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入れ替わりも大事な時間
上京男子の野望
入れ替わりが素敵な恋の遠回りでしたね。お互いを知るために良い機会でした。元の自分でしたいんだ！って気持ちも育ったし。
探偵業務が面白かったです。
どちらが主役でもいけるくらいつよつよイケメンな櫂成とロキ。そして叶わぬ恋をしているバーの店員の蒼依。
入れ替わりが楽しくて長くて切な甘くて。
蒼依がとても可愛くて良い子ちゃんから、自力でのぞみを叶えていく姿勢に変わるところも良かったです。
引っ張ったな〜。でもちゃんと元の自分でしっかりしたかったんだよね？エッチはまだか？と散々待ってたのに、いざ始まると待ち疲れなのかあんまり集中できませんでした。
はぁ〜、またまた未来予想図IIな展開ですね。
いいな、21歳で野望が叶って。
迷える子羊の受けちゃん
蒼依 バーテンダー
櫂成 探偵 蒼依の働くバーのお客さん
ロキ 櫂成の相棒で恋人？
川琴ゆい華先生の新刊楽しみにしていました！
ファンタジーをあまり読まないので入れ替わりものってどうかな？ と思いましたが、私は好きでした。
恋に憧れて上京した蒼依。狙ってないけど可愛くなっちゃうみたいな感じ。バーのお客さんにちやほやされている、小動物系で純真な受けが好きな人におすすめです。
蒼依は仕事中に困っているところを助けてくれた櫂成に初めて恋をします。
だけど櫂成にはお似合いの恋人ロキがいる。二人の関係性がうらやましくてロキになりたい…！と強く願ってしまった時に、事故をきっかけにして蒼依の身体とロキの身体が入れ替わってしまいます。
普段の態度と180度違うロキ（中身は蒼依）に気づいた櫂成に不審に思われて、すぐに入れ替わっていることを告白する蒼依。
個人的にすぐバレて良かったかなと思いました。やっぱり中身が蒼依だと知ったうえで展開して欲しいので。
櫂成の役に立ちたくて、探偵業や同居する家の家事を頑張る蒼依。
ある日、依頼人の気持ちに寄り添った結果、櫂成がとある場所に潜入調査することになり、蒼依がその事で嫉妬します。これね、仕事だとしても嫌な気持ちわかります。
蒼依の八つ当たり的な嫉妬で、イライラして櫂成を責めて、嫉妬したことを見破られて、宥められて。理不尽なことで責められても可愛いって思える櫂成、懐が深いです。
櫂成の「口がへの字になってるやん？」というセリフにぐはぁっとなりました（笑）ゆい華先生の掛け合いっていいな、といつも思います。
あ、蒼依の理不尽な拗ね方も可愛いですよ。
そんな櫂成もロキに嫉妬したり、手を繋ぐだけで照れまくったり蒼依のこと「けっこう」じゃなくて「かなり」好きじゃない？ と思いました。慣れない探偵業を頑張ったり、朝ごはんを作ってくれたり、何より優しい気持ちで人と接する蒼依に徐々に心惹かれたんだと感じました。
櫂成視点がないから分かりにくいですけど。
探偵業のお仕事描写も面白かったです。ゆい華先生は色々な職業を題材にしますが、違和感なく取り入れられるところがすごいなあと思います。
今回はわりとお仕事多めですね。だけど小難しくないので退屈しないで読めました。
