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3巻以降は新しいカップルが次々と巻ごとに2~3組登場して、
はっきり言ってどんどんつまらなくなって、大多数の人と同じくSEX PISTOLS自体が苦手というか完全に新刊への期待値が薄らぎ惰性で新刊を見ている状態です。最新刊の10巻も米国×しろの焼き直しみたいなカップルが新登場して辟易したし、ハードル下げてて良かったとため息つきたくなりました。
でも、昔購入した1~2巻を引っ張りだして見てみたらやはり面白くて、今の状態が
とても残念です。
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●米国×しろ
たぶんSEX PISTOLSで一番人気なカップルじゃないかな?
キツくてチャラいオンナ好き × 黒髪眼鏡優等生 ってみんな好きだもんね。
ここまで受けにキツク言う漫画ってあんまりないから余計に委員長の健気さが際立っていいと思う。最近の漫画は受けにベタ惚れ系ばっかりだし、ドS系の漫画も生ぬるいの多いから。
●ヨシュア×照彦
だんだんと照彦がかわいく見える不思議。顔はゴツイけど聖母様みたいな包容力で
キャラクターの中では照彦が1番好きかも。
2巻は、国政のお兄ちゃんの話(米国×しろ)の続きと、ノリ夫の先輩の話(ヨシュア×照彦)の二本立て。
メインカプ(国政×ノリ夫)は脇役での出演です。
ヒトが「人類」と「斑類」に分類されている世界のお話。
今巻もまだまだラブコメ調のトーンですが、それぞれのお話の中に少しずつ「斑類の実情」的な情報が断片的に登場しはじめます。
本巻に出てくる、個人的に気になるワードは「断絶種」。
ここからは頭の整理用のメモをレビュー代わりに残していこうと思います。
※ネタバレ注意
「人類」・・・サルから進化したヒト科の人間
「斑類」・・・サル以外から進化したヒト科の人間
斑類は「犬神人」「猫又」「熊樫」「蛟」「蛇の目」「人魚」に分類され、さらに「重種」「中間種」「軽種」に分類される。トップ階級は「人魚(重種)」。
人類の中に突然斑類として覚醒する希少種「先祖返り」がいる。階級は人魚に次いで2番目。
・ノリ夫:猫又のプレミア種、先祖返り
・国政:猫又の重種、ジャガー、猫又と蛇の目のハーフ
・米国:蛟の重種、クロコダイル、蛟と蛇の目のハーフ
・しろ:犬神人の重種、オオカミ
・ヨシュア:熊樫の最重種、グリズリー
・照彦:熊樫の中間種、ツキノワグマ
メモ
#6,7 米国×しろ
#8,9 ヨシュア×照彦
第2巻は、米国(よねくに)と藤原の物語から。
男が嫌いだ、とバリアを張って藤原を遠ざける米国だけど、実は。
蛟(みずち・ワニ)の米国は体温調整・自律神経のコントロールが難しい。意識が混濁する時に藤原の元に行き、無意識のような状態で藤原を抱いていたのだ。それも1年以上も…
しかも、藤原も猿人ではなく斑類(犬の重種・狼)だった!
米国編は切なさもエロもあって良いです!国政xノリ夫編と合わせて続いて欲しいですね。
続いて、ノリ夫を好き好き言ってた斑類・熊の先輩、熊樫照彦のお話。
熊樫家は日本有数の重種だけど、お家断絶のピンチ。故に外来の種を招いて種付けしてもらうという超絶展開。
ここで男性妊娠の仕組みが明かされます。なんと肛門に懐蟲を寄生させて借腹の袋を作るという。
熊樫くんもかなりガタイのいい男の子ですが、お相手は最重種グリズリーのMr.ヨシュア・マクベアー(年下)。
はじめは見知らぬ男とH⁉︎と抵抗があったけど、フタを開けてみれば甘々展開です。
「呪いランプ」
セクピスとは関係のない短編が収録されています。
盗賊の王様(外見女の子?)に魔法のランプが献上されたが、王様は何度も捨てる。というSS。
巻末にセクピスの「魂現ショート」の4コマも収録です。
ついに第9巻が出ると知り、復習を兼ねてシリーズを読み直しています。ま、このシリーズでは復習になるかどうか怪しいもんですが…ははは。
シリーズ第2巻には、第1巻に続いて「蛟の重種」米国×「サル(not 斑類)」委員長・しろのお話(後半)と、「熊樫の重種」ヨシュア×「熊樫の中間種」照彦のお話が掲載されています。
多種多様な種族とカップルが入り乱れるこのシリーズにおいて、私は米国×しろが一番人気なんじゃないかと思っているのですが…どうでしょうか。学園モノの雰囲気が強く、萌えポイントが分かりやすいし、(一応)主人公カップル(…のはず)の国政×ノリ夫よりギャグテイスト控え目で見た目のバランスも良く、正統派BLと言えるエピソードになっていると思います。その分、他のカップル達より地味な印象ではありますが…。
ヨシュア×照彦は、まさに熊同士のぶつかり合いのような肉体派カップルでありながら二人の雰囲気は甘々ラブラブでそのギャップが何とも面白かったです。また、ノリ夫が男の子らしく頑張っていて和みました。このエピソードで、斑類における男性の妊娠方法と、世界中の斑類が桁外れにセレブであり家柄が非常に重視されるとこと、強烈なヒエラルキーが存在することなどが少し明かされています。
この巻を読み終えた時点では「…ま、まあなんだか登場人物が増えてきたけど…次は国政とノリ夫のラブラブなお話かなっ♪」などと思っていた過去の自分を慰めつつ、引き続き第3巻へレッツゴーです。
最高か!!と叫びたくなる。
米国しろはアニメ版から好きで好きで…原因の判らない謎に追われた結果自分が一番嫌と考えていた事柄に結びつき…
実はそれも全て自分の欲求が生んだことだったという。
裏の裏をついていて、切ないのに色がある。
やられたと思っていた相手に自分がやっていたんだもの。
しろは綺麗で、米国も、猿と思ったまましろのことを認めていたところに発覚だったので後味もよかった。
凄く良い子な熊樫くんのお話も最高。
無理強いから始まる恋愛いいなぁ。何だろう、コマ的に淡々としてるのに運びがお上手だからかな?各々のカプの良さが素晴らしいです。主人公そっちのけになりつつあるくらいだし(笑) 先々のカプたちが本当楽しみ。
酷いことされた筈なのに、熊樫くんは照れていてこちらまで和んでしまったし、それにベッドサイドでごめんって謝るヨシュアも本当いい子や…と。
子どもがどちらに…の話では、思わずこっちで違うんだよヨシュア!って心内の弁解してしまいました。
特性、気性も忘れず暴れまわっていたのもよかった。
忠実。
読み手に愛されそうなカップルが立て続けに誕生したように思えた、二巻でした(いちゃいちゃしてくれ)