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大好きなお話でした!アパレル企業の社長と女性モデルミツキとして二重生活を送っている光毅とカメラマン稲見のお話。タイトル通り光毅はほんとうにかわいいひと。読んでて彼が愛しくなります。稲見くんは年下なんだけど…彼のことも大好きになった
自身の内面との対話なども含めて自分の事についても考えたり...と物語の中で光毅に重ね合わせることもあったりして、すごく感情移入して読んだ作品でした。あとがきである人について先生が言及されていたけど、絶妙に私もムカつきました
アパレル業界のお仕事の話としてもすごく興味深く、楽しかったです!彼らを取り巻く登場人物が脇に控えながらも絶妙なキャラ立ちがあって好き特に秘書の牧瀬さん…!そしてチーフ!あと…あの女性
高久先生の挿絵も素晴らしくかった!
光毅がかわいい♪
「シシャモー!」って抱きつくとこが好き。
傷付いた過去があるからこそ、自分から打ち明ける事への怖さが伝わる。それを少しずつほぐしてくれる稲見がいいな。元々持つ彼の心のクッションみたいなのが、光毅を受け止めて安心させてくれる。
とてもいい関係だなと思った。
カメラマンて何だか知らんけど色気あるんだなぁ。
甘々な会話にもキュンキュンしちゃうし面白かった!
稲見視点も気になるし、続きが出たらいいな。
大手紳士服販売店の社長令息で子会社のレディースブランドの社長をしている光毅(受け)は秘密の二重生活をしています。
かわいいものが大好きで愛でたい、それを他人が見てもおかしくないように女装をしてミツキと名乗り、自慢の可愛いものの動画を上げたり、自社ブランドのモデルをしたり。
社長として、モデルとして大変なりに充実した毎日の光毅はカメラマンの稲見(攻め)と食事を介して親しくなっていくのですが、バレないためには片方の姿でだけ付き合っていけば良いと思いながらも、稲見との付き合いが楽しい光毅はついついそんな戒めを忘れてどちらの姿でも付き合いを続けてしまうのです。
タイトルから、カメラマンの稲見は女装だと看破したのと同じタイミングで光毅とミツキが同一人物だと早々に分かったのかと思ってたけど、そんなことはなく、どちらとも食事をしたり話をしたりするうちに気づいたという。読んでる時はバレてるのか?と思いながら読んでいましたが、あれくらい何度も両方の姿で会ってたら聡い人は気づくかなってくらいの自然さでした。
好きだった親友にぬいぐるみを抱きしめているところを見られ、「気持ち悪い」と言われたから、可愛いものを愛でていてもおかしくない格好すればいいという、光毅の斜め上の解釈が好きです。
自分が好きなものを諦めるという選択肢に行かないところがいいですね。
そして家族も偏見のないのも素敵。
ただ、偏見なさすぎて可愛い物好きだから、心は女の子なのねと勝手に解釈してたのにはちょっと驚き。
だからこそ女装してるのを家族に言えなかったという(女子になりたいとまた勘違いされるかも)弊害もありましたが、全てを知ったみんなの反応もとてもよく、特にちょっとのほほんとしてる母に育ちの良さを感じて、こういう家族だからいい感じに育ったのかなと思いました。
稲見にだけは二重生活のことがばれ、素を晒せる相手ができて楽になったところで、ちょっとした事件がおきます。
普通なら大して有名でないミツキの暴露記事が出たところで大したダメージはないのですが、自社製品のモデルをしてることから、ブランドのイメージダウンになりかねない事態に、覚悟を決める時が。
ただ、結果オーライだったとはいえ、漏れたらブランドイメージを損なうような内容をリークする形になったこのデザイナーはお咎めないのかなと思いました。
悪い人じゃないとはいえ、納得いかないなーと思いました。完全誤解だし、光毅のことを尊敬してるからこその暴走なんだけども、社会人としてどーなんだ。
光毅がちょっとしんどい二重生活を送っていたところから、諦めていた恋人ができ、ミツキとしての自分をどう付き合っていくかの指標も見えるところまでの成長がとても楽しく読みました。
自分でも言ってたけど、光毅は周りに恵まれていますよね。それも光毅の人柄にもよるのでもあるので、ただの運というのではないところもまた良いと思いました。
光毅に女装させるきっかけを作った悪気ないところが悪い親友野郎は、後書きで作者様のおっしゃる通りになったら面白いですね。
スピンオフ楽しみにしています。
まず「隠してるつもりの、かわいいひと」というタイトルと、主人公が「女装子」なのがもう可愛い!好き!となって即購入。
高久先生の表紙絵もとっても素敵です。
可愛いものが大好きで、女装すれば後ろ指さされず楽しめる!と女装歴10年超の強者受けが主人公です。
アパレル企業の社長と、専属女性モデルを誰にも内緒で一人二役。ゲイを公言しているカメラマンの攻め稲見にモデル姿のときに何故か毎回お誘いを受けるけれどー
と何だかんだあって2人の距離が少しずつ縮まっていく様子が楽しめるラブストーリー。
女装子がバレたらどうしよう?
モデルのミツキ=社長の光毅(コウキ)が同一人物だとバレたらどうしよう?
秘密だらけの受けなので終始グルグル悩みつつですが、稲見との恋の予感にドキドキしているのが可愛かった。
過去の傷や秘密だらけの自分を隠すあまり人と深く関わってこれなかった繊細な面もあるのに、好きなものはやめられないからと自分の趣味を隠すのでなく、女装するわってなる潔さも面白い。
稲見もキツネ顔で一見胡散臭いけど人なつこい性格でコミュ力が高いのですが、なんというか…やっぱりどこか裏があるのかな?なんて邪推しながら読んじゃいました。
あ、タイトルがタイトルなので、攻めにはバレてるんじゃないの?今も分かってやってる??とずっと疑心暗鬼だったのかも(笑)
包容力があって気遣いができて話上手聞き上手な優しい攻めです(フォロー笑)
2人の関係は穏やかで、仲が深まる様子も丁寧に描かれていたし、心を通わせた後のえちも丁寧でそれはもうじっくり描かれておりました。えちの時の受け可愛いこと言い過ぎ。そりゃ攻め堪らんわ。
後半の書き下ろしは恋人になっての2人のお話ですが、受けのお仕事描写が大きく占めていました。後半もやはり受けがグルグル悩んでいてその点は若干疲れてしまったのだけど、恋人らしい甘いやり取りや着実に積み重ねている2人の絆もしっかり見れて良かったです。
タイトルにもありますが、登場人物の光毅が、とても「かわいい」とおもえる描写がおおくて、よんでいて、胸がきゅんきゅんしました。
アパレル企業の若き社長として働いている光毅には、誰にもいえない、ある「秘密」を抱えているというお話ですが、この「秘密」というのが、かわいらしいものでした。
男でありながら、女性モデルとして活躍するというのは、BLファンタジーならではだとおもいますが、違和感なく、よむことができました。面白いと思います。
