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表題作愛せよ坊ちゃん

五嵐川一誠
棗の親から依頼されたお目付け役
石森 棗
世間知らずの箱入り息子,大学生,18歳

同時収録作品俺のミスター

取手明日檜
大学生,アナ研
鳴海草太
大学生,映研

その他の収録作品

  • 好きだよ坊ちゃん(描き下ろし)
  • カバー下(描き下ろし)

あらすじ

大学進学を機に、両親の元を離れることを
決意した社長令息の棗。
一人暮らしで自立して、
ボクにもできることを見つけたい――!!
自分だけの空間や、初めて見る商店街の風景に
期待を募らせた矢先、
面倒見役を名乗る隣人・一誠が現れた!!
両親から雇われたという話を聞き、
信頼されていない自分に落ち込む棗。
一人でも大丈夫だと一層息巻くけれど、
気合が空回りし、美人局に巻き込まれてしまう。
危ないところを助けてくれた一誠に感銘を受け、
友達志願すると、「セフレならなってもいい」と
揶揄され…!?

作品情報

作品名
愛せよ坊ちゃん
著者
はなぶさ数字 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199609596
4

(102)

(35)

萌々

(43)

(19)

中立

(1)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
16
得点
405
評価数
102
平均
4 / 5
神率
34.3%

レビュー投稿数16

不器用に恋する2人がかわいい

お目付け役、五十嵐川一誠✕世間知らずの箱入り息子棗(なつめ)大学生18歳の恋を知る話し。

棗君がかわゆいのひとことに尽きます…!
まさに不器用だけど一生懸命ですキャラです。棗くんがお父様に相談ごととして話しをした時のお父様が素敵だったので、棗くんが愛情をかけて真っ直ぐに育てられたいい子なんだなって分かる描写でした。

そんな真っ直ぐだけど、世間知らずな棗を目で追いかけてしまう、つまり放っておけない一誠。
2人の関係性の構築と、距離の詰め方がお互いに不器用ながら相手の良いところを知ろうとしていて良かったです。
でも、肝心のストーリーがこれからってとこで終わってしまって、えーーー?
になりました。
もう一話の短編いりました?

後半入っている「俺のミスターへ」短編が
頭が切り替わらなくて、登場人物&関係性をなんだっけ?
って何度か戻りました…。

これなら愛せよ坊ちゃんで1冊で読みたかったです。これからってとこで終わってしまい悲しい。

0

まずは労働から

◆愛せよ坊ちゃん(表題作)
 表紙ののほほんとしている方が読んで字のごとくお坊ちゃん育ちの棗なのですが、男の子なのに本当に箱入りで、他人を疑う心とは無縁な危なっかしさは思わず守ってあげたくなります。でも、一誠は初対面から結構厳しいことを言うんですよね。早く自立させたかったらこれくらいの喝が必要だったのかも。一誠の意外な一途さにきゅんときたりもしたのですが、せっかく棗に本物の自立心が芽生えたのに、まともなバイトに励むところすら見れなかったのが残念でした。一誠とくっつくまでに、接客でも力仕事でも、何か1つ世の中の大変さを知って成長していてほしかったですね。

◆俺のミスター
 意外な性格同士の組み合わせで面白かったです。特に、大学のミスターコンテストに出場する取手の、ずけずけものを言うのに相手のことはちゃんと見ている優しさにぐっときました。これは長年叶わぬ片想いをしていた鳴海が絆されても仕方ないですね。続編があれば読みたいなと思いました。

0

あざと大学院

『藍より愛し』でも思ってけど、はなぶさ先生の想いが通じ合う時の演出に弱い。表題作も同時収録作でもそうだったので、これで三作品連続ですよ。

セフレが、当の主役はきちんと意味も理解してないのにキーワードになっています。一誠くん、この一瞬で想像しちゃったんだろうなぁ。いいわけないよなぁそら。ここですぐ引き返せる攻めが令和には多くて自分好み。一昔前の攻めはここで立ち去ってこじれる。

表題の終わり方がよかった一方、もうちょっとみたいな〜という気持ちがあり、同時収録があることにやや不満の読み始めでしたが、「俺のミスターへ」も面白かった!こちらは階段でのキッスがなんともロマンチック演出。自認ロマンチストには刺さる演出である。でも欲を言うなら一誠くんと坊ちゃんのあれこれはまだ見たい。

0

坊ちゃんの設定が

はなぶさ先生作品を読むのは2作目でこの後、新刊を読みます。
表題作、棗は世間知らずなお坊ちゃんで素直でかわいいけど、コンプレックスを募らせすぎたり、自立しようと焦ったり両親のせいなのに気の毒に思うシーンが多くて正直ちょっとしんどかったです。八の字眉の困り顔がだんだんイラッとしてきましてw
セフレという言葉を知らず検索できなくても他で調べるとか人に聞くとかあるだろうに最後まで知らないのを引っ張るのはアホの子キャラかボケかどっちなのかな〜と。
棗が自慰を知らないのは母親のせいですが、勃ったことに戸惑い一誠にしてもらうBLテンプレ状況にするためだよなと思ってしまいました。
再会モノで一誠にとっては初恋のようなもので棗は忘れている設定も何度見たことやら…のパターンですね。
一誠はよかったです。

もう1編は、言葉で全て説明されていて文字量多く、途中ちょっと疲れてしまいました。減らせるセリフあるよな〜と変なところが気になってしまいました。

0

どちらも面白い

2つのお話両方とも良かったです。
ラストはその後の話をもう少しくださいって思っちゃいました。ちょっとブチっと切ったような終わり方と感じました。

「愛せよ坊ちゃん」について
将来やりたい仕事は決まっているのに経済的な理由で苦労している一誠くん。
坊ちゃんである棗の箱入りムスコ度に呆れて嫌味を言ったりして最初はコワイ人でした。

何も悩みがないように見える棗ですが
過干渉と思える母親との関係で自分で何かを決めることにまだ慣れていなかったり、父親の会社を継ぐ器ではないと周囲の人に思われかなり傷ついています。
あまり幸せそうには見えません。

でもただ凹んでるのではなく自立したいと決意し前向きに変わろうとしているのが可愛くてガンバレって応援したくなる子です。
一誠くんもピリピリ怒っているようでホントは優しくて真面目な性格が良い。

描き下ろし番外編がほのぼの甘くてよかった。
何も知らないから思わず口に出しちゃうあざとい言葉の数々に笑顔になれます。

2人ともすごくよいセリフ言ってる所が沢山あり色々と気付かされました。

0

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