描き下ろしおまけ付き特装版
執愛――もう絶対に離してあげられない 不器用な年下クール俳優×仕事熱心なマネージャー
No Title
「最終電車」が大好きだったのでこの新刊が出た当時真っ先に購入して読んで星を付ける評価はしました。
本日あらためて読み直すと「最終電車」の攻め受けキャラが多少変化してそのままこの作品に登場しているんだな、ただしエロ多め、という印象です。
芸能界ものは自分的にささらないこと、メガネのキャラも好みではないことなどを取り除いてもこの作品は自分の心には残りません。
というと言い方がキツいですね。
この作品も絵が綺麗でキャラもよく出来ているし濡れ場もけっこうエロいです。
ただ前作があまりにも好き過ぎたのです。
表紙に惹かれて購入
不思議な作品でした…！美しい！
主人公であるマネージャーの敬さんは、人望があり、すべてを包み込んでくれるような温かい存在。そして少し鈍感な、敏腕マネージャーです。
そのお相手の薫は、実力派のイケメン俳優。お顔がとてもよい。かなりかなり不器用だけど、敬さんに対するただならぬ執着が最高です。
この作品に不思議な魅力を感じた理由は、展開のスピードにあります。2人の関係が光の速さで進んでいるはずなのに、読んでいるとその速さをさほど感じません。美麗な絵と、互いに向き合う丁寧な心理描写が絶妙に調和しているからかもしれません。
そして、当て馬的ポジションの礼央さんも、すごいいい人。好き。
敬さんのために、薫が俳優としても人間としてもさらに成長していくことが期待できます。爽やかな読後感も良く、非常に読みやすい作品です。おすすめします！
活動再開を心より待ち望んでおりました。
商業BLには全く興味なかったのですが、約7年前にたまたま「最終電車」を読んだキッカケで
「商業BLにはこんな素晴らしい良作があるのか…！ならば他にもいろいろ読んでみたい！」
となり、今やちるちるで既読にした作品は1100を超え、その中には人生の糧となるような良作がいくつもありました。
式さんのおかげです。感謝してもしきれません、本当に本当にありがとうございます。
さて、そんな式夏緒さんの2作目である本作、
「俳優ｘそのマネージャー」
で、はっと驚くような展開や唯一無二の設定などはなく、まさに王道です。
なので芸能BLを何作も読み込まれた方には物足りないかもしれませんが、本作には人と人が想い合うことの素晴らしさや、優しさにあふれています。
とにかく特筆すべきは絵の美しさ！この式さんの美麗な絵で楽しめる芸能BL作品は本作だけで、ギュンギュンに萌えも詰まってるので、ぜひ少しでもご興味のある方は試し読みしていただきたいです。
電子単話で読んでコミックスの発売を待っていた身としては、活動再開は非常に嬉しいです。
「最終電車」の続編も電子単話で読んでおり、2巻の発売もずっと待っておりますが、もちろんまずはお体のことを一番大事にしていただき、ご負担のないよう執筆活動を続けていってほしいなって思います。
影ながら応援しています、大好きです。
（はっ、イカン、これじゃレビューでなくてファンレターやんか）
年下の静かな熱に中てられる
素人なのであまり絵の事は詳しくないのですが、、、先生の絵がすごく繊細さを増したような気がします！！
前作の最終電車の時から絵柄が好きでしたがタッチが細く繊細になったような印象で、その繊細さが今回の作風をより盛り上げているというか、特に2人共に内に秘める想いの熱さと複雑さがあるので、そこを描き切るのにこの上なくマッチしていた印象です
まさに漫画の力で物語を読んでいる視覚的な効果が絶大でした！！
すごく個性のある展開や驚嘆するような仕掛けはないと思います
だけど、、、だからこそ！キャラの心に寄り添ってお話しに没入していけます
年下攻めの静かな、でも消えない炎の熱さを感じるような想いに胸キュンが止まりませんでした
前作よりも濡れ場も増えていてちょっとそこもドキドキしました♡
コミックス化、本当に嬉しいです！！！
そしてワンチャン「最終電車」も描き下ろしなどを読みたいな、、、などと欲張りにになってしまいます…！単行本化、願っています(*´▽｀*)‼
好きな人を甘やかしたり甘えたりするクールな年下俳優からの溺愛が最高です
【オレ、もっと大人になるよ。敬にふさわしい男になる（薫）】
エロス度★★★★★★★
おやおや、年下の俳優がマネージャーに向ける依存的な執愛がとても刺さる恋物語ですね。
クールな薫が敬にだけ心を開き、彼の心と体だけを欲しがる特別な想いが尊さMAXで、好きな人の為に早く大人になりたいと頑張る姿が可愛かったり、濡場では情熱的に敬を求める姿のギャップにハートを鷲掴みされてしまいました。
敬も薫を支えようとする献身的な姿がとても魅力的で、俳優とマネージャーの一線を越えてしまった関係に背徳感を抱きながらも敬も自分を求めてくる薫を手放せないくらい愛おしく想う姿がたまりませんでした。
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