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もしも恋に堕ちてしまったら…楽園追放
1〜3巻の感想をまとめてこちらに。
南の島にある娼館シャングリラ。男娼たちの疑似愛人役で世話係の試情夫として雇われたノンケのアポロは、教育係の男娼フィーに仕込まれる事になるが…。
試情夫のルールは男娼をイカせない、挿入しない、絶対に恋に堕ちない事。
辛い過去を持ちシャングリラにしか居場所のないフィーと愛する者の裏切りで心に傷を負ったアポロ。魂が惹かれ合い堕ちていくのを止められない2人が、それはもう美しくて切ない。
ルールを破った2人はどうなるのか?楽園の外で共に生きる場所はあるのか?先が気になりすぎて辛い〜!3巻でしばらく止まったままだけど、続きはいつ読めるのだろうか?ぜひともハピエンでお願いしたい!そして早くまた2人に会いたい〜!!
ページ数が300を超えていたので、アポロとフィーの過去が2人にもっと複雑に絡んできたり、娼館で大きなトラブルが起こって長引いたりするのかなぁと身構えながら読みましたが、ほとんど杞憂で、むしろ今までで一番純度の高い愛が描かれていました。お互い惹かれ合っていることを一途な好意と自覚し、自分のしたいこと、したくないことにただ素直になる。正直な欲求に従って行動する。2人に必要だったのはただこれだけでした。いつもの仕事へ戻っていくフィーの腕を掴んで引き止め、行ってほしくないと何も取り繕わない気持ちを吐露したアポロがいい男だなぁと。3巻通してカタルシスが感じられるような、そんな素敵な作品でした。
1巻の表紙を見た瞬間に、これは紙で集めたいと思い一気読みしました。
まず、座裏屋蘭丸先生の絵がアート!こんなにも美しい男性がこの世にいるのかと…何もかも美しい。もう読み始めたら止まらない。
二人の過去や環境の変化、心情の変化。
そして3巻ラストに向かってどんどん加速するお互いへの想いがもう…切なくて辛い。この先二人にはどんな未来が待っているのか。
アポロとフィーの幸せを願わずにはいられません。どうか心も身体も満たされてほしい。幸せになって欲しい。
これほど美しく繊細な画を描かれる先生がいらっしゃるなんて。。
画面からみなぎる生命力がもぅ、本物すぎて。生きてますよね。フィーもアポロも。
ページをめくるのが勿体なくてコマの端から端まで凝視しながらじっくり何度も読み返しています。感情移入しすぎて読了後は放心状態です。
フィーの眼が、、まっすぐにアポロを見る眼が、、ほんとうに素直で切なくて苦しくて泣きそうです。
辛い過去を封印し明るくアポロに接するフィーがとにかく健気で可愛くて。。誰もが彼を守ってあげたい衝動に駆られるんじゃないでしょうか。
重ねた手の温もりを思い出すフィー、アポロとの休日のひととき、入れ墨の意味を知った時のフィー、アポロの腕の中で眠りにつくフィー、彼の幸せな表情をもっと見ていたいのに(辛)、、彼を幸せにしてあげてほしいとアポロに祈る気持ちで読み進めました。
解放感のあるベッドシーンも艶やかで、白抜き部分がないように描かれているところが一層エロティックで、永遠に見ていられる。めちゃめちゃいいです。アポロ目線、フィー目線と読者がそっち側にいるかのように、様々な角度からリアルに魅せてくださる蘭丸先生の表現力に、ただただ「ありがとうございます。」と心でお礼を呟きました。
アポロの包容力の高さとふたりの体の美しさに溜息。肌の密着感から熱まで伝わってくるほどのリアルさです。
綺麗なフィーの眼、見つめるその先は希望であってほしい。
壮絶な過去を背負ってきたフィーにとって、シャングリラは自分の居場所、そこから出たとしても辛い試練が待ち受けているかもしれない。。
この子が救われることってあるの?ふたりが幸せになる手段ってあるの?、、
どうしても胸騒ぎがしてしまうのですが、アポロを信じ祈る気持ちで4巻を待ちたいです!
現代BL界の神様のような才能をお持ちの蘭丸先生、素敵な作品に出会えて嬉しいです。
