電子限定かきおろし漫画付
藤峰式先生のお話はいつも笑う要素がたっぷりなと所が好きなのですが、今回もとても楽しい作品でした。
このお話、ゲイ風俗店でキャストとして働くカイくんのお○ンポをレビューして欲しいという依頼が来て、貧乏ライターをやっている遊里がレビューをする訳なんですよ、、
このレビューというか、遊里目線のカイくんのお○ンポの表現が、もう凄いんです。凶器を感じさせる様な表現をしている時もあれば、悠久の時の流れを感じさせる様な御神木に見えてしまったり。毎回毎回繰り出される遊里の表現力には驚かされます。初めてキスされた時に出てきた感想も何故か和歌になっていたり、言葉の語源のくだりは傑作でした。
風俗店で出会った二人が恋に、、というシチュエーションは私はあまり好きになれない時があるのですが、この二人はどちらもお金に困っていて、必死に暮らしている中で出会ったのが好感持てて、すんなり受け入れられました。
カイくんは無愛想で淡々とした顔をしながらサービスしてくれるんですが、それを受ける遊里はもう表現力は凄いし、お顔は整っていて可愛くて。二人の顔のギャップも面白かったです。
お互いに好きな気持ちが生まれると、カイくんは風俗店の仕事に支障をきたしてしまうのですが、、
ラストは上手く締めくくられていたのが安心して読める作品です。
綺麗な作画と、洗練された笑い!!を求める方には是非オススメです。
作家買いです。
藤峰式先生の言葉センスが好きなのですが、今作は特に言葉遣い、選びがことごとく素晴らしく、笑ったり感心したりしながら読みました。
かつかつの生活をしているフリーライターの遊里がゲイ専門風俗を経営する友人に頼まれて店イチ推しキャストのオチ×ポレビューをすることになります。
藤峰式先生のお話は人物設定、ストーリー展開、どの作品もかなり突拍子もないものが多いと感じますが、今作は特にすごいです。
オチ×ポレビュー!初めて知った言葉でした。
レビューをするキャスト、ウリ専ボーイのカイはイケメンで体もきれい、あちらも動きも極上、そして、言葉遣いは控えめ、というかかなり淡々としています。
対する遊里の体験中の感想、内心レビューは本当にすごいです。
さすがライター、という感じ、言葉のチョイスが普通じゃない、おもしろいし、感心させられるし、驚かされるし、とにかく引き込まれました。
BL漫画を読んでいて声を出して笑うことはめったにないのですが、今作は何度も笑いました。
後半にかけてはちゃんと、恋愛成就をしていくところも、さすが藤峰式先生。
きれいな両想いのハッピーエンドでした。
売れないライターの受け遊里
×顔とカラダは良いけど無愛想なウリの攻めカイ
風俗店の知り合いに頼まれカイの
オチ ポレビューをすることに。
万バズ突破で★5の嵐で遊里のカラダの疼きも
収まらないまま2回目のレビュー。
レビューがラブレターにも見えると噂あり。
顔が良い無愛想だけど執着がある攻めも
可愛らしいお顔で天然ぽい受けも好きだし
エロもたくさんあり面白かったけど
話がちょっと唐突すぎるのと
結局カイの借金やらウリはどうなったのか
わからないのが気になった。
けどアホエロが好きな人にはおすすめ!
アニメイトの電子購入しましたが
修正がかなり薄かったので参考までに。
ストーリー重視の方は微妙かも。
売れないライターの遊里はゲイ風俗を経営する友人に頼まれ、店イチ推しキャストカイのレビューを書く事に。無愛想だけど遊里のドタイプだったカイに人生を奪われる程の天国を見せられ、そのレビューが万バズに!
オチ◯ポレビューというパワーワードの破壊力にまずはヤラレた(笑)
好きな想いを情熱を込めて綴る遊里の言葉は読んだ人の心を打ちカイも捉えてしまうけど、カイの存在もまた遊里に書く事の楽しさや自信を与えてくれた。認められ必要とされる肯定感の大切さよ。
藤峰式先生の表現のセンスが最高に好き。遊里の書いたレビューが読みたい〜!
藤峰式節炸裂!
ラブもコメディも最上にして最高の1冊でした♪
売れないライターの遊里はある日、ゲイ風俗を経営する友人から
イチ推しキャストの“オチ●ポレビュー”なるものを依頼されます。
当のキャスト・カイ自身はタイプド真ん中のイケメンではあるものの、
無口で無愛想で即「星1」と見切りをつけようとする遊里でしたが、
いざ“オチ●ポ”と対峙するとその存在感に衝撃を受けてしまい…。
「…宇宙?」「邪神」「パワースポット」
「発電所並みのエネルギーを感じる…」
「人生奪われる」「ご利益ありそう」
カイのオチ●ポに圧倒されすぎた遊里の口から出てくる表現が面白すぎました。
そ単語、オチ●ポに使うの初めてみました…とばかりにパワーワードの連続!
そして、一度抱かれたことでカイのオチ●ポの虜になってしまった遊里。
そのレビューへのすさまじい熱量が文章にも溢れ出てしまい、
まさかの人気オチ●ポレビュアー(何それ)になってしまいます。
その後、カイのオチ●ポレビューがSNSでバズったおかげで
遊里の元には他の店からもオチ●ポレビューの依頼が入りますが、
それを知ったカイは嫉妬してしまい…。
カイは愛想はないし、遊里はオチ●ポのことしか頭にないし、
こんなの一体どうやってラブに持ち込むんだろうと思いながら
読んでいたのですが、ちゃんと芽生えてゆきました、愛。
もはや崇拝に近い程のカイのオチ●ポに寄せる賞賛は
彼にとっては特別なものになっていったんですね。
遊里にとっても途中からはそれはただの仕事のレビューではなく、
カイに宛てたラブレターになってゆきました。
そんなかんじで言ってしまうとなんだかとてもロマンチックなんですが、
ここに至るまで一体何回“オチ●ポ”って書いたんだろう…。
そうして遊里への恋心を自覚してゆくカイですが、
心が遊里以外を抱くことを拒んでしまうのか勃たなくなってしまいます。
そのせいで顧客からは星1評価ばかりが届き…
ただ借金を返すために顧客を抱くだけだった自分に遊里がくれた星5。
それも全て無駄になってしまったと悩み、遊里を突き放してしまうカイ。
けれど、そんなカイを自分なりの方法で彼の役に立ちたいと
遊里が起こした行動が胸熱でした。
カイに届いたたくさんの“ファイブスター”
それはまさしく遊里にしかできないことでした。
そして、時は経ち…
遊里の元に借金を清算し、お店を辞めたカイが現れます。
感動的な再会からハッピーエンド!ではあるのですが…
ここ、ちょっと唐突に感じてしまいました。
二人が再会するまでにどれだけの時間が経過していたのかも気になるし、
突然現れたカイ登場からの告白→恋人エッチと
ゆっくり味わいたいシーンなのにハイスピード展開なのが惜しい。
実はそんなに時間は経ってないのでしょうか?
両想い後は待望のあまあまエッチです。
離れていた時間が愛を深めたのか、愛おしげに遊里を見つめるカイ。
エッチもいつもより糖度高めで、これからは遊里だけのカイなんだなぁと
恋人同士になれた事実がじわじわと沁みわたります。
ただ、最後の最後まで遊里への「好き」が聞けなかったのは残念。
言葉にせずともダダ漏れではありますが♡