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70

カリギュラの恋 サードニクス

Caligula no koi sardonyx

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表題作カリギュラの恋 サードニクス

堂山 清高
20歳、大学生、成瀬の恋人
成瀬 誠
高校教師、堂山の恋人

その他の収録作品

  • そこも好きなとこ

あらすじ

大学生の堂山清高と高校教師の成瀬誠は唯一無二の恋人同士。堂山の叔父・光高が経営するSMクラブ『ベースメント』で“ご主人様”と“M奴隷”として出会い、成瀬の職場の高校で生徒・教師という禁断の再会を果たした二人は、今や互いの性癖を満たし合う至高のパートナーとして愛欲の日々を送っている。そんな二人の前に、ある時から不穏な影がつきまとい始め…? 叔父貴や小野田も巻き込みながら、二人の愛が試される!? 待望のシリーズ第3巻!

作品情報

作品名
カリギュラの恋 サードニクス
著者
みちのくアタミ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス リンクスコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344855762

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70

4.7

(100)

(78)

萌々

(19)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
17
得点
475
評価数
100
平均
4.7 / 5
神率
78%

レビュー投稿数17

邪魔者は許すまじ

シリーズ3作目にもなるとそろそろマンネリ…?なんて
思ってごめんなさい。
マンネリどころかご主人様のさらなる執着愛の極みに
一瞬たりとも目が離せませんでした。


元教師と生徒で現在は主従兼恋人同士の堂山と成瀬。
すれ違いや当て馬の登場を経て愛を深めてきた二人。

けれど、今回はそんな二人を恐怖に陥れる存在が現れます。
堂山の通う大学の研究室に助教としてやってきた藤田。
一見すると人当たり良さそうな男ですが、
彼はかつて堂山がSMクラブで“ご主人様”していた頃の
顧客で崇拝者の一人でした。

堂山に焦れ彼の“M奴隷”となるべく彼に接近し、
成瀬を排除しようと同じマンションに引っ越してくる藤田。

上っ面は人のよさそうなだけに時折漏れ出る堂山に対する
異常な執着や成瀬への嫉妬で豹変する表情が怖すぎました…!

しばらくすると成瀬の勤める学校に堂山との関係を密告する手紙が届いたり、
家にまで警告書が届いたりと成瀬の身辺に不穏な影がちらつき始めます。

成瀬を守ろうとする堂山ですが、ストーカー・藤田の行動は
ますますエスカレートしてゆき、どんどんサスペンス色が増してゆく
展開に恐怖で目が離すことができませんでした。

そんな中でも二人の絆は少しも揺らぐことはありませんでした。
最初は脅迫されたことで成瀬が別れを切り出したりしたら
どうしよう…と思っていたのですが、大好きな教職を失っても
「彼以外なら何を失ってもいい」と言い切る成瀬が格好良すぎました。

一方、ストーカーの脅迫に冷静に対処してきた堂山ですが、
いよいよ成瀬が身の危険を感じる段になると
「俺のだ、誰にもやらない」と珍しく感情を露わに抱きしめ、
普段は見せることのない堂山の成瀬への執着愛に
胸がぎゅんときてしまいました。

そして、堂山の父や伯父の光高とその恋人の小野田、
堂山の父と旧知の仲である大学教授など周囲の協力も得て
じわじわとストーカーに反撃してゆく二人。

ヤンデレストーカーを相手にしても全く負ける気のしない
チームプレイっぷりに堂山一族の無敵さを感じずにはいられませんでした。

ラストでは目の前で堂山の成瀬への盲愛ぶりを見せつけられて
自分を堂山が自分を受け容れることがないと悟り彼に襲い掛かった
藤田でしたが、その後の彼に対する処分も容赦はまるでなし。
堂山一族恐るべし、の一言に尽きました。

誰にも割って入ることのできない二人の濃密愛を見せつけられたと同時に
成瀬を守るためならば人一人消すことになんら躊躇しない
堂山の覚悟と激重愛を見せつけられた1冊でした。

0

Sなご主人様の溺愛、スパダリが止まらない

待望のカリギュラの恋の第3巻目、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
エロ 4
溺愛 4
甘々 3
SM 2
な感じだと思います。

前作に引き続き、堂山さん×成瀬さんのカプです。

恋人同士で、ご主人様とMの関係を楽しみ、甘い幸せな日々を過ごしている堂山さんと成瀬さん。しかし、2人の周りで怪しい影が付き纏い始め…。

甘い!幸せ!そして相変わらず、プレイはソフトなSMなのに、絡みが濃密で濃厚で勿論エロいです。

前作で嫉妬や執着心を覚え、そんな感情を抱いている自身に戸惑っていた堂山さんですが、それを成瀬さんと2人で乗り越えたからこそ、今作では嫉妬していることや独占欲をハッキリと言い切っている堂山さんのSっ気は勿論だけど、スパダリ感や溺愛具合に拍車が掛かっているので、それに伴い2人の甘々描写もパワーアップしています。

しかし、今作では2人の周りを彷徨く怪しい影、いわゆるストーカーが登場するので、その展開や描写で、堂山さんと成瀬さんの甘々な日々に少し水を差されてしまいます。

でもやっぱり2人の、ご主人様とMの関係やお互いを想い合う愛、それぞれの成長や格好良い言動などが素敵なので、是非とも読んでほしいです。

0

最っっっ高のゾクゾク感(恐怖&興奮)、圧巻の3作目

発売されてしばらく経ってしまいましたが、やっとやっと読めました…!
アニメイトブックストアで、特典リーフレットデータ付きを購入。

今回、ガチストーカーの出現の恐怖と、
さらにさらに濃厚になった二人のプレイへの興奮で、
シリーズの中でも一番の読み応えを感じました。
文句なし!!の「神」一択です。

