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コミックス累計70万部突破! 超人気シリーズ初のファンブックがいよいよ登場!!
「SEX PISTOLS」の8巻目と同時発売されたA5サイズのファンブック。
私はホーリンで購入したので高級感あるイラストカバーブックでした。
他で購入するともしかして違うのかしらと興味もありますが手持ちのブックに満足。
ページを開けばカラーイラストあのカプこのカプのジャケやピンナップが
ドーンと数ページ続き、斑類ワールドスタートです。
斑類のヒエラルキーや妊娠の仕組み、魂元別キャラクター紹介と
この1冊があれば、今までの既刊をいちいちお手に取らなくても今までの内容を
完全におさらい出来るスグレモノファンブックなのです。
そして書き下ろし漫画が2篇収録されているのもうれしいサプライズですよね。
「ウメちゃん!」「頑張れウメちゃん!hyper」の2篇で渡嘉敷シマちゃんの
双子の弟が主役のストーリーで婚活中なのです。
なかなか面白いし、もしやの展開もあるので本編でも出てくるかも。
今までの主要キャラが勢揃いしていて、再確認もできるしベビーちゃんも拝める。
まるごと1冊斑類萌え全開のファンブックは必見です。
シリーズのファン向けに作られた、サービス満点のまさにファンブックという内容になっています。ネタバレ盛り沢山なので既刊(第8巻まで)を先に読むことをオススメします。
冒頭の「ARTWORK GALLERY」(カラーイラスト集)にまずうっとり。他に、斑類に関する考察や総勢19名のキャラクターのインタビュー記事に加えて、第3巻で振られっ子だった渡嘉敷ウメが主役の短編コミックが収録されています。ウメちゃんがんばれ。
私はこの手の仮想インタビューのようなものは面倒で読むのが苦手なのですが、読んでみたら意外な発見が沢山あって面白かったです。一番びっくりしたのは…犬飼太郎ですね。お前、なかなか食わせ者だな!
「寿たらこ先生ティーパーティ」に幸運にも参加することができました。
(2019年3月30日・銀座開催、ブックパス主催)
トークショーで「SEX PISTOLSの今後の展開」を語ってくださった時、嬉しすぎて泣きました!
たらこ先生はイベントどころか、あとがきも書かれないので、作家像がまったく想像できず、私には伝説に思える存在だったので登場した瞬間、「本当に存在してたー!」と感激でした。
イベントは、トークショー、サイン会、クイズ大会の三部構成。
●トークショー
「漫画家になったきっかけ」
「SEX PISTOLSを描くことになったきっかけ」
「SEX PISTOLSのキャラ設定」
「SEX PISTOLSの今後の展開」←キタ━(゚∀゚)━!
たらこ先生と、連載当初からの担当である現リブレ編集長・三好さんとのトークショーは、『セクピス』の歴史そのものを感じられる貴重なもの!
たらこ先生は子供の頃からお話を考えるのが好きで、同人活動をしていた時に声をかけられ、就職をしたくなかったこともあって、バイト感覚で仕事を受けることにしたそうです。
最初は王道好きの三好さんと「学園に5人の王子がいる」って話を考えていたそうですが、就職が嫌すぎて長く続けられる連載にしたくて、斑類ヒエラルキーやキャラ設定を書いた膨大なFAXを送りつけたそうです。
FAXには、
「オタクで良かったー!このほとばしりを受け止めてくだされー」と書かれていたそうです。
そのほとばしりが20年経った今も続いているんですね!
斑類のマークはこの時すでに出来上がっていて、斑類ヒエラルキーは高校生の時に書いた小説から引用したとのこと。
高校生の頃からあんな複雑な設定を考えていたのがすごい。
現在は男の妊娠が珍しくないBLですが、『セクピス』開始当初は女体化が一つの流行で、たらこ先生も女体化はお好きなそうですが、男のまま女子にしない方法を必死に考えて、懐虫による子宮形成などの設定を作ったそうです。
『セクピス』の表紙はすべて攻めキャラで、たらこ先生は攻めに思い入れがあるのは感じてましたが、「とにかく攻めをかっこよく、受けは攻めを幸せにするための存在」と言いきってました!
身近にたくさんいるクズキャラに、流行のイケメンビジュアルをプラスして攻めキャラを作ったとのこと。
クズ・クズ連呼されているたらこ先生、どんだけクズ好きなんだとおかしかったです^^
たらこ先生は男同士が祝福されない空気を寂しく思い、世の中から祝福されて欲しい、祝福=結婚?と考え、最後のハピエンを決めて、そこに向けて設定で幅を広げ、真ん中を埋める作業をしているとのこと。
そして『セクピス』今後の展開では嬉しいお知らせが!
8巻(2014/4発売)から放置されている、国政×ノリ夫、ヴァルネラ×志信…
早く続きを…って、『セクピス』読者全員の願いだと思うのですが、ついに準備が整って描くと仰っていました~♪
国政×ノリ夫、ヴァルネラ×志信、この2カップルが大きく絡むお話になるみたいですよ!
