい感じの作品でした。見ていれば私までぽかぽかになる、そんな感じです。あと描き下ろしがすごかった…作風は可愛いほうなのにいつもシーンがハードな感じで個人的には嬉しいです。

5

ガランのお話。

作家買い。
椀さん作品の「金のエンジェル」のスピンオフ。「金の~」の受けちゃん・マウのよき仕事仲間のガランのお話です。前巻は「金」を「きん」ではなく「かね」と読むタイトルでしたが、さて今作品の「銀」は何て読むのか?と思っていたらですね、「ぎん」ではなく「しろがね」と読むのであります。




潔癖症かつ不感症という、恋人を作るにはなかなかハードな癖を持つガランは、ある日、9年前に人からもらったTシャツを「仕方なく」着てスーパーに赴くことに。が、そこで、彼はそのTシャツをくれた大学の友人・坂本に再会しー?

というお話。

「金の~」で独特な魅力を放っていたガランのお話ということで発売日を心待ちにしていましたが、その期待を裏切ることのない面白い作品でした。

大学の友人、というにはちょっと語弊があって、ガランからすると単なる知り合い、顔見知りくらいでしかない。が、坂本くんの方はというと、大学生の時からガランになぜか目を離せなくて…、という、坂本くん→→→→ガラン、という一方通行のベクトルの関係。潔癖症で不感症という、難攻不落なガランを坂本くんはどう攻めていくのか?という部分が軸になったお話でした。

この二人の掛け合いもさることながら、椀さんらしいコミカルさがたまらない。

西本くん×マウのバカップルぶりは健在。いちいち人差し指をくっつけあう二人が可愛いのなんのって。
と思ったら、まさかの『発情オオカミ君愛を叫ぶ』の彼らがドングリを拾ってたり。
彼らサブキャラが、意味なく、でも無理なくさらりと作中に描かれていてこれがまた良い。

そして、今作品の主人公たち、坂本くん×ガランの恋の行方も。
坂本くんのガランに向ける執着心が怒涛の勢いで描かれていて、でもオオカミのような怖い執着心ではなく、ガランが怖がらないように、逃げられないように、優しく、でも逃げることを許さない必死さが最高すぎる攻めさんでした。
お金がなかった学生時代も、そして社会人になった今も、彼のガランを求めて一心不乱になる様子が、さらりと、でも緻密に描かれていて思わず応援したくなる。

ガランは潔癖症だし、不感症だし、でもそれは彼の他人と自分への興味のなさの裏返しでもある。人にどう思われようと気にしないし、何なら自分も大切にしていない、ように見える。そんな彼が己の恋心に気づきかけ、そして気づいちゃったときの様が可愛いのなんのって。「あの」ガランも恋をするとこうなっちゃうんだなあ。とちょっと感慨深いものを覚えました。

ガランの不器用な笑顔とか、そういったちょっとした描写を挟むことでガランの心情の変化を端的に読ませるその手腕はさすが椀さんといったところか。笑顔がへたくそなガランが愛おしいです。笑顔の練習をするガランも、そしてニタァと笑うガランも、そのままの君が好き。と、丸山さん(本誌参照)とのやり取りを見てしみじみと思ってしまった。

セックスって、汚いじゃないですか。
いろいろなところからいろいろな汁も出るし、みっともないし、でも、そのすべてをさらけ出せる関係に、二人はなっていく。手づかみの料理も食べられるようになったしね。めっちゃ萌えた…。

描き下ろしからカバー下漫画まで、すべからく話がつながっていて、どこをどう読んでも萌えしかない。椀さんってエチシーンがとんでもなくエロいのですが、エロに特化しているというよりは温かい感じがします。

そこに、深い愛情があるからかなあ、と改めて感じた1冊でした。

5

潔癖男の恋

「金のエンジェル」が大好きで、マウのビジネスパートナーのガランのスピンオフがまさか刊行されるなんて。あああ…嬉しい!

オリジナルの方は「聖水」というパワーワードに翻弄され爆笑必死のエロキュンでしたけど、こちらのスピンオフは潔癖エロキュン。
9年ぶりに運命の再会をした同級生の坂本との不感症克服レッスンから始まる恋が幕を開けました。


読み始めからずーっと面白いです。
作者さんのギャグセンスは言わずもがな。エロと切ない心の揺れ動きが巧みに描かれていて、最後まで楽しく賞味させてもらいました。
オリジナルは斜め方向からのぶっとび楽しい作品でしたけど、こちらはそれに比べるとやや堅実的かな。潔癖くんと、彼に長年片想いをこじらせた同級生のすれ違いの恋のお話です。


ガランの不感症は自分のせいだと責任を感じた坂本が、ガランの不感症を克服するべくエッチな身体の開発に着手します。坂本はガランに片想いしているので、もちのろんで下心あり。チャンスとばかりに、大好きなガランの身体の感度上げを楽しみます。

この坂本なんですけど、ガランに心底惚れてるのが分かります。ガランの潔癖症に合わせて自身も身の回りを清潔することに余念がありません。ターゲットを制するには環境から…といったところでしょうか。潔癖症のガランにとって清潔感は距離を縮める大事なステージなので、坂本はもちろんクリア。だから身体も触らせるのです。

物語の視点は主にガランではありますが、ガランの目線から見ても坂本の想いははダダ漏れです。そして坂本の視点もストーリーに交互に入り混じっているので、お互いの感情が手に取るように分かります。分かりすぎるから、すれ違いと勘違いが起きたときは切なくて悲しい気持ちも分かりすぎてしまいます。

表情筋がほぼ死んでるガランの表情が、坂本と会ってからどんどん変わっていくことにご注目下さい。身体が快楽を求めるときの顔だったり、好きと気付いたときの顔だったりと、感情と表情が紐づいてきます。不感症だったというのも、快感スイッチが入るほどの相手に出会ってなかっただけで、本当は不感症ではなかったのかも。

あのビミョーなTシャツが2人のキューピッド(神)ということになるわけですが、エンゼルは神の使いなので、あのTシャツにガランは見事に遣わされたわけですね(^ ^)♪
ああ。良かった、良かった〜


ガランのお話も面白かったです!冷静沈着なクールな男だと思っていたけど、別の顔が拝めて嬉しいです。
この作品単体でも十分楽しめますが、が、オリジナルの主人公カップルがちょこちょこ登場するので「金のエンジェル」を既読の方がより楽しめるかと思います。
エロとキュンを楽しみたい方はぜひ^ ^

4

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