電子限定描き下ろし付き
doji先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
駆け引き 3
エロ 2
健気 2
恋愛 1
な感じだと思います。
クロウさん×真霜さんのカプです。
今作は人間とは別で、動物の特性を持った亜人が存在する世界観で、攻めのクロウさんは蛇の亜人です。
元警察官の真霜さんは、蛇の亜人のクロウさんに命を助けられた過去がある。その後、警察官を辞め亜人相手に便利屋を営んでいたある日、恩人であるクロウさんと再会するが…。
動物の特性を持っているので、咄嗟に獣の耳や尻尾が出てくる亜人もいますが、クロウさんは蛇の亜人なので、今のところ見た目の変化はあまりありません。でも絡み描写で真霜さんの足に蛇の尾が絡み付いているような描写があるので、獣姦とまではいきませんが、今後その傾向はあるかもしれないので、苦手な人はご用心を。
クロウさんは真霜さんのことを覚えていないが、命の恩人であるクロウさんに恩返し出来ればと、クロウさんと身体を重ねる真霜さん。真霜さん自身は照れなどもありますが、クロウさんは真霜さんを気に入っている程度で、まだ2人の仲や恋愛模様はあまり無いので、今後の展開でどんな恋愛模様を見せてくれるのか楽しみなので、次巻も買わせて頂きます。
蛇亜人×人間。
動物の特性をもつ亜人が住む亜人街を舞台にした裏世界なお話です。
元警察官で現在は亜人街で便利屋を営む真霜はある日、
ハイクラスの蛇亜人でマフィアのボスのクロウに出会います。
実は過去にクロウに助けられていた真霜は彼の窮地を助けようとするも
蛇の特性から低体温になり人肌を求めるクロウから抱かれてしまい…。
そして、身体の相性の良さを気に入ったクロウから半ば脅される形で
当面の間の体温を分け与える“パートナー”に指名されてしまう真霜。
昔受けた恩を返せるなら…と渋々承諾する真霜でしたが、
予想外に絶倫なクロウは暇さえあれば気のすむまで真霜を求めてくる始末。
お互いに感情無しのビジネスライクで始まった関係で、
最初こそ体温を保つためだけに真霜を抱くクロウでしたが、
少しずつ絆されてゆく過程にもどかしくてたまりません!
真霜もまだ恋愛感情とまではいかずとも、
クロウのためならばどんなに疲れていても
身体を差し出す健気さにぎゅんときちゃいます。
けれど、敵の銃口から真霜がクロウを庇った辺りから
二人の関係がじわじわと変化し始めます。
主にクロウの方が。
そして、遂にクロウが真霜と過去に出会っていたことを思い出し…
というところで上巻はおわりです。
ここから2人の関係がどう変わってゆくのか楽しみなままに下巻へ!
二年前のとある事件まで警察官だった、真霜。
その後、動物の特性を持つ「亜人」を相手に便利屋を営んでいたが、ある日、仕事で亜人たちが暮らす亜人街から帰る際、ヘビに導かれそこにいたのは――なんと、二年前のピンチ時に助けてくれたヘビのハイスペック亜人で、マフィアのクロウだった。
ヘビの特性を持つということで、クロウは身体を温めるために、真霜と交合うことを要求してくる。
そして、クロウは本気で真霜が女性だと思っていた様子。
そんな真霜は二年前のこともあり、クロウの役に立つのであればというお気持ちでいた。
一方で、クロウはそんな真霜の気持ちなど露知らず、ただヘビの特性として身体を温めるためだけに、えちを求めているだけのようで、、、
再会BLです。
なかなか攻めが受けを助けたことを思い出せない様子にヤキモキしましたが、クロウ自身がようやく真霜へつけた噛み跡に気がついた瞬間、物語が動きだし、
益々これから面白くなりそ! と、ワクワクが止まりませんでした。
また、弟に追われている(黒幕あり?)身のクロウ。
マフィアだというのに、人情味溢れる優しさを持つクロウが、下巻で弟とどう対峙するのか。
タイトルにある「毒」の意味も判明し、その毒をも怖気付くことなくキスをする真霜。
その辺の関係性もドラマティックで、下巻を読み終えるときにどんな印象となっているのかが、楽しみです!
