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アイドルくんに抱かれたい!

aidorukun ni dakaretai

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表題作アイドルくんに抱かれたい!

向島 碧
アイドルユニット「Gracia」のメンバー
新司 康弘
42歳,弱小PR会社勤務。かつての伝説のアイドル

その他の収録作品

  • アイドルくんに愛されすぎ!

あらすじ

クールで人気のトップアイドル・碧は、実はへたれで人見知りなわんこ系だった。
彼にファンサ指導を頼まれた元アイドルの新司は
「セフレになって」と交換条件を出すが…
「本番まではしませんからね!?」
真面目すぎる碧は一向に抱いてくれなくて焦れまくり!

そんな中、碧は新司への恋愛感情を自覚する。
恋に臆病な新司は、本気になった碧との関係を終わらせようとするが…!?
「ちゃんと俺に向き合ってください」

純朴わんこがスパダリ覚醒
溺愛わからせHをたっぷり描き下ろし!!

作品情報

作品名
アイドルくんに抱かれたい!
著者
峰島なわこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスデラックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784799765333
3.7

(48)

(14)

萌々

(17)

(11)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
8
得点
175
評価数
48
平均
3.7 / 5
神率
29.2%

レビュー投稿数8

物覚えと応用力のよろしい生徒なことで

現役アイドルと元アイドル(現オジサン)の、新旧アイドルカップル。オジサン受けと聞き及んで、購入しちゃいました(〃ω〃)
童貞ド真面目アイドルと、ビッチ感あふれるオジサンとの、師弟関係を超えたラブがとっても面白いお話です。

塩対応で有名なトップアイドル・碧が、かつての伝説のアイドル・新司にアイドルのノウハウを教えて欲しいと懇願することから始まっていくストーリーです。
現役アイドルと引退アイドルという、あまりお目にかかったことのない斬新な組み合わせを楽しむ一方、見た目は洗練されていても中身はおぼこい碧が、優秀な生徒としてその能力を開花していく成長物語でもあります。アイドルとしてのファンサスキルを磨き、一流芸能人としての立ち居振る舞いを身につけ、更に愛される存在として魅力あるアイドルにどんどん進化していくのであります!
元々の素養があったのは間違いないのですが、原動力となったのは"師匠"である新司の存在。碧の指導を引き受ける報酬として、彼に性的取引をもちかけて碧を惑わすイケナイおじさんです、

碧は新司の信奉者で、いわば推し。推しからそんなアプローチをかけられて意識し始めるのは時間の問題。この新司ってヤツは本当にけしからんのです(笑)ウブな碧の身も心にも刺激を与えるのに十分な手技手管をお披露目し、うっとりするような男なんですが、誤算は碧が本気になってしまったこと。自分から誘い、襲っておいて、碧の本気の好意に困惑するっていう身から出た錆状態になっていくのです。

ここで注目すべきはスパダリ覚醒。。。
覚醒させてしまったのは紛れもなく新司本人。そんでもって覚醒してしまった碧は、新司を口説き落としにかかります。
成長速度が早いって、良いのか悪いのか分からないですけど、若さゆえの勢いがハンパありません!!
主導権は新司にあっても、碧の方が形勢をひっくり返すなんてこともザラ。なんという物覚えのよい弟子なんでしょうか。。。どんどん雄味を増していく吸収加速度の高さには、もはやお手上げです( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾


表向きはファンに向けたアイドルの顔。裏では恋人にしか見せない甘い顔を使い分ける碧のビフォーアフターにご注目下さいね。ワンコからスパダリへ変化していく成長を見届けて欲しいなと思います。
ワンナイトな関係の場数をこなしてきた新司でも、ちゃんとした恋人同士は碧が初経験。そんな嬉しい情報も相まって、めちゃめちゃラブラブな2人にニンマリしました。

1

恋は人を変えていく

現役アイドルと元アイドルという珍しい組み合わせのふたりのお話。

20年前人気アイドルだった新司ですが、今は程よくくたびれたおじさんになっていて。
本当にアイドルだったの…?とちょっぴり疑いたくなってしまったけれど、碧の"熱狂的なファン"な反応を見れば事実なのだろうなと納得できました。

でもいきなり性に奔放なところが見えてしまうので、新司の最初の印象はちょっぴり残念な人という感じでしたが。
ピュアでわんこでめちゃくちゃアツい想いをぶつけてくる碧に、どんどんその意識を変えられてチョロい部分が出てくるのが最高に良かったです。

そして。ギャップの塊みたいな碧の人柄にめちゃくちゃ萌えました
クール路線で売っているけど実はあがり症なだけで、ファンと目も合わせられないほどに緊張しぃだなんて可愛すぎます…!
知れば知るほど彼の魅力にハマって、新司がオチた理由がわかった気がしました。

結構歳の差もあると思うのだけど、そういうところもひょいっと乗り越えてしまった碧の一人勝ちだったのかもしれませんね。
ラブラブで幸せなところに着地…からの、甘くて愛情たっぷりなセックスもすごく良かったです。

最初はアンバランスなふたりかな?と思ったけれど、終わってみればめちゃくちゃお似合いで、たくさんのギャップを楽しませてもらえたお話でした。

4

魔性のオジがたまらん

クールでイケメンなアイドル×会社員オジと聞いて浮かぶのはイケメンアイドルがひょんなことでオジに惚れぐいぐい迫り、翻弄され落とされるオジの図だったのですが、いい意味で裏切られました!

