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東京センチネルバース ‐蛇恋は不夜城に燃ゆ‐

tokyo sentinelverse jaren ha fuyajyou ni moyu

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表題作東京センチネルバース ‐蛇恋は不夜城に燃ゆ‐

興津守=ドゥラーク・エフェサード=宗玄
最強階級7Sガイド、27歳
白慈
白蛇の伴獣をもつPCB東京の9Aセンチネル、19歳

その他の収録作品

  • あとがき
  • 羽純ハナ先生イラスト&あとがき

あらすじ

俺に縋りねだってみろ

センチネルの傷を癒やせるのは、ガイドとの交わりだけ…。五感を酷使し意識を失ったセンチネルの白慈は、目を覚ますと圧倒的な力を持つガイド・宗玄に抱かれていた。拒否感とは裏腹に、深い傷が癒やされる快感と宗玄の熱い楔に翻弄されてしまう。名家生まれで不遜な態度の宗玄が気に入らない白慈だが、しばらくの間バディを組まされることになり…!?

作品情報

作品名
東京センチネルバース ‐蛇恋は不夜城に燃ゆ‐
著者
鴇六連 
イラスト
羽純ハナ 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784866576749
4.6

(51)

(41)

萌々

(5)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
12
得点
234
評価数
51
平均
4.6 / 5
神率
80.4%

レビュー投稿数12

”最強で、脆い”白慈の魅力大爆発。ガイド攻×センチネル受、変則センチネルバース

もう、胸熱すぎて素晴らしすぎて…!途中涙しました。

今後しばらく自分の中で、この作品を超えるセンチネルバースは
出てこないだろうな、、と思います。
それほど深く刺さり、沁みる物語でした

『東京センチネルバース -摩天楼の山狗-』のスピンオフ作のこちら。
元作品の二人(佗助×真幌)も出番は多くはないのですが
しっかりお話に絡んでくる(というより大活躍する)ため、
前作を読んでからこちらを読むのがおすすめ☺︎

ガイド攻×センチネル受という変則センチネルバースが、
こんなにも萌えるなんてー…!
まだまだ、無限の可能性が秘められているなあと感じる。

前作でのパーティー会場での事件で、ゾーン落ちしてしまった白慈(受)。
彼が意識を取り戻すと、なんと大柄な見知らぬガイドに
組み敷かれていてー

と、濃厚なエッ…のシーンから始まります。

今まで「挿れる側」だった白慈が、意に沿わぬ形で受け入れさせられている
この序盤、導入部分から惹き付けられる!!

エッチ描写も3回?4回ほど出てきてどれも濃厚、
大満足なんですが、この作品の最大の魅力はそこではなく。

強気な言動を繰り返し、PCB内でも怖がられている白慈。
実はこんな苦しくて切ない思いを、7歳の時から抱えていたの!?( ; ; )
彼が見る悪夢とフラッシュバックの描写で知る残酷な事実に、
涙が止まりませんでした。

彼を前へ前へと突き動かしていたのは、大きく膨らんだ復讐心と
その後死を迎えることへの覚悟だったのですね。
白慈自身が涙を流せなくなった代わりに白蛇・ナダが
ポロポロと涙をこぼす姿が切ない。。

私にはとても耐えられそうにない、大きな大きな喪失、トラウマ。
それを宗玄(攻)によって文字どおり包み込まれ、
「犯人の命を奪う」ことのみに囚われていた白慈が変わっていく様。

もう、この部分が胸熱すぎるドラマでした。

最後の最後、野生化が止まらず廓(復讐相手)を締め上げる白慈に届いた、
宗玄の言葉。
白慈は「殺める」側じゃなく、傷ついた人を「救う」側になれるんだ…!と、
勇気づけた宗玄の一言一言が響いて胸に沁みて仕方なかった。

で!

「仇を打ちたい相手を、そうとは知らず助けてしまう」という酷な事態を
”あえて”作り出したPCBの食えない局長・美馬が本当にニクいんですよ。

この先見の明と用意周到さ。ああ、敵わない…と思い知らされる。

何もかも彼の掌の上で転がされている状況に歯痒い思いもするのですが、
それでも宗玄の言ったとおり、酷な行動の中には白慈の感情への理解と、
「死んでほしくない」という思いが透けて見える。

”計画実行”までの気の遠くなるような長い長いスパンでの
水面下での準備、スケールの大きさに圧倒されて言葉も出ません。


と、ストーリー面でも大きく心揺さぶられましたが、
傲岸不遜か!?と思われた宗玄の意外な面にも、メロメロになりました。

どこまでも懐優しく、尽くす男だよー…!

