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カメラマンの横田くんが当て馬に。
そういう目で見ていたのか。
カズマがあの手この手で横田くんとナオトの接点を阻止してきます。
俺がやっと手に入れて、どろどろに愛して作り替えた体を横田なんかに触らせるなって。
あいわらずの執着攻めです。
しかし、こんなに思い通りにお客さんを寝落ちさせられるものなんですかね…。
私も整体にはよく行くし有名店にも色々行ったんですが寝れたことは一度もないので、こんなに思い通りに寝かせられる整体師が存在するなら是非とも施術を受けたいですよ…!
アロマもなぁ、いい香りには癒やされるけどだからといって寝れたことはないんだよなぁ…。
deeper上巻では、カズマがナオトに会うまで、どんなふうに過ごしていたか、どれだけ我慢して頑張ったのかが明かされています。
若干ストーカーのようなところもあるんだけど、一途さと自分の決めた地位まで実力をつけるまでは絶対会いに行かないというあの執念。
セッ○スすらカズマにとってはナオトのための経験で、恋愛感情なしで只管ナオトのために経験を積んだとかもう…。
うん、すごい努力だと思うよ。
思うんだけど、何でも思い通りに行くもんじゃないし、それだけの想いで努力したって駄目な時は駄目だし、拒否された場合は只管思い込みの強い怖い人でしかないよなぁと冷静に思ってしまって。
カズマの全部はナオトのためにできていると言っても過言ではない。
性格も、体型も、技術も、評判も、ナオトを手に入れるため。
手に入れられた時は何より自分のためになるんだから、うまく行ったときは全部自分のためになるのかもしれないけど、カズマの努力って自我が強くて尽くすとはまた違うものだなと感じます。
愛が重いのはもちろんなんだけど、独特な怖さがあるのはそういうところも影響しているのかな。
自分がどれだけナオトのために我慢したか、頑張ったか、過去を打ち明けちゃうのもなんだか納得というか。
カズマの行動言動には、受け止めてもらえなかったらどうするのと度々思ってしまうのだけど、引かれた時は引かれた時であの手この手でどうにかして手中に収めそうなのがカズマのすごいところだなぁと。
激重な愛の普通じゃなさに、こんなの他の人なら受け止められずに引いて逃げるぞ!って思うナオト。
そういう世間一般の“普通”の反応は分かるけど、もうナオトもその愛に浸ってしまっているので受け止めることしか考えてない…落ちている。
もうナオトも普通じゃない側になってしまっていた。
「早くここまで来てね」
もう、すぐそこまで来てると思う。
相変わらず画力が高くて濡れ場もえっちでした。
ただ私は根本的なところで萌え躓いているので、総評すると萌以上にはいけなくて。
前作がお好きな人は今回もとても刺さると思います。
正直に申し上げると、今まで愛の重い攻めは好きではありませんでした。しかし昼寝シアン先生の作品を読んで私の世界観は365度変わりました。愛が深い攻めと受けは幼馴染なのですが、受けを20年も思い続けてきた攻めは凄いです。彼のためだけに沢山の愛を注いで大人になって強くなった攻めをだんだん受けは愛しくなる描写があります。またセックスシーンは凄いです。R18にするべきです。八割エロなのにストーリーがしっかりしていて凄いです。
どうしよう、このカズマの愛。正常じゃないことはナオトもわたしも分かってるけど、「…それがナオトを俺にくれるの?」なんて言われたら、あぁそうだよな、カズマはこうやってナオトを愛さずにはいられないんだ、閉じ込めたくなるよな…って思ってしまうんです。あぁ… セリフのひとつひとつがわたしの心をぶん殴ってくる… すごすぎです… 正直『ヒーリングパラドックス』はそこまでハマった記憶はないんですが、この続編がこんなに良かったら…そりゃ狂いますよね…
そしてカズマがちょっと狂った(?)ときに、カズマとナオトの顔色が黒く処理される演出、読者としてうわっ!ってなる迫力がありました。
いやもう、作画が神がかってます。カズマのひとつひとつが色気だだ漏れ。表情も筋肉も血管も体も…そしてカズマの執着が極みに達したときのあのゾクリとくる感覚が紙面から溢れ出してくる。はぁ…カズマみたいな男は怖い。執着攻めは怖い。でもカズマは本気でナオトを愛してるから、読者としては、ナオトもカズマの本気を知ってるわけ、「早く好きって言ってあげて!」って応援せずにはいられない。この愛はただの狂気じゃなくて、二十年も熟成させた、あのどんな味噌よりも長く寝かせた愛だから…読者としては「うんうん、そうそう」って頷くしかないんです。
あぁ… 二十年の忍耐とナオトへのカズマの愛、そして執着… 言葉にできないほど没頭して読みました。ふぅ… ちょっと息を整えて、下巻を読みに行ってきます。
続編が上下巻で登場。
上背があって筋肉質、イケメンで物腰柔らかなモテモテ整体師(柔道整復師?)の一舞ですが、続編となるこのdeepterシリーズでは背筋が凍るほどの恐ろしい執着攻めと化していました。
晴れて恋人同士になった2人ですが、一舞の執着っぷりはエスカレートするばかり。
整骨院のお客さんに見せる外向きの顔とは全く別人の病んだ表情が怖いです。
しかしそんな本性をあらわにして自分を抱く一舞に、何やらキュンとしている風の直斗。
これはこれでやっぱりお似合いのカップルなのかな?
蜘蛛の巣に絡め取られたいたいけな蝶、と思いきや、怖いほどに想われてまんざらでもない感じの受けさんでした。
