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短編集ですね。6作品入ってます!
相変わらず新也さんは面白いですね!絵もキレイでお話もなんだそりゃ?なんですがそれがとっても楽しくてクセになります。
表題作『愛という名の束縛』
バカ正直で負けず嫌いな丹澤と謎のイケメン後輩織部。
織部が丹澤に告白したら、姉のマンガになぞって「俺を好きならつかまえろ」と言ってしまい、なんと腹パンチして拉致され部屋に監禁されます!
丹澤を甘やかして全然手を出してこない織部。お前俺のこと好きじゃないだろ!と言ったところから急展開。
結局丹澤も織部が好きで。
お風呂での約束がその後10年も守られるとは!
丹澤のバカ正直さに天晴れです。そしてそれに乗じて離さない織部にもさすがの執着攻め。
他のお話もとっても面白かったです。
これが最初に読んだ新也さんの本です。
最初、なんていうアホばかりなんだ・・・馬鹿馬鹿しい・・・と思ったのに、
なぜか時々、読みたくなる。
そのうち次第に癖になって、他の作品も読むようになりました。
難しいこと考えずに楽しめるところが好きです。
特に好きなのが表題作の「愛という名の束縛」
受けがどんなワガママを言っても顔色一つ変えずにこやかどころか嬉しそうに尽くす様子が、なんだか胸に響きまして(というか羨ましい)この甲斐甲斐しい様子を読みたくてときどきページを開きます。
新也美樹さん、再読祭り(?)中です。この作品も、大好きで、登場するアホな子やおバカな子が、可愛くて愛おしくなるのです。
「愛さずにいられない」
甥っ子ラブな叔父さんが、翻弄されるお話です。叔父離れされて、甥っ子禁断症状が出てるのが、爆笑です。甥っ子の眞の精力の強さ(16歳だったら、そんなもの?)にオロオロしている叔父さんが気の毒でした。
「ふたり暮らし」
同居する相手に必ず惚れられる久蔵。今度の相手にも惚れられるんじゃないかと、自意識過剰なのが笑えました。で、結局は自分が惚れているという…。最後のバカップルぶりには、いっそ清々しさがありました(笑)
特に気に入ったのが、上の2作品でした。何回読んでも毎回笑えて、最高です。
新也先生のコミック好きです。このコミックもラブコメでどれも笑えるんだけど、ちゃんと萌るし。表題作の「愛という名の束縛」の丹澤が可愛かったし。解放してもらうための作戦なのに、全然手をだしてこないことになやんじゃったりしちゃってるし。「愛さずにはいられない」では宏が眞に拒絶されて悩みまくってる姿もせつないっていうよりもコントみたいで笑えちゃった。「恋愛引力」も尽くされる男なのに、伏原に尽くしまくってる脇田も最高。
カバーを外したら
楽しい倍増お約束も
潔いイラストとなっています。
好きなら捕まえてみろと言われたから、つかまえてみた。
一応逃げ出せないように
足枷でつながれているものの
拘束かんはあまりなく
もちろん暴力もありません。
あるのは、ただただバカバカしい
愛だけです。
甥っ子を溺愛する
愛さずにはいられない。
ルームシェアする度恋人気取りされてつかれたはずなのに・・
ふたり暮らし
熱視線送りまくりのくせにの
クールに熱愛
校内でモテる2人の男
恋愛引力
不倫する男
甘い生活
ほどよい短さで描かれている
お約束。
かっこよくなくても
設定。かわいくなくても
設定。
読み終えるころにはそんなの関係なくなります。