クールなアイドル(実はピュアで素直な人見知り)が憧れ続けていた元伝説のアイドル、今も魔性の魅力を持つ性に奔放なオジに多方面から指導され翻弄されていくという斬新な設定、ハマりました。
オジこと新司さんが自分で性に奔放というだけあってなんというか魅力的だし、それでいて元アイドルだからこその引き際も弁えていてとてもいい。そしてそんな引き際を強引に飛び越えてくるクールキャラどこ行った?な碧もまたたまらん!!

最後には別人か?というくらい仕事も恋も上手く、そして甘々な碧くんが出来上がり、大変満足でした。

3

塩対応アイドル×元アイドルのおじさま、ギャップがすごい1冊。

別レーベルではありますが、なわこ先生の「運命とはいえこの程度」という、攻めがアイドルで受けがおじ様作品が好きだったので、新刊も間違いないだろうと迷いなく購入。


今回は読み始めてすぐに、なんか予想していたのと違うかも、、、と感じたのですが、純情すぎる攻めが見事な雄み溢れるいい男へ変貌を遂げて、とても満足感たっぷりな1冊でした。


というか、冒頭の咥えタバコしたくたびれたオッサン(受けのこと)が、まさか攻めの憧れであり、アイドルを目ざしたきっかけでもある、伝説の元アイドルとは思わないじゃないですか!!


しかも塩対応アイドルくんがまさかのDTで、えち方面に免疫ないとか、2人とも見た目と中身とのギャップが正反対すぎてびっくりでした。


しかも、そんな攻めを元伝説のアイドルであった受けが、下心満載でアイドルとやらを手解きし、見事に理想なアイドルへと成長していく攻め。


年上で年の差がある受けとしては、好みのタイプとは言っていたけれど、デカわんこが素直に育って、熱いお気持ちで慕われたらほんと可愛よねえと思いました。

というか、私は受けの前で強引になる成長した攻めがどストライクすぎて、もう少しこの関係性の2人を読んでいたかったです///!!



1

峰島なわこワールド全開のにやにや笑いが止まらないお話でした

キャラクター設定も出会いも展開も突拍子もないです。
さすが峰島なわこ先生!
峰島なわこワールドという感じで入りからしてワクワクします。

極度のあがり症でアイドルでありながらファンサができず、超塩対応を続けてきた向島碧。
弱小PR会社のインタビュアーの名前を見て、生涯の推し、かつての伝説のアイドルではないかと新司に取材を受けるのが出会いです。
アイドルと一般人が出会うパターンで取材の場、というのはありそうですが、それ以外はすべてぶっとんでいるのが楽しいです。

そしてそのあと、アイドル指導をお願いする碧と、性欲解消に付き合ってくれるなら、とセフレを交換条件に持ち掛けた新司康弘。
伝説のアイドルなのに、アイドルになったきっかけも、やめた理由も、セックス、というのもすごい。
さすが峰島なわこ先生。

若いころから奔放でおじさんになるまでの年月でいろいろな経験を積んできたであろう新司康弘の手練手管にあらがえるわけもない純情童貞の向島碧。
騙されちゃうよ、攫われちゃうよ、と読者ながら心配になってしまいます。

セクハラつきの指導を経て、ファンサの改善ができた向島碧。
さらなる高みを目指して、なまめかしいあれこれつきのアイドル指導が始まります。
うーん、楽しい、楽しすぎる展開!

セクハラつきの指導を楽しんでいたように見えた新司が、碧からの恋愛感情に気づいて、さっと一歩引く様子には驚きつつ、素敵だと思いました。
性に奔放だけど、ちゃんとした大人で、アイドルの先輩なんだあ。

そんな中、唯一、碧がアイドル指導を受けていたことを知っている(お膳立てした)碧の所属するアイドルユニット「Gracia」のマネージャーが新司を呼び出し、問題になる前に指導を終わらせてと頼み、新司はこれを受け入れます。大人同士のいろいろな事情を考慮しての話し合い、そこに乗り込んでくる碧。

新司の「ファンも恋人もだなんて欲張っちゃ駄目だよ」というセリフは、元アイドルで、今は立派な大人からの重たい言葉でした。
しかし、それは過去の新司の言葉、「大切だからこそ両立させなきゃ。楽勝ですよ」とは真逆であること、だからこそ好きになったと告白する碧。
碧のほうが一枚上手、になってきます。

翻弄されて赤くなって慌てていた純情な子犬が、しっかりした男らしさを見せる様子にきゅんきゅんします。

困難があっても立ち向かっていこうと両想いを確認した2人。
そしてそのまま4か月たった後の再会、が、平成初期のトレンディドラマくらいロマンチックで、読みながら両手両足をじたばたさせてしまうほどでした。
会えない間もさぞかし自習してたんだろうな、という成長ぶりも見どころの一つです。

感動の再会からの感動エッチ、そして事後の会話。とてもドラマチックでかわいくて素敵でした。

1

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