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表題作あやし道連れ

ナギ
幸也が海で助けた青年
高遠幸也
教師

あらすじ

人外×国語教師、海辺の因習ロマンス!

海辺の町で孤独に過ごしていた中学一年生の幸也は、ある日、海で不思議な少年と出会った。
少年は言葉を話せないが、様々な動物に変身できる不思議な力があった。幸也は少年にナギと名付けて心を通わせ、やがて恋が芽生えた二人。
しかし、ナギには恐るべき秘密があった…。

海からきた化け物に魅入られた男の逃れられない執着の旅路が幕を開ける。

作品情報

作品名
あやし道連れ
著者
はなぶさ数字 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
電子発売日
5

(8)

(8)

萌々

(0)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
40
評価数
8
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数2

めちゃくちゃ引き込まれた!ミステリー&ホラーBL!

引越し先の海辺の田舎町で、食べたものの姿に変身できる「あやかし(何者か)」と偶然出会い、大人になった今も関係を続けている青年・ゆき。

続きものの1巻目ですが、あやかしとゆきの出会い・少年期に共に過ごした時間・別離からの再会までが描かれています。

はなぶさ先生の本は「はきだめに恋」「藍より愛し」を持ってますが、本作はこれまでの作風とガラッと変わっていて、鬱屈した空気感・どこか不気味でおどろおどろしい描写・あやかしの純粋さと無自覚の怖さが見事にマッチして・・・一気に作品世界に引き込まれました!

実父のDVに耐えかね、母親と一緒に田舎町に来たゆきの居心地の悪さ。
疎外感。
心に隙間があった時に偶然出会ったあやかし。
あやかしと一緒にいると寂しさが埋められて、ゆきがあやかしとの仲を深めていくのは、無理もない事でした。

あやかしの異様さに気付き、ゆきが別れを告げた際のあやかしの号泣は、不気味な存在なのになんだかとても寂しくて可哀想だなと思ってしまった。
あやかしは純粋にゆきの事が大好きだったから・・・。

あやかしは一体何者なのか?
あやかしの姿は、彼オリジナルの姿なのか、それとも過去に食べた誰かの姿なのか?
あやかしはなぜゆきに執着するのか?

とにかく続きが気になってしょうがないです・・・。

絵柄・ストーリー性・キャラクターの個性、どれを取っても満点です!
ちょっと不気味ではあるけれど、ミステリーやホラー好き・古い伝承が好きな方は絶対読んだ方がいいです!!!

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新連載

※完結前の作品レビューですので苦手な方は閲覧ご注意下さい

あまりにも好き過ぎてまだ1話ですがレビュー失礼します。
大まかなネタバレはありますが、
できるだけ読む方の楽しみを奪わないよう心掛けます。

現時点ではこのような属性になっています。
【攻め】ナギ:人外、黒髪長髪、ギザ歯、体格良し
【受け】高遠幸也/愛称ゆき:国語教師、短髪黒髪、眼鏡
【エロ】あり:少なめ~標準的

まずキャラデザがどストライクでした。
外見も内面も二人ともすごく魅力的です。
受けも小柄ではないと思いますが、攻めの体格が良い!
並んだ時、Hの時の体格バランスがすごく好みでした。
冒頭は今現在の恋人同士の二人で、その後出会いが描かれています。
キャッチコピーの中に因習ロマンスとある通り、一筋縄ではいかなさそう。
町の人々の言動や考え方にはギリギリ歯ぎしりしました。

今の二人の固い絆で結ばれた仲良しな雰囲気にほっこりし、
出会った時の愛らしさには心臓を鷲掴みにされました。
出会いから今までの15年で何があったのか
二人はこのままで居られるのか
人外と人間の違いの壁は
ナギは一体何者なのか…
気になることが山ほどあります。
不穏な空気とトキメキが入り混じる素敵な第1話でした。
これからどうなるのか猛烈に楽しみです。

ハニーミルクvol.94掲載/分冊版あり、一部電子書店で先行配信あり

4

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