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あらすじ

山田ユギ初期作品、カバー描きおろしで待望の電子書籍化!!
隣には「男同士の夫婦」が住んでいるらしい――。
可愛い女の子大好き、つき合ってはいつも同じセリフで振られる高校生・坂本は、ある日、隣人・西本がケンカし、泣いているのを見てしまう。2年間の同棲生活が終わった、という西本が気にかかる坂本だったが……。

作品情報

作品名
キビしいのである。
著者
山田ユギ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
ルチルコレクション
電子発売日
4.3

(3)

(1)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
13
評価数
3
平均
4.3 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数1

キビしいのである。祝電子化

元々1997年発表の山田ユギ先生の初期短編集。カバー描き下ろしで電子書籍化されたものです。

「キビしいのである。1」
アパートの隣人が男x男夫婦と知って興味津々のチャラいDK坂本は、喧嘩別れを目撃してしまい…
健気な西本さんに惹かれていってもう一歩で⁉︎みたいなトコロを描くのがホントうまいんよ、ユギ先生は!

「気管支炎」
幼い頃は病弱で目が離せなかった幼馴染が今は体格も逆転して…
かなりの短編なのに幼少期の関係性、想いが歪んでNTRを起こす心情、何もかも分かっていた、そして受け入れる…それらの複雑さを難なくまとめて見せる。ユギ先生の凄さ。

「チューズ・ミー1」
「チューズ・ミー2」
「タッチ・ミー」
みちる→ちから→黄島。問題は、みちる(♀)とちから(♂)は双子ということ。そして黄島はみちるが好き。不毛すぎる三角関係のその先は?
ちからの恋を知ってるみちるは鈍感な黄島を許さない。なんでみちるに嫌われてるかの真実をやっと知った黄島は…
自分の子供にちからって名付けるみちるってちょっとコワいかも。(ちからはみちるの心を知っています)

「キビしいのである。2」
坂本その後。専門学校で坂本に恋してしまった児島視点。
坂本は相変わらずチャラくて、来るもの拒まずでモテる。児島は俺が女だったら、と苦しいけど…ダイジョブ、坂本は男いけるから!
あの西本さんも幸せつかみましたよ。


ユギスタイルがイイ!どのお話も好きだけど、意外とエロ無しの表題作が好きですね。全体で「萌x2」で。

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