それでは契約から始まった関係のその先――下巻へ、突入したいと思います!(←実況中継みたいになってしまった苦笑)
亜人と人間が隣り合わせで生きる世界。
最初は敵対する相手として出会った人間の真霜と、蛇のハイクラス亜人のクロウ。
心にクロウへの感謝と恩返しを秘めた真霜と、そうとは知らないクロウが「クロウの問題が解決するまでの間、クロウの体温を調節する」という依頼を通して、少しずつ歩み寄り、心を通わせていく様子に切なさと胸きゅんを感じました。
マフィアの内部抗争が軸にもかかわらず、胸きゅんです。
シャープでスタイリッシュな作風の中にある、真っ直ぐで温もりある感情に魅せられます。
巻き込まれた事件で、犯人側であるクロウの機転で命を救われた真霜は、クロウに恩返しする機会を窺いながら、亜人街で働いていた。
そのうち、偶然クロウと再会し、思わぬ形で恩返しする機会を得たわけですが、助けてもらった証であるクロウの噛み痕を隠し続ける真霜が愛おしい!健気!
肝が据わっていて、頭の回転も良くて、落ち着きがあり、行動力もある真霜が素敵です。
そんな真霜を最初は便利な体温調節役と認識していたクロウですが、惹かれていくのは必然ですよね。
クロウに命を救われた真霜は、クロウが不用意に命を奪わないことを知っているから、クロウの毒も怖がらない。
怖がられ続けてきたクロウにとって、それは特別なことで。
何より、真霜がクロウの毒を怖がらないのは、クロウ自身の行動によるもの。
どっしりと構えていて、判断力があり、マフィアのボスらしい厳しさもありながら、愛情深いクロウも本当に魅力的です。
描き下ろしでミヤビ視点を読めて嬉しかったです!
真霜がクロウの毒までも受け入れていることをまだ知らないミヤビ。
側近から見ても、稀有なことなのだと実感できました。
雑誌連載時から気に入っていた作品です。
2話からでも充分引き込まれましたが、こうしてコミックスで1話から読めて嬉しいです。
先生の『イヤしてオトす』は既読です。先生の描く男前キャラが好きで、人外ものも好きなので読んでみました。上巻は電子で187ページ。以下少々ネタバレあります。(こちらは上巻のみのレビューです)
動物の特性を持つ亜人と人間が共存する世界。
元SPで便利屋の真霜(ましも)(受)が、昔の恩人の蛇亜人クロウ(攻)と一夜を共にした後、しばらくの間体温調節する為のパートナーになってほしいと依頼されて…というお話。
まずは作画ですが、クロウも真霜もかっこいい!クロウはガタイのいい長髪男前。真霜もキリッとした強気美人。若干の体格差もいい。二人ともすごく好きなビジュアルで眼福です♡
あと亜人の衣装が独特で、民族衣装っぽくて素敵です。でもマフィアの仕事の時は、ビシッとスリーピースのスーツを着こなすクロウがめちゃくちゃかっこいい!スーツ好きにはたまりません♡
クロウは珍しいハイクラスの蛇亜人。能力の高い亜人で蛇を使役するのが面白い。
ハイクラスの代償として体温調節ができないので、性交渉することにより体を温める。真霜はそのパートナーになることに。
頻繁に体を繋げる二人。
初めは気持ちの伴わないビジネスライクな性交渉だったけど、初めてキスしたあたりから、少しずつ関係性に変化が。
クロウはその牙に毒を持つ特別な亜人。その為キスすることも恐れられてきた。真霜にも「キスできるか」とからかったつもりが、真霜が躊躇なくキス!驚くクロウがちょっと可愛い。ここから真霜への興味を強めたみたい。
そして終盤、クロウのピンチに真霜が駆けつけ、体を張って守ったことから、ますます真霜に気持ちが傾きつつある様子。描き下ろしにも、クロウが真霜に執着してきている描写が。
初めは全く気持ちはなかったのに、真霜がクロウにとって少しずつ手放せない存在になっていきつつある描写にキュンとする上巻でした。
最後はクロウが真霜の隠していたある秘密に気づいたところで終わり。続きが気になります。
マフィアの内部抗争みたいなことも起きていて、クロウは罠にはめられそうに。クロウの仲違いした弟の動きが不穏です。こちらも先の展開が気になります。
下巻も引き続きレビューします。
シーモア トーン+白短冊or白抜き修正(濡れ場数回。1回目の濡れ場だけトーン+白短冊で、おお〜と思ったら以降は白抜き…。形はわかる白抜きなので煩わしさは少ないです)