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クラスのイケメンと地味キャラがバンド組む話 3

class no ikemen to jimikyara ga band kumu hanashi

  • 電子専門
  • 電子書籍【PR】

表題作クラスのイケメンと地味キャラがバンド組む話 3

水島龍
高校1年生→高校2年生
沖波瑠
高校1年生→高校2年生

あらすじ

「二人で紡いだこの曲が うつむくお前の背中を押す波になりますように」

イケメンで成績優秀、人気者の龍。誰からも注目されない地味キャラの波瑠。秘密でバンドを組む二人は、初めての文化祭のライブ出演に向けて猛練習中。
しかし、二人きりで教室にいるところを写真に撮られ、雲行きが怪しくなり――?
正反対な二人の音が重なるときに生まれるメロディは――

ひりつく青春の、エモーショナルなバンドラブストーリー、完結巻。

【描きおろし20P収録】

作品情報

作品名
クラスのイケメンと地味キャラがバンド組む話 3
著者
イズミハルカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ナンバーナイン
電子発売日
4.6

(26)

(18)

萌々

(6)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
120
評価数
26
平均
4.6 / 5
神率
69.2%

レビュー投稿数8

エモい展開が待ってた

ここにきてやっと、イズミハルカさんがなぜ敢えてこのタイトルを選んだのか、その真の意味がわかってきます。

ずっと絵柄で目の位置が下過ぎるのがすごく気になるので(最近の著作では改善されてます)1~2巻は☆4にしたのですが、3巻はそれを差し引いても素晴らしかったので☆5です。

ただ一点、「なんでこんなに素晴らしいベーシスト(当て馬)なのに、仲間に加えて3人で演らないんだろう?」という疑問はずーっとありました。
いくら人間関係がトゲトゲしてても、音楽性が合えば、ましてやギターとドラムしかいないという構成なら、ぜひとも腕の良いベーシストはノドから手が出るほど欲しいはずなんですが…
でもバンド経験者ならそれを理解してのあえてのこの展開なのでしょうし、それが作者さんの表現したかったことだったのなら目をつぶります。
それに、最後には一緒に演ってたっぽいですよね?
(ギター・ドラム・ベース・ボーカルのバンドになってたと私は理解しました)
父親もかなりクズだけど、やはりあのカタルシスを生み出すには必要不可欠な描写だったのだなと理解できました。

<注意点>
ウザめのモブ女生徒(複数)が出てきますので、女性がほんの少しでも絡むBLが無理な人は回れ右です
(攻めが一喝してはくれるけど、それでも容赦なく続きます。でもこれも重要なシーンではあるんだよなぁ)

1

絵からも音圧を感じる!シリーズ通して音楽の描写が最高でした!

最終巻!
結ばれたあとの2人、いろいろ吹っ切れたようで文化祭でバンドとして出演する事に

まさかのここで、タイトルがからんできますね
クラスのイケメンと地味キャラ
クラスでの立ち位置的に対等でないと、隣に立つ資格はないのではと波瑠は悩みます
それとは逆に龍は吹っ切れていく
「昔の男のが良かったなんて思われたくない」
このセリフには痺れましたね

そして伝えたい気持ちは音で表現
龍の思いは波瑠へ伝わり、2人の思いは観客へ音楽を通して伝わります

超ハッピーエンドです
本当に全巻通して音の表現が凄く好きでした

今回はエロはなし
ですがストーリーが最高なので満足感は大大大です!!!!

1

是非紙書籍にも…!

イラストの美しさとストーリーの美しさが素晴らしかったです
エモーショナルな作品で心が掴まれる吸引力を感じました
特に音楽を感じさせる臨場感、揺れ動く心理描写を水を用いて表現する繊細さなどが要所要所で心に訴えかけてくるものがあり響きます

大人びて無さ過ぎず、かと言って幼過ぎる訳でもない、すごく思春期の男子高校生らしさを感じる丁寧さがあります

3巻完結という長さも程好く、読み易さと読み応えもあります
とても良い作品だと思うので多くの人に届いたらいいのにな~と心から思います
紙書籍しかお読みにならない人の手元にも届いて欲しい作品でした♪
電子派の方は是非迷われていたら読んでみて欲しいです!

1~3巻、シリーズで神作品評価です

1

音の響き、波の揺らめきがエモい

2巻で恋人同士になった龍と波瑠。文化祭で2人が無事に演奏出来るのか?というのが一番の注目だったのですが、いつも堂々としている龍に対して、やはり波瑠は煮え切らない所がありました。
文化祭で演奏時間が迫っているのに、波瑠は部屋に閉じ込められてしまって、舞台に立つことを諦めてしまった所は本当にイライラでしたが、やはりそんな波瑠を引っ張りあげるのは龍の演奏と歌なんですね。
フルで演奏は出来なかったけど、龍と波瑠で演奏するシーンは本当にカッコよく、ようやく全校生徒の前で演奏出来たのは心の中でガッツポーズが出ました。
イズミハルカ先生の絵と言葉が流れるようにそして、海の波のように、とても美しくそして、波瑠のドラムのシーンは体に響いて来るような絵が展開されていてとても良かったです。
龍の父親は最後まで、自分の考えを変えなかったけど、それでもそんな石頭な父親に対してちゃんと自分の意思を伝えて、やりたい事を堂々と始められたのは良かった。成績はキープしろって、そんな成績にこだわる龍の父親の心理は理解できなかったですが。
嵐士先輩もいい感じに2人を見守っていて良い関係築けていたのは嬉しかった。嵐士先輩そんな悪い人ではなかったと思うんです。
確かに、天才的なドラムの才能ある波瑠と、まだ初心者に近い龍ではこれからもバンド活動するには険しい場面もありそうだけど、2人がお互いに、心を救って貰えた大切な人だと思っているところが、やっぱり明るい未来を願わずにいられませんでした。
3巻全体を通して、龍がとにかく波瑠に対してキスを迫る場面が私は好きで、龍の強引さが萌えでした。たくさんのキスシーンをありがとうございました。

1

音楽の力は偉大

龍と波瑠が文化祭で演奏しようと頑張る3巻です。

両想いになってから龍は学校でも波瑠と絡むようになりますが、波瑠はクラスメイトにどう思われるのかと不安になってしまい、すれ違うキッカケになってしまうので切なかったです。

一人でステージに立った龍に応えて、波瑠が一歩を踏み出した時は胸が熱くなりました!

龍と波瑠が一緒に演奏するシーンは非常に感動的で音楽の力は偉大だと改めて噛み締めました。最高でした!!

これから龍と波瑠がどんな道を選んだとしても、ずっと一緒にいるんだろうと思える素敵なラストで、お話が終わってしまう寂しさを感じずにはいられません。
またどこかで龍と波瑠に出会えたら良いなと思います。

1

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