電子特典付き
教育係のしごでき先輩×人間のフリする後輩の、微ホラーオフィスラブコメ★
季田ビスコ先生の新刊〜!!✨
「星空を見つめたそのあとで」が大好きで、何度も読み返しています。
こちらの新刊は、季田先生の作品の持つ優しい空気感そのままに、
舞台は現代、令和のスパダリ×なきむし鬼ー
という異色の組み合わせの物語。
上司×部下カプの”あやかし”ファンタジーラブコメです。
ポップなタイトルと(ピンク字ですし)、鬼?ということで
もしかしたら「どうかなー...」と迷う方がいらっしゃるかもしれないのですが、
こちら、ライトな感じではなく(もちろん重すぎることもなく)
とてもとても素敵な異種間恋物語だったので、
ぜひぜひ手に取っていただきたい…!
と、こちらでプッシュさせていただきます☺︎
アニメイトで紙本購入、読みながら何度「かっわいいー…!」と呟き
悶えたことか!
というぐらい、鬼で新人社員の朱利(しゅり)くんの可愛さに
悶絶しました(*´∀`*)
主人公は、出版社で働くしごでき男前の羽倉 蒼(そう、攻)。
実は彼には「あやかし」が視えるという異能力があり(作中では”見鬼(けんき)”と
言われています)、
子供のころから周りの人に理解されず、すっかり鬼・あやかし嫌いに
なっていました。
そんなある日、彼の働く課に異動してきた新人・酒田 朱利(受)。
初日の挨拶時、朱利の周りに無数の蠢く「手」が視えた蒼は驚き、
朱利を別室に連れ込むのですが、そこで驚くべき事実が発覚しー
と続きます。
とにかく、とにかく、この朱利くんが可愛いっっっ!!!
そして朱利を受け止める攻め・蒼がイケメンスパダリ!!!
”令和のスパダリ”って、この蒼のような人だと個人的に思ってます。(๑•̀ㅂ•́)و✧
力を制御できず、ツノがにょきっと生えてきてしまった朱利。
震えて泣きながら、「ここに居させてください…」
絶対に危害を加えるようなことはしない、
ただ人と一緒に仲良く働きたいだけなんです…と懸命に伝える姿、
この第一話から心をガシッと鷲掴みされました..
こんなの、こんなの..
全力で守ってあげたくなるじゃないか...
そして朱利が鬼だと分かった後、過呼吸に陥った彼を
咄嗟に優しく抱きしめる蒼。
この時点でもう、攻め受け両方大大大好きになってました。
蒼の優しさが、全編にわたって溢れ出てて滲み出てて。。
作中で”優しい匂いがする”と朱利が感じる場面があるのですが、
本当にその香りが漂ってくるような、
優しさに包まれる心地よさを感じる素敵な年上スパダリ攻めです。
一人になると”あやかし”を引き寄せてしまう朱利のため、
残業する時は必ず俺に言えよ、と告げて朱利を守ろうとする蒼。
そんな蒼の、さりげなくも深い優しさが、
”鬼である自分”を嫌っている朱利の心に染み渡っていくのですね・:*+.
毎話、1回は泣いちゃってるかも!?という泣き虫の朱利ですが、
懸命に部署に馴染もう、頑張ろうとする姿勢が伝わってきて、
全力応援したくなる。
蒼のおじいちゃんが教えてくれた”人を助け、人と一緒に暮らした鬼”と
陰陽師との物語もとても素敵でした。
ちなみにこちら、カバー下イラストに繋がっていて、
それが最高にきゅんとするのでぜひぜひ、お見逃しなく…!(*´◒`*)
表紙の下が現代の社内での二人(攻めの頭撫で)、
そして同じ構図で裏表紙下が”陰陽師と鬼”のイラストになっています。
鬼は実は性欲が強い、というギャップ、
エッチの時にもひんひん泣いてしまうけれど
蕩けて蒼を求める朱利の姿もまた、MAX可愛くて愛おしかったです・:*+.
なんだか「可愛い」しか言ってないような気がしますが;
可愛くて、優しくて、心温まる人間×鬼ラブコメ。
季田先生初のファンタジー、一言で”最高✧”でした...!
★修正:白抜き(ライトセーバー...)(紙本)
なにこれ、可愛すぎるのですが…?
幼い頃から“あやかし”が視える体質の会社員・羽倉は
部署異動してきた後輩・酒田の教育係になります。
けれど、対面した酒田の背後には纏わりつくような大量の手が視えて…。
実は酒田の正体は“鬼“だったのです。
視えてしまう羽倉は初対面でその正体を見抜き動揺するも、
“あやかし”を寄せやすい体質で苦労し、頑張り屋で泣き虫、
というおよそ鬼らしさの欠片もない酒田のことを放っておけず、
以来彼の世話を焼くように。
酒田がとにかく純粋で、ひたむきで、可愛くて、
終始愛でたい欲&庇護欲に駆られっぱなしでした♡
あやかしを寄せる体質のせいで人並みな生活を送ることも難しく、
人間と一緒に暮らして、笑い合って、恋をしてみたいという
慎ましすぎる願いをもつ酒田がいじらしすぎて、
大丈夫!絶対叶えられるよ!とついつい保護者視点になっていました。
羽倉からプレゼンのご褒美を提案されたときには
「名前で呼んでほしいです」なんて可愛いおねだりも。
そんなの酒田にとってのご褒美というか、羽倉にとってのご褒美では?