櫂成×蒼依のいちゃラブがもっと見たいなぁ〜！
体格差も好きなので、挿絵も二人で見たかったシーンもあり（カメラ操作教えるところとか）お互い入れ替わりなしのラブラブは最後の一回でかなり焦らされました（笑）
蒼依と櫂成も入れ替わるけど、キスと触りっこのみでリバみたいな感じはないので安心してください。
ロキのお相手（蒼依みたいな可愛い子）も気になるし、続編やスピンオフに期待して☆5にさせていただきます。
今度は入れ替わりなしのお話が読みたいな。
なぜか好きなことの恋人になってしまいました
今回は探偵とアルバイトのバーテンダーのお話です。
受様が交通事故で攻様の相棒と入れ替わる顛末と
攻様と受様が入れ替わる続編を収録。
受様は地方出身の同性愛者で
田舎では性嗜好を隠すのが当たり前だったため
仲間が集う街のある東京なら誰の目も気にせず
恋する事を諦めなくてもよいかもと東京を出ます。
しかし東京に来たその日に新宿で
路に迷っていたところをオネエ口調のマスターに助けられ
バーテンダーに雇われてなんとか東京暮らしをスタートします。
受様はマスターに見守られながらバイトに勤しむ中
常連客に気になる人ができていました。
この客が今回の攻様です♪
攻様は幼馴染と探偵をしているワイルドタイプの美丈夫で
気晴らしに飲み来る客です。
受様は働き始めて間もない頃
客に何かを盛られたカクテルを飲まされそうになり
危ないところを攻様に助けられたのです。
しかしながら攻様には恋人と噂の相棒の同居人がいて
店で酔った攻様が彼に頬キスをしているのを見て
失恋決定です。
その翌日、
受様がバーの出勤前にカフェで腹ごなしをしていると
なんと攻様達が来店しすぐ後ろの席に座り
もれ聞こえてくる会話を耳にして
自分が攻様の恋人になれたらいいのにと
羨ましさに溜息をついていると
顔をしかめるくらい眩しい光と強い衝撃に襲われ･･･
人の悲鳴と警報音と顔に当たる水で目を開けた受様は
酷く慌てた様子の攻様に恋人の名前で呼びかけられていて!?
雑誌掲載されたタイトル作に続編を書き下ろしての文庫化で
幼馴染と探偵事務所を営む攻様と地方からでてきた受様の
入れ替わりファンタジーになります♪
入れ替わるのが恋した相手である攻様ではなく
攻様の相棒の恋人というところが三角関係をも予感されて
ワクワクで読み出しました。
カフェに突入した車に受様が跳ねられ
攻様の相棒の背中にぶつかって
2人の意識が入れ替わった模様です。
身体には支障はない受様は攻様宅に連れ帰られますが
相棒の言動に違和感があった攻様は半信半疑な攻様に
受様は正直に入れ替わった事実を伝えることになります。
攻様は受様の言葉を受け入れてくれ
受様の身体の目覚めを待って探偵業の手伝いをする日々の中で
相棒が攻様の恋人でないと判明します。
攻様や相棒の事を知っていく受様の変化が丁寧に描かれ
どうやって元に戻るのかワクワク
受様の恋が実るのかドキドキで楽しく読ませて頂きました。
続編では攻様と受様が入替わっていて
ちょっとありえな過ぎな感じもしましたが
互いに遠慮していた部分が明るみに出たし
受様が自分の進む道を見据えたのでもう無いかな!?
