コミック

  • センターマイクとガチ恋勢

センターマイクとガチ恋勢

center mike to gachikoi zei

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作センターマイクとガチ恋勢

雨宮涼
七瀬の上司
星七瀬
元お笑い芸人のリーマン,24歳

その他の収録作品

  • 雨宮の気持ち(描き下ろし)
  • あとがき(カバー下)

あらすじ

元芸人であることを隠して、
普通のサラリーマンとして働く星。
職場では、イケメンだが厳しい
営業部の先輩・雨宮に怒鳴られる毎日だ。
ある夜、接待の帰りに、酔った雨宮から
「片山」と呼ばれ驚く!!
「どうして俺の芸名を知っているんだ!?」
問い詰めると、実は雨宮は、
芸人「片山」の熱烈なファン
――ガチ恋勢だった!!
動揺しつつ帰宅すると、今
度は部屋の前にずっと音信不通だった
元相方で今では売れっ子芸人のタクミがいて!?

作品情報

作品名
センターマイクとガチ恋勢
著者
リオナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199609480
3.8

(41)

(11)

萌々

(18)

(8)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
155
評価数
41
平均
3.8 / 5
神率
26.8%

レビュー投稿数8

攻めよりも元相方の存在感の方がデカい

リーマン同士で「先輩x後輩」で、「ガチ恋勢x元芸人」です。

受けは相当つらかったんだなぁ…男性が簡単に泣くBLがあまり好きではないのですが、これは例外。
泣くの当然ですよ…。
攻めのキャラや、愛情表現がすーーーごく良かったです。

でもこの評価にした理由は:
・元相方 拓海の本心や、彼が何をどうしたいのかがサッパリわからなかった。
本音をぶつけ合いたかったと言ってはいたけど、解散の原因は間違いなく彼が相手の気持ちも考えず軽率に抱いたからでしょうに。
・「好きです」がかなり唐突に感じた
・お笑いでBLをやること自体に疑問があった
BLネタは性別関係なく かなり好き嫌いあるでしょうから、あそこまで上手い具合に会場がドッと湧くとは思えないです。

以上がモヤりそうな方にはオススメできませんが、大丈夫そうな方で芸人BLにご興味ある方はぜひ。
散歩拒否の柴犬かわえぇw

0

過去と和解して先に進む

リオナ先生の構成力の巧みさが光る作品だと思いました。
主人公はお笑い好き漫才好きなリーマン…と思いきやの。
そして、先輩はまた更に想像の上をいく存在で。

主人公の名前が3通りあるのも絶妙。
そのひとつひとつに人格というか背負うものがあるから。
元相方のタクミにとっては、彼(主人公)はあくまでナナ。
先輩の雨宮にとっては、星。
しかしその雨宮にしても、過去のガチファン時代は片山片山で追っかけてたわけで。

今は本名「星」のご本人が雨宮と一緒に、封印した「ナナ」そして「片山」にまとわりついている過去、負の遺産的なものに決着をつけていく…というストーリーなのかな。

作者様は芸人さんや放送作家さんの苦労話がお好きだとのこと。そういうのが良く反映されてると思う。ていうかご自分が放送作家みたいですねと思った。
登場人物の肉付け、どう動かすか、どういう起承転結でいくか、どう意表をつくか。
そういう計算がすごくうまい人だと思う。
その上絵柄も良い。
本作もそういう作者様の強みが生かされてると思います。とても面白かった!

0

バランスよく面白かった

買う前に1話試し読みしました。

主人公 星七瀬は、芸人の夢破れて今はサラリーマンしてる24歳、中途採用で入った会社の先輩 雨宮はめちゃくちゃ厳しくていつも怒ってばっかりで苦手なタイプ。って思ってたのに、かつての芸人時代の名前「片山」って間違えて呼ばれて、アレ?先輩実は、芸人だった主人公の事知ってた???もう少し詳しく事情聞こうと自宅に連れ帰ったらドアの前にかつての相方、現在人気漫才師セブンズヘブンのタクミが!

ってとこから勝手に想像してたお話はこんな感じ。

先輩雨宮と芸人として復帰しようぜ!となって元芸人とリーマンの2人がお笑いコンテストで元相方を見返す!根性お笑いBL!2人でネタを作ってあれこれケンカしながら仲が深まっていって。。。
あれ?なんか面白くなさそう、私の想像全然ダメやん。

もちろんこんな話じゃありません。
キュンとするし面白かったです。攻めのムッツリ執着がちょっと怖いけど、星くんちょろいから全然気にしてない。
芸人時代星くんの追っかけしてた雨宮、なかなかの強火ガチ恋勢だけど、同性だけに異性ファンとは違う近寄り方が出来たんだろうな。スタッフと親密になって情報貰ってたとか。まぁまぁ、怖いファンよ?

で、まぁまぁファンの間で有名で認知されてると思ってたのに職場で気付かない星くんに一方的にムカついて塩対応してたって、ちょっとなーと思う。ファンとしてあるまじき態度、自惚れ過ぎたわ。

まぁ、なんやかんやあって結果、憧れの『片山』である現『星』くんと両思いで隣でスヤスヤ寝てる姿見ながら幸せ噛み締める雨宮。マヂで夢物語じゃねーか!
これで、風呂上がりにツンツンヘアがペタンとしてるとこなんて見ちゃった日にゃ『片山』やん!って萌る事間違いなしやん。
私もどっちかってと星くんはマッシュヘアの方が好きです。
お休みの日ツンツンヘアセットしてない日ありますよーに。

紙本で購入
完全白抜き

0

先輩が最高でした

はじめ、ラブの要素は?というくらいお互いに興味なさそうな印象の関係性だったのに急展開!
後輩くんは先輩が心配するほどチョロくて可愛くて。
先輩の、終始冷静な印象と実はめちゃくちゃガチ勢だったていうギャップも好きでした。
すごく面白かったです。

1

チョロいところも可愛い

会社員として働いている元芸人の星は、いつもガミガミ厳しい会社の先輩・雨宮のことが苦手だったけれど、実は芸人時代の星のガチ恋勢だったことが発覚して少しずつその関係が変わっていくという展開に。

「ガチ恋勢だった」と告げられた上にこれまでの厳しいだけではない雨宮の一面を見て、すぐ意識してしまう星のチョロさは心配になったけれど。
素の雨宮はめちゃくちゃイイ男だったので、星の気持ちが傾いていくのも無理はないなと納得しました。
しかし芸人時代の過去が明かされるとほのぼのした恋愛ムードから一転して、星の表情は曇ってしまうのです。
芸人を辞めるきっかけになった出来事に今も星は傷ついたままなのが伝わってきてすごく苦しくなりました。

元相方・拓海との再会でまたツラい過去が蘇ってしまったけれど、結果的には雨宮が見守っている前でお互いに気持ちをさらけ出し「片山吉野」をしっかりと終わらせることができて。
雨宮と星も気持ちを通わせる流れになっていったので、みんなそれぞれにいい方向に向かうことができて良かったです。

それにしてもガチ恋していた推しが偶然にも会社の後輩になり、なんだかんだあって恋人同士になっちゃうなんて雨宮は前世でどんな徳を積んだのだろうか…
でも大事にしてくれる相手に出会えた星もまた幸せ者だなと感じたので、これからもずっと仲良くいてほしいふたりだなと思いました。

3

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP