特典付き
最初から最後まで、攻めの玄野が醸し出すジメジメした闇深い雰囲気に浸かる楽しさよ!
かつていじめられていた玄野は、相手が動揺するようなことをして反応を楽しむ歪んだコミュニケーションを身につけたヤバいやつで、普段の生活も、受けの七瀬に対する行動も一々気持ち悪いんですよね。ホラーレベルにゾッとします。
でも、そんな玄野に感化されてか、ゲイであることやいろんなことを抑圧して生きてきた七瀬は衝動に抗えなくなる、ラブというより依存に違いのがまた闇深い…
そんな中1番の萌えだったのは、玄野に気持ち良くされちゃう七瀬の可愛さ!ツンツンで暴力的な厳つい顔が可愛くなっちゃうのに萌えでした❤️
セミの音とか他諸々含めて攻めがとにかくやばいという雰囲気が作中から強く感じられます。そして、攻めも受けもですが、それぞれと若い頃から色々と抱えているものがあり、心で結ばれている感じも慣れ合うところも(受けから)皆無だというのに、合体出来たことに純粋にすげぇと思いましたw
ミステリ、ホラー、エロティックそのへんのものが最大限に盛り込まれているようにも感じられました。
平和いちゃらぶが好みの方とかには到底かけ離れた作品で好き嫌いわかれそうですがw
「君の怒った顔に惹かれるんだ」この言葉、最高だと思った。常人ではきっと理解できない攻めの歪んだ愛情表現や思考。殴ることでしか、自分を守れない受けの中にズカズカと入っていく攻めだからこそ、そんな攻めに惹かれて少しずつ堕ちていく。
ヤンデレ好き、攻めの頭がイカれてる系が好きな人にはたまらない作品だと思います。
受けの反抗的な表情も好きですが、攻めの、うーん、なんて言うんでしょう、目に光がない笑った時の表情や興奮した時の表情も性癖にグサグサでした。
本気で病んでてイカれてる攻めがここにいます。
お求めの方には激しく刺さりそう…。
攻めも受けもなんちゃって感がなく甘くもなく、生い立ちから不憫で暴力に支配されていて歪んでいるし可愛さやかっこよさの欠片もない。
(攻めには独特の感性で受けが可愛く見えているようだけど)
世界観は暗くてゾクゾクするような雰囲気が終始流れています。
決して萌えるCPではないのだけれど、もし続刊が出たら2人の続きが読みたくて買うと思います。というか、読みたいです。歪で歪んだ2人のこの関係がどうなっていくのか見届けたい…。
