電子限定おまけ付き
ずっとツンだった慶臣の笑顔を見て紀人がキスするのはよくあるパターンですが、いいんです! 見せ方がお上手で萌えーでした。
その後の流れもよかった。
慶臣に危険が及び、飄々としている紀人が慎仁にはわかる程度に平静でいられないさまがいい。
あからさまに動揺したり照れはしないけど、紀人の慶臣への思いが強いことがわかる描写がめちゃくちゃ好きです。
刑事の時、オフの時、どちらの紀人もかっこいい。
慶臣にぐっときている一見表情を崩さない紀人がいい。
終始、紀人に見惚れて読んでいました。画力、描き方がすばらしい。これだけで読んでよかったと思えるほどです。
慶臣がピンチの時、紀人を思うシーンもぐっときました。慶臣も紀人を好きになるのが伝わって盛り上がりました。
恋愛的には紀人と慶臣がメインで、慎仁と三輪はそれ未満なところがいい。
ただ慎仁の民俗学者としての活躍をもっと見たかったなと個人的には思います。
心情的には説明が少なく絵で語るのはとても好きですが、事実関係が説明不足な感じがしました。細かいところで疑問が残る点が結構ありますもんね。読者の想像力で補うべきなんでしょうか。
あと里江の雫への執着は予想できました。既視感ありです。
因習村についても伝統的テンプレですもんね。
后宮のオメガもどこかで見たことあるような設定でそれでもおもしろければいいんですけど。
2作ともあるある設定にBLをあてはめた感じかなという印象ではあります。
さてさて下巻です
全て解決に向かいますよ〜
道中がなかなか辛いですが、、、
因習村を逃げ出した4人
紀人と慶臣はその生活の中で想いを交わすようになります
三輪も慎二と共に穏やかに過ごします
しかし幸せな日々は続かず連れ戻されてしまいました
死んでもよいと思っていた、何も感じずに生きていた、出会うまでは、、、
恋しい、会いたいと泣く慶臣の姿に胸がいっぱいで号泣しました
里江さんの雫さんへの執着はなんとも震えてしまいます……
しっかり法の下で裁かれてくれ
紀人と慶臣は想いが通じあい結ばれます
ただ三輪が、、、
どうなるんでしょうか
いつか目覚めてくれると良いなと思います
ハッピーエンドではあるものの、何とも切ない終わり方でした
エロは標準的
過激な描写はありません
ミステリー×BLの作品のなかでも好きな作品です
村から出て慶臣は紀人と、三輪は慎二と過ごしています。
慶臣はあまり紀人と関わりたく無いと思いながらも、儀式とは違った紀人と体を重ねる事に今までに無い感情が生まれてきます。紀人もなんだかんだと人たらしだからでしょうね。
そして、一巻ではあまり分かりませんでしたが、三輪はとても感情豊かで、今まで出来なかった体験な目を輝かせて生活しています。
慶臣と三輪の両親の秘密が語られるのですが、もう、村のしきたりとかと言うよりも、主犯の人物が個人的に双子を洗脳してるんじゃないか!と、犯人に腹がたちました。
結局、村の為に二人の儀式は必要だったの?とか。(現代社会ではリスクが高過ぎる)三輪の力ってなんだったの?とか、色々疑問な所もありますが、続編の話も出ているので、慎二と三輪の話はまだこれから…と言う感じなんでしょうかね。二人が恋人にはならなくても、慎二と三輪が仲良し兄弟の様に過ごしていたのは、見ていて微笑ましかったです。
慶臣は紀人と結ばれてから顔がとても穏やかになって優しくなったのが良かった。危険な目に遭いながら、一番逢いたい人の顔を思い浮かべるって、もうそれは愛ですよね。
上下巻通してらサスペンスドラマを見終えた様な満足感がありました。
好きそうだからもったいなくて手をつけられない作品がいくつかあるんですけどこちらがそうでした!!そして好きだったこの村のなんとも不気味なこと……そして紀人が好みの攻めすぎて頭を抱えました……かっこよすぎて……
下巻最後の方の慶臣に言うセリフ痺れた……
そして慶臣の美しいこと☺️あの絶望の中で想う人は……三輪ちゃんのことが気になっているのですが……!!幸せになってほしいよ慎仁もいいやつ
あの紀人の飄々とした感じから本気出したり怒った時の顔がたまらんかったーー!!(そしてまた紀人に戻る)