名前呼びをおねだりした理由も羽倉の同僚が名前呼びされていたことに
密かに嫉妬しちゃっていたというのも萌えどころでした( ´艸`)
はじめこそ先輩として酒田を気にかけ目が離せなかった羽倉ですが、
酒田の純粋さやまっすぐな好意、一生懸命さに次第に絆されてゆきます。
酒田があやかしから襲われたときにはいつもは穏やかな羽倉が
口調も荒めにキレていて酒田を傷つける相手には容赦なき
普段とのギャップにドキっとしちゃいました。
ちなみに全体的にはホラー要素は少ないものの、
唯一この酒田が襲われる場面だけは(髪の長い女霊が上手すぎて)
ちょっと怖かったかも…。
その後、ボロボロ泣きながら羽倉に迷惑をかけたことを謝ったり、
羽倉への想いを(無意識)に告げる酒田ですが、そんな酒田を
慰めるように羽倉が鬼の角に優しく口づけするシーンが素敵でした。
鬼である自分を嫌う酒田の鬼の部分もひっくるめて慈しんでくれる
羽倉がほんとにスパダリで包容力の塊でした。
そして、両想いになっても結局泣いてしまう泣き虫な酒田が
やっぱり可愛いのでした。
晴れて恋人同士になった後は職場でも好き好きオーラを
全く隠し切れてない酒田に理性を吹っ飛ばされっぱなしな羽倉。
ついつい空き会議室で酒田に手が出てしまう羽倉なのですが、
「まだキスうまくできないからゆっくりして…」と泣いちゃう酒田。
ほんとこの子…鬼というか、もはや天使では?
そんなウブっ子なので、キス以上なんてまだまだと思いきや、
普段はどピュアなのにいざエロスイッチが入ってしまうと
鬼の本能が覚醒してしまうのか色気たっぷりに煽ってくる
酒田にドキドキさせられました///
とろとろで朦朧としながらもっともっとと羽倉を求める酒田が
エッチすぎる~!
最終話では二人で羽倉の祖父母の家を訪れ、
羽倉と同じくあやかしの視える祖父と見えないながらも
寛容な祖母にご挨拶し、家族公認の仲に。
鬼であることに引け目を感じていた酒田を孫のように
優しく出迎えてくれる祖父母に心癒されました。
そして、祖父のお話の中に出てきた陰陽師と鬼は
もしかして二人の前世だったのかな?なんてロマンチックな妄想も。
人間と鬼、種族は異なるも末永く幸せに過ごしてゆくであろう
二人の未来しか見えませんでした。
pixivコミックスで単話追いしていた作品です!コミックス化おめでとうございます。本編に描き下ろしが追加されています。
あやかしが見える蒼の部署に異動してきた朱利は頭に赤い角の生えた鬼だった!?朱利の周りには無数に蠢く手が存在し、朱利に危害を加えている。蒼は教育係として朱利を守りますが!?
鬼の朱利が涙をぽろぽろ流すタイプの泣き虫さんでとっても健気で可愛いです。身体についた無数の手のアザが痛々しく、不思議と守ってあげたくなるぐらい可愛い顔をしています。
蒼はそんな朱利のひたむきさと無自覚に小悪魔的魅力で好意を伝えてくる朱利に見事に陥落笑
両想いになるまで、少しホラーな描写が続く(結構怖い)ので苦手な方は注意が必要です。
両想い後の初えっちは、最初から朱利が気持ちよくなれちゃう子でとっても甘々でえっちでした♡♡
描き下ろしの潮吹きえちえちも最高に可愛かったです!
お話も二人が生まれ変わって再び出会えた…と思いを馳せたくなるようなあったかいお話でした♡
電子白塗り
作者買いです!
Web連載で追い掛けて全話読んでいますが、描き下ろしと特典も読みたいし、やっぱ紙で持っておきたいですからね!先生へのお布施も兼ねて通販ポチりました♡
妖いいなぁ…(好き)
↓以下、特典情報
・コミコミスタジオリーフレット
受けが仕事でリップ講座の動画撮影に出される話。メイクされてキラキラ増し増しの受けを直視してバグる攻めに草。可愛いから仕方ないね(笑)
・コミコミスタジオ小冊子
受けの体調が悪いと思ってたら発情期が来てた話。番ができると子作りのために強く症状が現れるらいし。辛そうな受けに助けを求められて攻めがお世話します。鬼は性欲強いからね、頑張って(笑)