最初の数ページ、ガイディングのため強引に白慈の体を開く様からは
考えられなかった彼の献身に驚き。そして萌え…//

そんな最強ガイドの宗玄にもまた、「家とのしがらみ」という
重く暗い影がある。

物理的にも精神的にも大きく助けられたのは白慈の方ですが、
実は宗玄も初めて”本心・本音”を見透かされ気付かれ、
白慈に吐露することで救われている。

白慈の存在・白慈への愛が力となっている部分、
センチネルーガイドという枠を超えての支え合いが、
とんでもなく胸を打ちます。。

そして白慈の復讐は未遂となり、「どう終わるのこれ!?」と
勝手に心配したラストの締め方も、完璧でした。

佗助ーーーーー!!!!グッジョブ!!!
悪役はちゃんと成敗されて欲しい自分。できれば左手の方も…と思ったこと、
ここに記しておきます。

スピン元でも 厭い合っていた佗助と白慈だけど、
まさか佗助がここまでやってくれるとは。泣いてしまう。

最高に強いけれど脆い受け、危うい思いを抱えた白慈と
重厚な物語にすっかり心奪われた読書時間でした。
2時間映画を観終えた後の爽快感。駆け抜けました…!・:*+.

0

センチネル

鴇六連さんの東京センチネルバース 蛇恋は不夜城に燃ゆは、東京を舞台にしたセンチネル×ガイドの物語で、危うさと情熱が濃厚に描かれています。
センチネルである白慈の境遇はとても過酷で、彼が背負う孤独や痛みには胸を締め付けられました。
だけどその心を支え導こうとする存在との出会いによって、白慈の内面に少しずつ変化が生まれていく過程は切なくも温かいものでした。
都会の闇を背景に、激しく燃え上がる恋は耽美でありながら真摯で、読む者を強く惹き込み、危険や緊張感の合間に差し込まれる甘さが心地よく、キャラクター同士の絆や信頼がしっかりと伝わってきました。
濃密な世界観と愛の力強さが印象的で、読み終えた後も余韻が深く残る作品でした。
続きがはやく読みたいです!

1

スピンオフってなんでこんなに面白いのかな!

前作でセンチネルバースやキャラの設定が終わっているので、序盤からフルスロットルでワクワクします。
前作の続きのお話でパーティ会場でゾーン落ちした白滋が今回の主役。3週間の予定で東京pcbに滞在する最高位のガイド、宗玄が彼をケアする衝撃的なシーンから始まります。
東京pcbに敵対する人物との対決というテーマと並行して、白滋が母親を殺した犯人を探して復讐するという個人的テーマがありエンタメとしても面白かったです。

宗玄はルックス、性格、能力、由緒ある家柄と完璧で自分がモテるのも自覚しているフリーのガイドです。仕事として沢山のセンチネルを癒してきた彼が簡単になびかない白滋に本気で落ちていくのが、小気味よかったです。
侘助と真幌の登場もちょっぴりでしたが元気で仲良くやっているようで嬉しい!
次作でスッキリ謎が解けるお話が読めるといいなぁと期待しています。

0

あの蛇の子が!

推し作家さん同士の作品です。
はい、大好き♡
"摩天楼の山狗"に出てきた白慈がメインのスピンオフ。
こちらだけでも読めます。
ツンツンしている誰にもなつかない受けが
攻めに圧倒的強さで丸ごと包み込まれて甘やかされて甘々ハッピーになるのっていいですよね♡
白慈の食事中にパーデが真横に張り付いて
眺めるくだりと、
あれだけ侘助の所有欲についてボロクソに言っていたのに、同等かそれ以上の薬指の模様が出たくだりが特に好きです♡
伴獣同士の絡みもいやされます♡

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東京センチネルバース ②白蛇編

「山狗」編に続く二巻目は「白蛇」・・神話に出てくる神獣が主役、
次のシリーズ3巻目は「八咫烏」かな?

山狗編で、真幌の世話役で登場した白滋はトラウマ持ち。
「母の死」を機に7才で能力発現した白磁は、復讐の為に生きてきた。

1巻目の山狗編のパーティ会場の事故で、落ちた白滋
白滋を死から救ったのは、国際本部所属のS級ガイド宗玄。

旧家生まれの宗玄も、訳あり。
宗玄は、白滋の過去を知り捨て置けない、気持ちは恋に変わる。

二人の変化を下地に、十数年前から策を仕込でいた非情な策士
=伴獣「八咫烏」の主は、アンチ組織の伴獣「黒麒麟」の主とも知己らしい。

次巻に期待を込めて、萌2寄りの神。
白滋は美貌、でも言動が下品すぎて魅力を感じない。
この巻で魅力的なキャラは、
伴獣、白蛇と虎、白滋の代わりに意趣返しした侘助。


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