電子限定特典付き
続編が上下巻で登場。
上背があって筋肉質、イケメンで物腰柔らかなモテモテ整体師(柔道整復師?)の一舞ですが、続編となるこのdeepterシリーズでは背筋が凍るほどの恐ろしい執着攻めと化していました。
晴れて恋人同士になった2人ですが、一舞の執着っぷりはエスカレートするばかり。
整骨院のお客さんに見せる外向きの顔とは全く別人の病んだ表情が怖いです。
しかしそんな本性をあらわにして自分を抱く一舞に、何やらキュンとしている風の直斗。
これはこれでやっぱりお似合いのカップルなのかな?
蜘蛛の巣に絡め取られたいたいけな蝶、と思いきや、怖いほどに想われてまんざらでもない感じの受けさんでした。
なんだろう、一舞の執着ってめちゃくちゃ重いんですが、それを全部本人に打ち明けちゃっているからシリアスになりすぎないというか、直斗も読者も最後は笑って受け入れざるをえなくなるところが、逆にものすごい策士なのかな?と思い始めました(笑)。闇ベクトルの執着は相手に隠してこそ美味しいものだろうと思っていましたが、オープンはオープンでまた別の怖さがあるかもしれません。どれだけ一途にどれだけ長い間我慢したり努力したりして今のポジションを勝ち取ったか、それを心底嬉しそうに言われてしまっては絆されるのも仕方ない……。一方の直斗には弱々しさや遠慮が一切ないので、それもまたこれほどの執着攻めでも作品全体がなぜか健全な感じがする、という謎の美化を生み出していて、いろんな意味で稀有な作品だなぁと思いました。
攻め様の受けちゃんに対する執着と
重すぎる一途な愛に滾りました
受けちゃんに触れたときの
攻め様の心の中は狂喜乱舞だったのだろうと
しみじみと思います
激重の愛情と執着を持った攻め様が
好きすぎる!という方には
本当におすすめです
最初の1巻の時は読んでなかったので、上・下と一気に読んで大好きな作品!
エロのシーンも良くてストーリーにも丁寧に作り上げていて読んでいて物語に没頭して本当に好きなことを叩き込まれていて大興奮しました。読んで良かったです。