たらこ先生が描くと言った瞬間、会場は歓声で溢れました。
申込み時に書いた読者からの質問・たらこ先生の答えが、サイン会中、スライドで表示されていました。
その数、70個以上!会場に居ても全て見るのは大変で、主催のブックパスがレポと合わせて公開してくれるのが待たれます。
私はずばり「国政×ノリ夫、ヴァルネラ×志信の続きを描く予定はありますか?」
と質問したところ、「もちろん!それを描かないと終われませんから」と力強く答えてくださいました!!!!!
続きがやっと読める…
もう会場で泣きました、私。
たらこ先生にはまだまだ描きたいキャラがいっぱいて、三好さんはライオン×ハイエナが見たいと言ってるし、私も見てみたいキャラのリクエストをしたところ、良いネタをもらいましたと仰っていただけて、『セクピス』の世界観はどこまで広がっていくのか楽しみです♪
でも、まずは国政×ノリ夫、ヴァルネラ×志信の続きを待ってます!
ちなみにハイエナはすでに登場しているそうです。えー誰だろ?
たらこ先生監修のデザートも用意されていました。
『ファンブック』巻末「マダラ・ゴシップ」に載っている、熊カップル結婚の引き出物ケーキ、それを再現していたのが感激です。
たらこ先生は20年『セクピス』を描いているなかで、ファンと会ったのは初めてだそうで、「読んでいる方が本当にいるんだな」と、私達読者と同じことで感激されているのがおかしいやら、うれしいやら^^
『セクピス』の世界観に時間をかけてどっぷり浸かれて、たらこ先生と読者を繋げてくれたイベント、企画してくださった関係者の皆様に心からのお礼を!
そして、ファンと会う機会をお受けくださり、貴重なお話をしてくださったたらこ先生に心からの感謝を申し上げたいです。
イベントに向けて、この『ファンブック』でおさらいしました。
コミックスにも掲載されていますが、ズボラな私は大事な情報が一冊にまとまっているのがありがたく、おさらいにとっても役立ちました!
9-10巻の新キャラは登場しませんが、ヴァルネラまでのキャラのインタビューは、まだ物語に登場しない秘密や、漫画の中には登場しないだろうキャラの内面が描かれているのがおもしろかったです。
双子のシマに愛しい男をとられて(シマちゃんの方が執着クズ男にからめとられたっていう方が正しい)、泣き暮らしているウメちゃん。
やっと素敵な重種の王子様に出会えて、明るい未来がやってきそうな番外編漫画、その続きも読みたいですねぇ。
でも、なにより待ち遠しいのが、国政×ノリ夫、ヴァルネラ×志信編!
始まるのを指折り数えて楽しみにお待ちしています♪
ナガニシさん
コメントありがとうございます。
待ち望んでいた続きですよね!ウキウキしながらお待ちしましょう^^
今回のイベントは10巻が発売するから企画されたわけではなく、その前から、ブックパスの担当者さんが「伝説の寿たらこ先生のイベントを」とリクエストされて、「タイミング良く10巻出ます」ってことでお話が進んだそうです。
BL業界にめちゃくちゃ詳しい猛者なので、レポもきっと楽しいものになると思います♪
ありがとうございます!
セクピス大好き、ノリ夫たち続きにやきもきしていたので、ayaayacさんの貴重な情報で元気出ました!ブックパスものぞいてみますね。
まこりんさん
コメントありがとうございます。
海外にお住いなのですね。BLに限らず和書をお読みになるにはご苦労があるかとお察しいたします…
ブックパスがTwitterでレポをしています。
Q&Aも近々アップされると思いますので、そちらもぜひご覧ください。
セクピス読者の皆さんと続きを楽しみにお待ちしたいです。
海外在住の為このようなイベントに参加出来ないので
貴重な情報ありがとうございます!
セクピス好きなら買って損はないです〜。
班類の種類から妊娠まですべてが載ってます!
各キャラのインタビュー記事が好きーっ!!
そして、漫画じゃ書ききれないキャラたちの本音が読めるのでまた漫画を読み返すと面白いです。
勝手に解釈していたキャラたちの距離感が実はまだまだこれからだったり以外とラブラブじゃなかったり、仲が悪かったり、、、_| ̄|○
セスの濃厚な愛情やシマのツンデレも読めて何度も読み返してます!!
買ってよかった〜!!
ウメの書き下ろしがたまらないです!
王子様と結ばれて〜〜
目玉は描き下ろし漫画2編。正直がこれが見たいばっかりに買いました。
あまりにも不憫だったウメちゃんのその後のお話。幸せを祈ります(笑)
それと8巻の表紙の彼。本編にはさっぱり出てきていないにもかかわらず表紙ってどゆことよ!?の彼の素性はこちらで明らかになります。表紙になってるってことは今後本編にも登場予定がある・・・んだよね?ね?(今のお話まとめるだけでも大変そうだから無理かなぁ)
意外によかったのが、キャラインタビューでした。中でも、ヴァルネラと志信さんは本編の方でまだまだ謎が多いんですが、これで少し理解できます。例の上殺しのサーベルの意味とか、ヴァルネラなんで外に出てんの?とかにちょっと触れられています。
あと志信さんの恥じらいがなんかよかったw
ほかのキャラたちも本編のその後に触れてたりして、読みごたえがありました。
9巻出版を待つ間、これを眺めていようと思います。