「…俺の10年以上の好きだよ」

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  • 鈍くてかわいい君でなきゃ

鈍くてかわいい君でなきゃ

nibukute kawaii kimi ja nakya

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表題作鈍くてかわいい君でなきゃ

沖慎一郎,アナウンサー
鮎川史頼,アナウンサー

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下(イラストラフ/2人でおしごと)

あらすじ

世間では王子様キャラで通しているアナウンサーの鮎川は、
自分よりも人気な他局アナの沖をライバル視している。
高校時代、何をやっても沖に勝てなかったからだ。

就職後は疎遠になっていたけれど、
沖の女性関係スキャンダルが騒がれた際、
彼は急に鮎川を訪ねてきて
――「ふみしか頼れないんだ」
見たことない表情で縋ってくるのを邪険にできず、
なりゆき同居生活が始まってしまい!?

世話焼き愛強めイケメン×鈍感負けず嫌いチョロメン

人気アナたちのじれじれ近距離ラブ♡

作品情報

作品名
鈍くてかわいい君でなきゃ
著者
あずみつな 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
B.Pilz COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784867870099
4.4

(114)

(75)

萌々

(22)

(14)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
15
得点
508
評価数
114
平均
4.4 / 5
神率
65.8%

レビュー投稿数15

店頭で気になって購入

当たりでした。すごく面白くて買った日に何周も読みました。作家様の他の作品も読んでみたい。

1

可愛い

2人のほのぼの感が絵と相まって可愛かったです!
ただ少し展開にんん?と思う部分もありましたが
とても可愛い2人を見れて良かったです!!

1

とにかく鈍感でかわいい!

タイトルからかわいいお話だとわかりますよね。ホントにかわいいお話でした。

本テレの大人気アナの沖慎一と東テレの期待の新人アナの鮎川史頼(ふみ)は元同級生。
ふみは沖が転校してくるまでずっと一番で学校の王子様だったのに、沖には負けてばかり。沖がアナウンサーになると聞いたので、今度こそおまえに勝ってやるとアナウンサーを目指しました。
晴れてアナウンサーになったふたりですが、就職してから慎一とは会えない日々が続きました。

物語は、女優との不倫が報道された慎一がふみの家にやってくるところからはじまります。頼れるのは俺だけと喜ぶふみ。ところが慎一は…。ふみが好きなんだろうな、とこのあたりから読者にはわかってしまいます。
鈍感なふみは「一番の親友」だからと喜んでいますが、慎一は美味しいご飯を作ったりスキンシップを測ったりとふみを絆そうとしていきます。気づかないうちにふみも慎一にドキッとしたりもします。この辺り、もうタイトル通りですよ!普段は王子様のフリをしているふみですが、慎一のアプローチにも気づかず慎一の前でコロコロ表情を変えたりしてとてもかわいいです。

慎一の不倫が誤解だと世間に知れ渡りますが、ふたりの同居はそのまま続き、ついには一緒に住んでいることもバレてしまいます。
それからふみのテレビ局が慎一の人気にあやかってなんとか(局の規模も人気も違うのに)コンビで売り出そうとしたりします。ずっと慎一をライバル視して、いつか追い越したいと思っていたふみは複雑な気持ちでいますが、慎一はデレデレです。

ふたりの同居生活が続く中、ひとりえっちを酔っぱらった勢いで慎一に手伝ってもらったり、当て馬になる俳優の横山と仲良くなったりと、ふみの鈍感力は発揮中です。
「ふみはバカなのかもしれない…」そう思う慎一。うん、読者もそう思ってるよ。でもかわいいよね、ふみ。

後半ではふみのかわいらしさがどんどん溢れていきます。個人的なお気に入りシーンはゴリゴリと慎一の太ももに頬っぺたを押しつけているふみの顏がとてもかわいくて大好きです。
そしてかわいらしさと比例してだんだんと慎一のことを好きになっていくふみ。慎一のふみへの気持ちや過去の出来事なども描かれているので、やっぱりね、そうだったんだね、と納得のいくふたりの結末になっています。
どんどんかわいくなっていくふみをぜひ楽しんでください。

2

鈍すぎる!

フォロワーさんの感想ポストが後押しとなりポチっと。
丁寧で素敵な作品でした!

とりあえず受の鈍さが半端ない笑

誰が観ても明らかなレベルで攻の愛情がダダ漏れなのに、受は何も気づかずしかも抜◯あいはOKする始末...

当て馬に触発されるかたちで攻が想いを告げ、やっぱり1ミリも気づいていなかった受も流石に意識せざるを得ない展開に。

最終的に結ばれますが、受も最初から攻のこと結構好きだったのではと思いました。
そこも含めて鈍感ってことなのかな?

外面のいい二人のプライベートとのギャップも良かったです。

2

ライバルで仲良しでライバル

別のテレビ局の局アナ同士、実は高校の同級生で友だち、という関係性の二人。
鮎川アナが、沖アナの活躍やら人気ぶりやらを見るにつけ、俺だって!とライバル心を燃やすのが単純に可愛かったです。
もっと自分もかっこいいと思われたいっていう気持ちが空回りしているようなところがあって、むしろ普段が優等生の鮎川アナの場合ドジッたりちょっと抜けていたりするのが「可愛い」という評価につながったりするのに、あんまりその辺りをよく分かっていないというか、だからこそあざとくもないというか、言ってみれば自分の魅力を自分が一番わかっていない典型みたいな感じです。
高校生のときから優等生の仮面をかぶるプライドの高い見栄っ張りなところや、理想の自分に近付きたいと上をめざすところ。関心のほとんどが自分自身に向いているからこその鈍感さなんだな、と、回想シーンなどで理解できました。
かっこいいと思われたいっていうのは、モテたいとかの下心には直結しないんですね、この人の場合。

タイトルで「鈍い」という言葉が遣われていますが、沖アナの長年にわたる片思いに気付かず、ゲーム仲間の俳優さんからの秋波にも気付かず、なんなら同僚やら周囲の人達からの好意も真に受けることなく(好感度の指標にはしていそう)、毎日一生懸命仕事して努力している姿は、読んでいて気持ちよくもあります。
その不器用さが心配になる沖アナの気持ちも分かるなと。
ある時から毎日抱き枕にされていたのは不自然といえば不自然。これでも気付かないのか、ほんとに? とちょっと疑ったりもしました。
沖アナの気持ちが一途なだけに、彼の感情の移り変わりをもっと知りたくもありましたが、肩の力をぬいてライトに楽しめる作品なので、今のままで充分かもしれないです。

2

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