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「撮影が終わるまででいいから 付き合ってください」
あぁ~~上巻で何度も匂わせはあったけど、やっぱり過去に出会ってた系BLでしたか…。
しかもBLあるあるの海外転勤で離れ離れ。ィャそれはそれでまぁ、いいんですけどね。
攻めを被写体としてしか見てない受け&片想いを募らせる攻め。
飄々とした態度の裏に隠された受けの辛い過去が明らかになり、彼自身も変わっていきます。
二人の仲も、一緒に飲みに行ったりして深まっていく様子が描かれるんですが、この2ページがすっごいイイんですよ!
<他に良かった点>
・攻めが受けに出会ったことで人の痛みが分かるようになった
つまり二人とも結果的にお互いによって変わるんです。
・アセクシャルについて言及があった
・あの最初のバスケシーンで攻めが方向性を見失っている、と受けは見抜いていた
・受けの印象が下巻でかなり良くなった(結構ちゃんとした人だった)
以上、全体的にも上巻の印象は見事に覆りました!
全体的に他のyoshiさん&阿賀さん作品に比べるとそこまでインパクトは…と思ったのでこの評価ですが、壬生さんがカッコ良かったので本当に読んで良かったです(ぇ
受けとの関係性は全然気にならないっていうか、逆に「そういう何でもできるカッコいい友人がいるっていいね!」という好感度につながりました。
<注意点>
・受けがモブとキス&オッサンと事後に何度も平手打ちされる描写あり
・仕事で攻めとサブキャラのキスシーンあり
これだけは最後に言いたい!!
正午…髪切るならモデル時代の髪型にしてほしかったな~
(長さが微妙に違うんですよ~!短すぎる!)
ビジュアルが好みすぎる壬生さん…
しかし彼は一体何なのか。
上巻だけだとどうなるか全然予想できず、最終的にはまとまってハピエンだったので良かったです。
絵も綺麗だしかなりエッチでした。同作家さんの漫画、何冊か読みましたが今まで読んだ中で一番エッチだった気がする…全部読んだわけではないのでそれ以上があるのかもしれないが。
ダメではないのだが、どうにも相性が…全体の尺が足りないのかな…?
やはり私はyoshiさん単体での漫画が読みたいなぁと思ってしまいます。
一本のドラマでも見たような気持ちにさせてもらいました!
下巻も勿論えろありきかつ二人の仲が深まっていき更には中々受け側が自分の気持ちを言葉にしなかったことから最後のいったんお別れのところは涙腺が緩みました。
それから再会までにもっと時間がかかると思いきやその一年後に再会。別れる際に気持ちを口にした2人はまさにその一年恋焦がれて尚且ついろんな葛藤があったんだろうと。そして、その一年で本当は顔を見せる予定のなかった場所で訪れた受けと再会。
攻めが他の女性に言い寄られ嫉妬心をあらわにしたところはまさにギュンときました!
大ボリューム大満足の上下巻でした。
上巻の序盤の外面ばっかりよくて何事にも熱くなれない逢介くんからは一変、素直で一生懸命な猛攻わんこへと変貌を遂げました。
そしてそんな真っすぐな逢介くんに心揺さぶられ一瞬だけでも写真を撮る手を止めてしまうほど魅入させられた正午さん。
逢介くんがこんな風になったのは間違いなく正午さんと出会ったからだし、正午さんが昔カメラとちゃんと向き合えたのも、そして誰かを好きという気持ちを認められたのも、まっすぐな逢介くんの影響だと思うと…高め合える存在である恋人ってすごくいいなと思える作品でした。
迷いがあるのも、苦悩しているのも、決意したのも、誰かを想っていることも、すべて瞳に映っているのではないかと思うほど力強く意思をもった瞳が印象的でした。
上巻は完全に尻で抱かれていた攻め様。今回も前半そんな感じです笑
が!少しずつ変わっていきます。
下巻で正午の過去が明らかに。これがもう…言葉が出てこない。
あと野分の可愛さ倍増してます!追い詰められて涙目なのかわいいんだが!
そして野分のいい所は自分がやったことに気づいて後悔してる所。好きな人に振り向いてもらえない辛さを学んでまた成長したなと。
正午が過去に言われた言葉を野分がこうも超えて塗り替えてくるとは。そして正午の後悔。そうすることでという部分が切なかった。当時は何とも思ってなかったとしても今後悔していることに涙。
とてもピュアでロマンチックなお話でした。