春庭にて領布された薄いご本が相棒の恋物語です。
興味がある方はチェックしてみてくださいませ (^-^)/
探偵×年下バーテンダーの入れ替わりドタバタラブコメ
楽しく読める、入れ替わりドタバタ（？）ストーリー☺︎
主人公は21歳の蒼依。田舎から上京してきて、バーテンダーの仕事をしている、恋愛未経験男子です。
憧れの常連客、櫂成（探偵）を迎えに来たバディのロキのことを羨ましく思っていたところ、ある日偶然カフェで車に跳ねられ、ロキの体に自分が入ってしまったことに気付きー！？
という、入れ替わりストーリーです。
入れ替わるのが恋心を持った相手ではなく、そのバディだというのが面白いところ。
そしてそ元に戻ってああ安心、となった後もう一度入れ替わりが起こるのも予想外で面白かった！（2回目は入れ替わり先が変わります）
櫂成のやきもちシーン、微笑ましくて可愛くてニヤニヤしちゃいました(￣∀￣)
ロキの体になってしまった蒼依が、事故からずっと眠り続けている自分の体に戻ろうと”（自分の体に）覆い被さってみたらどうだろう”と提案したのに対し、「（ロキの体でそんな体勢になるなんて）絶対いやだ！」と言うところ。
ただ、櫂成はいつの間にそんなに蒼依のこと好きになってたのかなあ…という点はちょっとモヤっと、すんなり受け入れられない感があったかなあ…。
蒼依→櫂成は、お店で助けられたのをきっかけに気になって意識するようになり…という流れがとても自然に思えたのですが、逆に櫂成が蒼依に惹かれる過程を、もう少し詳しくじっくり見たかったな、と。
個人的に”強い受け””かっこいい受け”がすごく好きなんですが、今回の受け様は見た目も中身も可愛らしい「男の子」という感じだったのも、少し物足りなさを感じてしまった点です。
ただ、入れ替わり後慣れない探偵業に奮闘する様子はとても好感が持てたし、「なぜ入れ替わりが起こったか」の解明に関わる自分の気持ちを隠さず櫂成に伝える様子は潔く、読んでいて気持ちよかった！！
元に戻った後、櫂成に家まで送られながら「終電までまだ時間があるから、今すぐ帰らなくてもいいかな」なんてちょっと積極的なこと（？）も言えるようになっており、入れ替わり体験を経て一回り成長した蒼依の姿を見た気が◎
それに戸惑って落ち着きを失ってる櫂成も可愛い( *´艸`)
入れ替わりが2回（しかも、違う相手と入れ替わる）起こるという意外さ・面白さ、そして入れ替わりに伴い成長する逞しい主人公の姿が見られる、楽しいお話でした✨
あとやっぱり、ロキ！ロキがいい！なにげに一番萌えたキャラはロキな気がします(￣∀￣)ロキの恋のお相手、その詳細が知りたいよ〜〜!!
探偵業エピソードが面白い
意中の相手と入れ替わるのではなく、意中の相手の恋人と思われる人と入れ替わってしまうお話。
入れ替わりもの+探偵ものとして楽しめる1冊かなと思います。
想い人･櫂成の恋人と思われる「ロキ」と入れ替わってしまったバーテンダーの蒼依が、探偵事務所を営む櫂成と同居生活を送りながら、ロキが目覚めるまで新米探偵として奮闘していく。
地道に調査を積み重ねる探偵業の描写はリアルかつ、櫂成のプロとしての仕事へのこだわりが見られますし、そこに素人の蒼依の意見が加わって即席バディが次第に様になっていく様子はどれも人間味のあるエピソードばかりで面白かったです。
そう、探偵業のエピソードはどれも面白かった。
しかしながら、攻めにも受けにもあまり入り込めないまま読み終えてしまったなと今に至ります。
前半では、櫂成へ片思いをしている蒼依がロキの中に入った状態で物語が展開していくわけなのですが、読み始めてすぐなものですから、まだ蒼依にそこまで愛着が沸いておらず…
･蒼依がどういった人物なのか
･どれくらい櫂成のことが好きなのか
この辺りがふわっとしている中で入れ替わってしまうんですね。
なので、入れ替わり後の日々が続くに連れて、なぜか「外見がロキ」の蒼依の方が好ましく見えてしまうという不思議な現象に。性格は蒼依のはずなのですけれど。
単純にロキの外見の方が自分の好みだったのかもしれませんが、元の体に戻った蒼依が突然ぐいぐい櫂成にアプローチをし始めて人が変わったのかと困惑。
なんだか元に戻る前の方が良かった…と思ってしまいました。
逆に前半でほぼ眠っていたロキに関しては、目覚めてからも魅力的なキャラクターに思えたのがこれまた不思議なところで。
これは好みの問題かもしれませんね。
入れ替わりネタは面白かったものの、恋愛面が盛り上がらないままでの2度目はちょっとお腹いっぱいだったかな。
ゆっくりと成長しながら進む関係は好みでしたし、探偵面はやはり面白い。
2度目の入れ替わりよりも、もう少し恋愛面でグッとくるものが描かれていれば…と、2.5寄りのこちらの評価になりました。
ロキのお話も読んでみたいです。
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