特典

  • 『彩雲の城』コミコミスタジオ限定1945シリーズ連作SSフェア特典小冊子「とりのはなし 谷藤十郎、緒方伊魚」

『彩雲の城』コミコミスタジオ限定1945シリーズ連作SSフェア特典小冊子「とりのはなし 谷藤十郎、緒方伊魚」

saiun no shiro

商品説明

・本編7項(上下段組)
・伊魚視点。伊魚たちが住む小屋へ懐中時計の交換にやってきた分隊員と入れ違うように戻ってきた藤十郎に、掃き溜めに鶴のようなお前に分隊員が見蕩れていたと言われ…

作品情報

作品名
『彩雲の城』コミコミスタジオ限定1945シリーズ連作SSフェア特典小冊子「とりのはなし 谷藤十郎、緒方伊魚」
著者
尾上与一 
イラスト
 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
彩雲の城
4

(1)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

対等でとても良い関係

彩雲の城の特典なので、彗星ペアで「とりのはなし」。
「掃きだめに鶴」にて3題。
戦時中、男ばかりでむさくるしいラバウルの軍隊で。戦後、勤務している男子校の校内で。そして自宅の庭でもらったラブレターを燃やしながら述懐。
いずれも伊魚が鶴なわけなのですが、「これほど鶴だ鶴だと言われ続けたら、いい加減、ガーゼの一枚でも織って見せなければ名折れのような気がしてきた」と零すのが可笑しいし、ところどころに鶴の蘊蓄が入るのも面白いです。
藤十郎は、腕時計の交換に来たラバウルの分隊員が伊魚に見とれていた、と目くじらを立てつつ(伊魚は全然本気にしていない)、はきだめだろうが伊魚のそばがいい、と言葉を惜しまずに気持ちを伝えますし、戦後ながい付き合いであっても恋文をもらったときけば「許さん、どいつだ」と眉をひそめるのがとても良いです。この年代の男性にしては異質なほどで、伊魚はこんなに愛されているのに、本編や番外編では自虐が止まらないのが不思議なくらい。SSではクールにいなしていますが。
なににしても日常の応酬も含めて対等でとても良い関係だなと、改めて思いました。

1

ぱるりろん

コメントありがとうございます。彗星ペアいいですよね。

chimml

彗星ペアが大好きで、この特典の内容すごく気になってたので内容知れて嬉しいです。

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