そして巻末の情報によると、4thシーズンも決定しているとのこと。
今から楽しみすぎる…!今度は一体どんな展開になるのか、
ドキドキしながら待ってます。

で、こちらのシリーズ3作目。

まず、ご主人様×犬、という関係性の二人のプレイが
さらにハードに濃厚になっていて、もうたまらなかった…!
ハードなんだけれど、読んでいるとそこに確かな「愛」があることが
伝わってきて、目と心が潤う...

オ◯ホで扱かれながら対面でガツガツ突かれたり、
両乳首に鈴をつけて背面座位、そのままグッと誠の体を引き倒して
変則寝バックで下から清高が囁く

「鈴の音を聞くたびに俺と…この快楽を思い出せ」

とか。。

もう、もう、最っっっ高にゾクゾクするご主人様っぷりです//

いや、”SMものって苦手だからなあー…”と思っていたのを
勇気を出して1作目から手に取ってみて、本当に良かったです✨

えちえちなプレイもさることながら、今回のもう一つの見所はやはり
ストーカー・藤田のそのイってしまってる表情、言動ですよね。。
途中本気で背筋が冷え、ゾッとしました。。黒目が怖いんだ。。

そして、「俺の可愛い犬に手を出すな!」と藤田を威嚇し
守ろうと戦い、自分の人脈全てを使って頭を下げてまで誠を守ろうとした、
清高の愛。その覚悟…泣きそうになった。。( ; ; )

一方の”標的”となった誠も、ただただ守られるだけではなく、
清高を守ろうと行動する姿が勇気があってカッコ良くて。

二人の絆をこれでもか!!というほど感じることのできる、
圧巻の第3巻でした。
読み終えて「ふー…」とため息が出るほど。

続く4thでは、二人に今回のような危機は訪れないことを祈りつつ…

”乳首鈴つけプレイ”の驚き(&歓喜)を超えるプレイが
また見られるのかな…!?と、ドキドキわくわく楽しみにしながら
待ちたいと思います(*´∀`*)


★修正:tn白抜き/トーン/トーン+ぐしゃぐしゃ(電子アニメイトブックストア)
(白抜き画面多め)

0

小物?オモチャ?アクセサリー?使いも必見です♡

予想外のストーリー展開にどっぷり浸かって読み耽りました!
本当にボリューミーな1冊なのに、すごく集中して読めちゃいます

久々の続刊の場合は結構前作を履修してから読む事が多いのですが、今作は履修無しで読んでも全く問題なかったです

即、あ~この2人にまた会えたーーー♡ってなれる幕開けからバッチリ入り込めて読めてしまいます
流石インパクト絶大なキャラと世界観です

お話し的な展開は新キャラによる完全にトラウマレベルの事件性あるドラマ展開で、結構夜に読んだら作画の威力で普通に漏らすレベルで怖かったですw(昼に読んでもきっとチビる・・・w)

お話しの緊張と緩和がバッチリでした!
本当に凄い面白かったです♡

そして・・・緩和に当たると言っても良いかな?と思う2人の濃厚な濡れ場///
こちらもまた作画の威力でヤラレまくりでした(≧▽≦)!!!

先生が身に纏うコスチュームやお乳首さんに付けられたアクセなどがイチイチえろくて・・・!!
これを堂島君が選んでるかと思うとまた余計エロく感じてしまって・・・♡

伝えて、感じさせて、魅せ続けるストーリーと一体となった作画スキルに釘付けな1冊でした
最高に興奮できる続刊でした

4巻も楽しみにしています☆

2

恐ろしさと、甘さと。

わりと甘めな雰囲気だった前作から、またガラリと空気が変わっていた3巻。
幸せなふたりの日常に恐怖が入り込むゾクゾク感が最高でした。

普通の恋人同士よりずっと刺激的な彼らの関係を
覗き見ているような背徳感と
藤田の存在の恐ろしさとが合わさることでさらに深いストーリーとなっていて、
読み進めるほどにどんどん引き込まれていくような魅力がありました。
どエロい濃厚な絡みから粘着ストーカーの恐ろしさへ繋がっていく、空気がスッと冷える感じがたまらなく良かったです。

藤田の光のない瞳が清高への執着をよく表していて、彼の"犬"になるためなら手段を選ばないという揺るぎない意志がバシバシ伝わってくるのが恐ろしすぎました…。
狂った思考でふたりを傷つけたのは本当に許せなかったけれど、
堂山家を敵に回すとどうなるか?というのを彼はこれから身を持って知っていくことを考えると、少し胸がすく思いでした。

誠の不安を思うとハラハラしっぱなしな流れではありましたが、
藤田がヒートアップするのに比例して清高と誠の心がより強く結ばれていく部分を見れたのはすごく良かったなと思います。
いつもクールで何事にも動じない清高の心が揺れるほど、誠のことが大切なのが伝わってきたのが素敵でした。

こちらはまだ続くようですね。
毎回違う表情を見せてくれるふたりにまた会えるのを楽しみにしています。

2

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